通院（内科）

この前受けた甲状腺の血液検査の結果を聞きに行く。
異常なし。
良性のしこりだと思われるから、まずは他の病気を治療してから
半年後に経過観察にきてね、って。
ひとまずホッ。
　　　　　　

本屋で乳がんの本の化学療法の箇所を読みあさる。
私のような場合、やっぱり化学療法したほうがいいみたい。
（化学療法）＋ホルモン療法、ってカッコ書きになってるのが
ビミョーだけど。
先生もカッコ書きで書いていたっけ。
で、抗がん剤の副作用の頁を読んでいたら、
ふーっと目の前が暗くなった。
血の気が引いて、心臓がバクバクしてる。
貧血を起こしたみたい。
しばらくベンチで休み、気を取り直して別の本屋へ。

今度はこの前指摘された目の病気について調べる。
緑内障の症状のところに「街灯などがにじんで見える」とある。
月や星や街灯がにじんで見えるのは乱視のせいだと思っていたけど
病気だったのか。
特に治療方法はなく、最悪失明って…
　　　

思わずヨロヨロと宗教本コーナーへ行って
般若心経の解釈本（すごくいっぱいあった）に手を伸ばしてみるが
どれがいいのか選べなかった。

　　　　　　　　　　　　

葬儀屋さんが請求書を持って来る。
「うちの社長が猫山さんちの葬儀で一番良かったのは娘さんの挨拶だった
って言ってました」と言われる。
「一番よかった」って言っても葬儀って
他には挨拶以外だと読経と焼香ぐらいしかないような…
でも褒めていただいたのでありがたく受け止めておく。

　　　　　 　　　　　　

母がどうしても父が亡くなった病院へ出向くことができないというので
入院費の支払いに行く。
病棟に行けば父が寝ているような気が今でもする。

　　　　　　　　　　　　

諸手続きのために父の原戸籍を取ってきた。
滅多に見ないものだし、と思ってまじまじと眺める。

「婚姻の届出により昭和**年*月*日夫婦につき本戸籍編製」
という記述で始まっている。

こんな紙一枚で夫婦になったり、家族になったりするんだから
不思議な制度だね、戸籍って。