ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

世の管理職諸兄にささげる、休日一人ランチwithアルコールのススメ

2006-10-07 23:44:03 | 私のすきなもの
 私も実は企業の管理職のひとりなんですが、そういう私が自己をいやし、いろんなことを考え、いろんな作戦を練る、そんな時間を持つためにやっている方法について書きます。人によっていろんな方法をお持ちだと思いますが、私にはこの方法がとっても合っています。
 以前にここでも品川のオイスターバーのことを書き、自分ひとりの隠れ家みたいに使っているというようなことを書いたと思うのですが、要するにそういうことです。つまり、ひとりで、おちついてゆったりと遅めのランチができる場所に行き、ビールでもワインでも好きな酒をちびちびやりながらゆっくりと食事をし、そうしながらいろんなことを考えるのです。
 ポイントは、ひとりでゆったりできることと、おいしいものがあることと、おまけにおいしい酒があることでしょうか。
 この条件がそろうことによって、タイトな精神が癒されたり、結構冷静に自分と作戦会議したり、瞑想にふけったり、とっぴな想像力を羽ばたかせたり、そのときの自分の状況によっていろんなモードが出てきます。
 今日のランチタイムもそれをやりました。さるタイ料理のレストランでひとりで遅めのランチ。酒はシンハービールにしました。
 週末しかできないし、毎週やってるわけでもないんですが、これは私にはすごく貴重な時間です。精神がリフレッシュする、なんていうとすごくありふれた言い方でいやですが、まさにそういう実感をもてます。今日も仕事のアイデアが3つぐらい出ました。そういう時はすぐメモしますけど、そうでないと忘れるときもあるので。
 飲み過ぎないこともポイントでしょうね。一度オイスターバーで調子に乗ってワインを3杯くらい飲んだら、自己と対話するというよりただの酔っ払いになってしまいました。
 皆さんもだまされたと思って一度トライしてみてください。

自然教育園って行ったことあります?白金長者の夢のあとです。

2006-10-07 21:41:34 | グルメ&スポット
 休みの日に白金で2時間ほど時間をつぶす必要ができたので、庭園美術館で花の写真でも撮ろうと思って行ったら、咲いている花がほとんどなくがっかりして庭園を後にして歩いていると、その横に「自然教育園」というのがあり、中に入れるというではないですか。このあたり今まで数え切れないほど来ているのに、全く知りませんでした。
 早速入ってみて驚きましたが、まさに昔の武蔵野の自然がそのまま残されているんですね。あえて自然のまま残したいのでメンテナンスはするが人工的な手はあえて加えないようにしているとのことで、実際、歩いているすぐ前を小さなトカゲが横切ったりして、小さい頃蝶々を取りに駆け巡った京都・北山の野山を思い出しました。皇居の森以外で都心にこんなものがあるとは思いもしませんでした。
 お目当ての花は見ごろのものが余りなかったのですが、何枚かは撮りました。これもその一枚で、「たいあざみ」と札が立っていました。
 大昔は都心もみんなこうだったんですね。人が入れない皇居の森もこんな感じなんだろうなと思いました。
 説明を読んでみると、この自然教育園の歴史が非常に面白いです。縄文中期に人が住みつき、中世には「白金長者」と呼ばれる豪族が居を構え、その後は大名屋敷、軍の火薬庫、更には御料地となって、昭和24年に一般開放されるまではシモジモの立ち入りを拒んでいた都心の秘境だったんですね。
 こういう話を知って歩いているといろんなイメージがわいてきました。豪族「白金長者」が中世に築いた土塁が残っているのですが、この豪族たちに興味が深々とわいてきました。元祖シロガネーゼともいうべき美女たちもいっぱいいたんでしょうね。この豪族たちは地下深いところから今の白金をどう見ているのでしょうね。現代の「白金長者」たちが土塁ならぬハイテク高層マンションにこぞって居を構えていますが、その下には元祖白金長者たちが眠っているのですね。
 考えてみたら、現代の白金もずっと「秘境」でしたね。その状況が一変するのは地下鉄の開通です。地下鉄が通る前の、行きにくくて全貌がよくわからない白金のどこか神秘的なイメージがかえって懐かしいです。いまや、ベールに包まれていた神秘の美女がすっかり白日の下にさらされちゃって泣いてるみたいな感じです。昔から白金に住んでいる人たちもこんな風に思っているのではないかなあ。便利になったのはうれしいんだけどなあって。
 白金長者というこの豪族の名前、いつごろから使われていたのか知りたいなあ。ずっと後世になってつけられたのかなあ。会員制高級秘密交際クラブみたいで、かの「疑惑の銃弾」の三浦和義さんあたりが会長をやってそうなイメージですけど。
 それにしても、この自然教育園は、桜の頃や新緑、紅葉、雪景色など、四季折々さぞかし美しいでしょうね。ぜひまた行ってみよう。

見境いなしにひたすら保身に走る細野議員。モナ嬢がかわいそうになった。

2006-10-07 00:41:07 | 政治&社会
民主・細野豪志議員、政調会長代理を辞職 女性問題報道(朝日新聞) - goo ニュース

 細野議員の「懺悔」ぶり、見境いなしである。彼のホームページの「お詫び」も読んだが、余りの見境いない保身ぶりにモナ嬢がかわいそうになってきた。
 ひたすら自分の「おごり」がそうさせたんだと。好きになったとか、魅力ある女性だったとか、一言も書いてない。モナ嬢は早く忘れたいだろうからこの文章を読むこともないかもしれないが、もし読んだらとても悲しくやりきれないきもちがするだろうな。ちょっと魔がさしておもちゃにしただけなんですって、こんなに公式に言いまわって、ひどすぎるって思うだろうな。
 彼女の報道に携わる者としての見識の低さは眼を覆うばかりだが、それはそういう人をキャスティングしたTBSの責任だと思う。自業自得といえばそれまでだが、今回のことで彼女はとっても傷ついたろう、そんな彼女にこの議員の発言はちょっとあんまりでは。男としての薄っぺらさが改めて透けて見えた。すでにそう思っていたけど、この政治家、絶対信用しません。
 とても魅力的な女性であり、真剣に好きだったから不倫関係を続けてしまったが、それが政治家として許されないことに気づいて、潔く関係を絶ち、お互いの再出発を図りたい。真剣に好きだったとは言え、許されない関係の引き金を引いてしまったのは自分の責任であり、彼女にもお詫びしたい・・・とか何とか言えば随分見え方が違ったのでは。モナ嬢だって、こう言ってもらえば少しは癒されたのでは。
 こんなこと言ったら、他人事だと思っていい加減なこというな、って言われるだろうか?私ももし当事者だったら議員のように見境いなく保身に走るのだろうか?
 そうなってみないとわからないんかなあ。自分ではそんなことないと思いたくて、こうなっちゃったら男としての美意識を放棄しちゃってるから、それはないと思いたいんだけどなあ。
 今日の写真は、京都の植物園で撮ったソライロアサガオだが、くだらない男と火遊びしてひどい眼にあっちゃった傷心のモナ嬢にプレゼントしよう。