nekomitu日記

ポンコツ日記

向き合わない

2016-05-03 13:42:15 | 日記


最近…ふと思うこと…

「何故、人は真っ直ぐ自分とも他人とも向き合おうとしないのか?」ということ…

特に、男女間の恋愛感情が絡む場合や、夫婦間、はたまた親子、上司と部下
等々…

自分の感情に正直に言葉で表現する…相手に伝える努力をする…そこには本来、プライドや建前なんてないほうが健全なコミュニケーションが取れる…はずなんですが…

そもそも完璧な人間なんていないし、相手のことがわかっている「つもり」になっているだけで本当は理解してないのかもしれません…

なのに…意思の疎通がうまくいかない現実を、自分以外の要因に転転嫁したり、憶測で府に落とす事で「自分は間違ってない」と、納得させているだけなのかもしれません。

自分が、今置かれている現状から逃避しないで、自分が招いた現実と向き合い、その招いた困難が、なぜ自分の前にたちはだかるのか?と自分と向き合い

自から事態を改善するための行動を起こさない限り、結局自分の人生に満足することはありません。今を生きていないのです。

よくある例ですが、

心理的な成長が未熟なまま、年齢だけを重ねてしまって、「心理的には幼児のままの大人」になっている人がいるのです。

「自分は傷ついた」「自分は落ち込んでいる…悲しんでいる…」その感情を言葉で伝えることなく、周りに感じてもらう事で、自分の思い通りに周りにコントロールしてもらおうとする…

あるいは、
「私は拗ねている」「私は怒っている」この感情を言葉に発せず態度に露にする人も同じです。

無意識に、誰かを批判し貶める、比喩する…バカにする…その人のある側面だけで判断し、価値のない人間だと決めつける事で、自分を優位に見せようとする人さえいます。

「自分はこんなにいい人間なんだ」と…

「ありがとう」と言う場面で言わない…「ごめん」と素直に言わない…そんな人もいます。

「言えない」のではなく「言いたくない」から「言わない」のです。

よく聞く表現で…

「○○があるからできない」のではなく、本当は、そもそもやりたくないと思っているか、やることの必要性を感じてない…だからやらないのです。

「○○だから言えない」のではなく、本当は、言ったときのネガティブな状況を想像し、自分を守るために言いたくない…
というのが本当の心理状態なのです。

このように、自己防衛することで結果的に自分を苦しめる、悩みを作る…という事にもなるのです。

自分が心理的に幼稚であることを認識できれば、自分の感情が満たされない事、傷つかない事ばかり意識がいくのではなく、

周囲の人達の寛容さに、本来であれば感謝するということがわかる時が来ると思うのですが…

それを、自分の本当の気持ちや抑圧された感情から目をそらしたままで、自分とも現実と向き合わないままで、どんなにカッコつけても、虚勢を張っても、努力をしても、結局は空を切ってしまうのです。

そして、その努力は実を結ばないどころか、
周りから「扱いにくい人…何を考えているかわからない人」の印象を持たれてします。

自分の本当の感情から逃げないこと。これが自分自身を確立するための、たった一つの方法だと思うのです。

そして、心の重荷を背負って、それでも前向きに生きていこうと決断したときに、人は心理的に成長することができるのかもしれません…


自分のことを立派な人であるかのように装っていても、自身を確立すること、精神的に自立することはできません。

また、自分が何をすべき人なのか?自分がどういう人間であるのか?という、明確な自分像を持つこともできません。

どんなに社会的に立派な肩書きを得ても、「自分が何をすべき人なのか、自分がどういう人間であるのかという、はっきりした自分像」を手に入れることができないなら、そこには本当の安心や自由はないのです。

自分の在り方について、明確な意識を得るためには、苦痛が伴うかもしれません。しかし、この苦痛を受け容れれば、結果として安心も自由ももたらされるのです。

離婚した…会社を辞職した…あるいは恋人と別れた…という現実が受け容れがたいものになるため、

別れた相手に未練がある。辞めた会社に未練がある。こういう場合に、自分が選択した「別れた、あるいは辞めた」という行動が正しかったのだと、自分で自分に納得させるために理由を他に転嫁しようとするのです。

そのため、別れた相手をよくない人だと自分に言い聞かせるようになったり、辞めた会社のことをよくない会社だと自分に言い聞かせるようになります。

自分にそのように言い聞かせる事で自分の生き方は間違っていないのだと納得したいからです。

その都合よく歪め、納得した結果があるから、定期的に心理的混乱が生じるような気がします。


もちろん私自身も欠陥だらけの一人の人間ですが、この歳になって
やっと本当の自分と自由を手に入れたと思っています。

何故ならば、我が儘と言われようが自分勝手と思われようが…人からどう思われるか…よく思われたい…なんていう
人からの評価を一切気にしなくなったからです。

感謝を忘れず、自分の感情は、適切な言葉で表現する…
自分の感情に正直にやりたいことをやる…やりたくないことには一切じかんをしない。

自分責めたり嫌いになったりする、心の中の歪んだルールをぜーんぶやめてしまう…力関係、虚栄心、不安、孤独、柵もぜーんぶどうでもいいと感じる…
心は常に自由なんです。

普段の自分の感情に気付き、感情を吐き出す…マインドフルネスです。


但し…そこにはどんな批判も比喩も受け入れる勇気と覚悟が必要ですが…

たとえその生き方で孤立したとしても、自分を誤魔化して嘘ついて生きるよりよっぽど幸せだと感じるのです。

当然…そんな生き方をしてると敵も増えます(笑)

だけど本当に理解し合える人との出会いもあり、充実した時間を過ごせます…

残りの人生…まだまだ色んな問題に直面することでしよう…

だけど不思議と不安も恐れもネガティブなイメージもありません。

なるようになる…それでいいのだと思っています。














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2 コメント

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Re:これでいいのだ (nekomitujunko)
2016-05-07 14:59:46
この歳になると何事もsimpleが一番…(*^^*)私の口癖は「まっ!いいか!」です(笑)とりあえず答えがでないことは悩まない…起こりもしないことに不安を感じない…そんな感じです…その時考え判断すればいいと思ってます…

無駄な感情は捨てて身軽に…
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これでいいのだ (名無し)
2016-05-07 00:27:18
人生においてもビジネスでも大先輩であり、私と対等お付き合いいただいている方から、よく言われる言葉で心にいつもある言葉です。「これでいいのだ」。
天才バカボンで出てくる言葉ですが、すごく共感でき、失敗しても前向きになれるし、上手く行くと自画自賛でき、どんな状態にでも当てはまる深い言葉です。

今回のブログを拝見しながら、凝縮させていただくと、これでいいのだ。と解釈してしまいました。

管理人さんと似たり寄ったりの、私も自由人な生き方をしたり、しなかったりしています笑

人からより自分がどう思う生き方をするのか。。。大事にしています
でも、親としての責任を、まだまだ背負いながらの、自由な生き方て、なかなか疲れますよね笑
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