最近免疫力が著しく
低下中
のネコバカです。6月はいつになく疲労した月でした。
先ずはプーベベの病気。半月ほど前の子供の会にてプーベベは謎の発熱菌を頂いてしまったらしく、高熱を出し続けること3日間、それが終わったら今度は風邪です。いや、もしかしたら発熱と風邪は同じ菌の仕業だったのか
そんな時に限って夫は長期出張で不在、しかも子供の風邪が私に伝染り、私の発熱のピークはayiが不在の休日に
いやー、参りました。
そして入居したアパートの数多くの不具合の修理。外国人も多く住むアパートなのですが、ここの管理センターが驚くほど全然使えない
特に修理人のレベルが低くて困ってます。管理センターに電話して、修理人がやっと来てくれても、問題の箇所をチョチョっと撫でまわして「私には修理出来ない。」と言って去っていく
そして私はまた管理センターに電話して・・・以降前文に戻る
そうやって何人もの修理人がやって来ると、いつか何処かを修理出来る人が来たりして直るって感じです。
更に更に、私の力を相当奪ったのがGとの戦いだったのです。G。それは黒くて平らで素早い虫の事です。北京は寒くて乾燥しているせいか、今までの住居ではほぼ見たことが無かったのです。北京の友人たちも口をそろえて「Gは見ないわね~」と言ってるし。なのになのに・・・・我々が選んだこの住居はGパラダイスだったのですヨ
以前の住民が油コッテリの汚い台所を放置して去ってから、彼らはここを安住の地として繁殖していたに違いない~~~
猫と子供がいるので、最初こそホイホイとコンバット(中国でも買えます)を仕掛けてみましたが、毎晩毎晩遭遇してしまうG。ここに出没していたのはかなり大きめな茶系Gで、日本なら普通サイズかもしれませんが、この北京の過酷な環境でここまで育ったのかと思うと・・・それだけで気分が凹む大型サイズ。そしてヤツらに遭遇する度に減っていく私のヒットポイント・・・
そして発熱で朦朧としていた日曜日の午後。不動産屋のC君から「明日大家さんが手配する掃除のayiがやって来ます。」との突然の連絡が入ったのです。そこで私は迷っていたバルサンを実行することを決意しました。猫の避難やらも大変だし、何よりバルサン後の死骸処理が恐ろしかったのですが、そこをお掃除ayiにお任せ出来るチャンス到来
といってもバルサンだけは北京の何処でも買えるというワケでは無いので、親子共々発熱でフラフラしつつも華堂(イトーヨーカドー)まで行ってバルサンを購入しました。
翌日は朝から子連れでアト嬢と猫トイレ、猫ご飯など一式を抱えてCちゃん宅までアト嬢を預けに行き、帰宅してプーベベをベビーカーに括りつけてバルサンの準備を開始したのは良いのですが、そんな仕打ちをうけて怒りだしたプーベベはギャン泣き開始です。発熱と子供の泣き声で気が焦ってしまったのですが、それでも何とかセットして子供と共に外出しようとしたら・・・ピーピー音がするではないですか。
そうです・・・
私はガス探知機をカバーするのを忘れてしまったのです
。仕方ないので玄関ドアを閉めて保安員が駆け付けるのを外で待つこと10分。保安員が確認しにやってきたので事情を説明して、やっと外出できました。
その後は子供のアトピーと風邪を病院で診てもらい、帰宅してayiと合流して換気の仕方を説明し、大家が手配した二人のayiの登場を待ちました。約束丁度に現れた二人組のayi。時間には正確だったのですが・・・彼女達は部屋に入るなり「聞いていた家のサイズと違う。工賃をあげてくれなければこのまま帰る!」と凄い剣幕で捲し立てられ・・・「工賃を支払うのは大家だから、大家と話をして下さい」と言って彼らの話し合いを待ち、工賃30元upで商談成立となり、やっーーと掃除開始です。
丁度プーベベがお昼寝タイムに差し掛かったので外に出ずに子供の部屋にいたのですが「ヒャー!」という彼女達の悲鳴が聞こえました。コンバットってGが即死するわけではないんですね。まだまだ動いているのもあったらしく、流石のayi達もヒイていました。本来は「家中全ての掃除」という契約だったのですが、全ての時間をキッチンに投入して徹底的に掃除してもらいました。
しかし「これで今夜から見ることは無いだろう」と一安心したのもつかの間・・・その晩にもまた1匹のチビGが・・・
ど、ど、どうして
どうやって生き残ったの
外部から侵入してきたにしてはヨチヨチ歩きだし・・・まさかバルサン後に卵から孵化したとか・・
ノォ~
仕方ないので、近所の日系パン屋の女性に相談しにいき(彼女、すごく親切なのです)、そこが使っているプロ業者のホウ酸団子を分けてもらいました。猫がいるのでホウ酸団子も躊躇していたのですが、こんな状況ではそうも言ってられません。これから何か猫が触れないようにケースと場所を工夫して仕掛けてみます・・・・
これでGが完全に消えるといいんだけど!!
さてさて、今日も愚痴日記でした。愚痴満載の文章をここまで読んで下さってどうも有り難う。でも書いてどこかで発散したかったのぉ~
そうそう、私は今まで短時間のお掃除ayiさん達の仕事ぶりを信用していなかったのですが、彼女たちは(嫌な仕事だったにもかかわらず)実に良く働いてくれました。普段ならチップなどはあげない派なのですが、今日ばかりは感謝の気持ちを込めに込めて渡しました。今から思えば彼女達個人の連絡先を聞いておけば良かったな。
追伸:
書き忘れていましたが、結局バルサンではGを壊滅させることは出来ませんでした。バルサン後も出没するGですっかり弱り切っている所に、このアパートを紹介してくれた不動産屋のCくんから「最近はどう?」の電話が入ったので泣きをいれたのです。その後に彼が我が家に差し入れしてくれた「Gの生殖能力を奪う薬」が最終兵器となりました。この薬後は1匹も見なくなりました~