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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議100物語 第38話 火の玉

2008-05-08 09:02:48 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。


tomoです。

これは幼稚園の年長さんのときに聴いた話です。

とある奥さんが夜、山道を登っていたそうです。すると、その目の前に、燃えるものがあってふと目をやると・・・

火の玉が燃え盛っていたそうです。それは紫や赤を織り交ぜてとてもきれいなものだったけれど、反対に何かを失くしそうなそんな焦りをもたらしたそうです。

で、奥さんが慌てて家に帰ると・・・

「奥さんのお母さんが亡くなっていました。」



で、その話を聞いた後、とある大きな家のお友達の家でお泊りで遊んでいた私。とても大きなお屋敷で、夜、Lの字型になった母屋の一角で見たのは・・・


そう、火の玉。燃え盛る紫や赤。

私はぞっとしました。
その時、その家の電話がけたたましく鳴りました。それから程なく、私は自宅に呼び戻され、お泊りは中止になりました。母の話では、急な用事ができたんだということです。


火の玉、見たことありますか?もし見たことがあるなら、それはどんな時だったですか?


tomo


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摩訶不思議100物語 第37話 「海の怪」

2008-05-07 13:20:44 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

tomoです。
書くまいと思った摩訶不思議話。思い出話として書きます。


とある、小学生のとき、海に行きました。
海の民宿に泊まって、何日かしました。兄は学校の行事で、途中で合流。父も海ではない山で合流の予定で、私は母と行きました。

とある夜、夜中にふと目が覚めると、ぺたぺたする音が聞こえました。

「誰かトイレに行くのかな。」

と思い、寝ようと思うと、そのぺたぺたする音が妙に耳について離れません。ぺたぺたぺたぺた・・・・・・・・

どっちから聞こえてくるんだろう。耳を澄ますと外からでした。

「外に人がいるの?え?」

そおっと起きて、カーテンをめくると・・・・・・・・・・・





黒い影がぺたぺた民宿の周りを歩いていました。で、その先の海から、いくつもの影が、上がってきます。


「・・・・・・・・・・・・・」



私は真っ青になりました。
途端、私は、そっとカーテンを閉め、母の布団にもぐりこんで、母が連れて行かれないように手を握り締めたのです。で、握って寝てしまいました。




翌朝、私は熱が出ました。高熱でした。パンパンに浮腫んで、おなかが痛かったのです。
ですが、その日はそのまま海の民宿からフェリーに乗って、今度は遠く山のほうの母の実家に行くことになってました。朝、現地の医者に行きましたが、医者のくれた薬ではどうにもなりませんでした。海の水の飲みすぎと言われたのですが、そんなにその日は、溺れて海水を飲みすぎるほど、海で泳いだ記憶もありません。

母は、急遽、フェリーの行き先を長くし、少しでも座って休める環境にしてそして、海から母の実家の山岳地帯に行ったのです。

ただ、覚えています。フェリーで、半島岬の先頭から付け根に行って、電車に乗って山を見たとき、

「一瞬にして熱が下がった」

ことを。
おなかは痛かったですが、祖母に正露丸を貰って楽になりました。





それ以来ですかね、あまり海の近辺に泊まるの、嫌です。
海好きですが、家へ帰ります。先だって、息子Aと主人の実家方面に行った際、主人の両親が取ってくれた宿で海が見えるところがありました。(部屋から見えるのです)

息子Aのおびえたことおびえたこと。

「海坊主がくるから帰る、海坊主がくる」

半狂乱でした。私も案の定、嫌な音を夜中に聞きました。

海って塩水で、お清めにはもってこいなはずですよね。塩と水で。
どうして、海って、そうわけのわかんない「怖いもの」がいるのでしょうね。
実は、2日から、うちの龍神におまいりがてら、主人の実家に行きます。墓を掃除しに行きます。泊まる旅館について悩んでいます。

気のせい・・・・・だといいんですがね。
今度は息子Bが騒ぐかも。しかも夜中に。

では。


tomo
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摩訶不思議100物語 第36話 「山道の灯り」

2008-05-06 12:58:32 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。


tomoです。
どうしても書きたいことがあって書きます。
人魂についてです。


随分昔、幼い頃に家族と山道を迷ったことがありました。
父が登ろうと言った山を朝から家族全員で登り、降りる頃には午後の2時くらいから下り始めることになったのです。山道を降りていくとき、どうしたんでしょうか、父も母も、山道を外れようとします。

「ママ、こっちじゃないよ」
「パパ、ここ道じゃないよ」
「お兄ちゃん、聞いてよ」

三人は寡黙になって降りていきます。で、案の定道を反れ始めました。もう道なんだかがけなんだかわからない道を降りていきます。

私は当時まだ小学校に入ったばかりで、ついて行くのに必死でした。

ふと気がつくと、前のほうに灯りが見えます。

すると母がやっと口を開きました。

「この道でよかったのね」(でも道じゃないんですが・・・・)

父が言いました。

「駅の明かりが見えてきた」



・・・・・・・私は必死でした。あの灯りまで行けば、電車の駅になる。だから一生懸命がんばろう。でも、行けども行けども、灯りにはたどり着けません。

「ねぇ、あれ、本当に駅なの?」

そう私が尋ねると兄が言いました。

「馬鹿だなぁ、あれが駅じゃなくて何なんだよ。もうじき着くんだ。」



・・・・・・・・子供ながらに思いました。
駅の明かりって、そんなに近所に見えるなら、何故追いつかないのでしょうか。何故、いつまで歩いても崖なんでしょうか。いつまで山道を下ればいいのでしょうか。朝、歩いた記憶のある場所にはまだお目にかからないのです。
本当に灯りは駅なんでしょうか。で、どうして、同じ大きさの灯りのままなのでしょうか。



そうして、もう子供の私が理性が飛んで、とにかく着いていくだけに必死で置いていかれまいとそれだけでジンジンする足を運んでいたとき、




「ぱぁっ」と、




線路が前に出てきて、その向こうに駅舎が見えました。
私たちは、山麓の道を勝手に下がって、駅舎の裏に出たのです。
駅の表参道から登った山を駅の反対側から降りてきたのです。


そして電車に乗って父が地図を広げたとき、言いました。




父「灯り、あの灯り不思議だったな。もう迷ったんじゃないかと不安になるたび、大きく揺れるんだ。まるでこっちだよといわんばかりに。」

兄「そう。ゆらゆら動いてたけどさ、駅の灯りの数と違ったね」

母「無事でよかったわ。tomoもよくついて来れたわね」

私「・・・・・・・・・・・・・(既にぐったり)」



そんな話がありました。
思い出したんです。
いきなり、駅舎を思い出し、裏手から夜遅く(7時半くらいだったと記憶しています)駅舎に、線路を横切って、家族でなだれ込んだのを。切符を売る駅員がいなくて、電車が来るまで、私はひたすら、

「この駅でいいんだろうか」

と心配していました。





後に母が言いました。

「あれは、本当は狐火だったのかしら、人魂だったのかしら、山ノ神だったのかしらね。駅の明かりじゃなかったことは確かだわね。」

と・・・・・・・




tomo
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摩訶不思議100物語 第35話 補足

2008-05-05 22:08:25 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。


キャベツ女 補足です。
実は、近隣のキャベツ畑の噂を当時の親友から聞きました。


ある晩、小学2年生だった親友は親と一緒に買い物に出ていたそうです。そして、帰ってくる時、キャベツ畑に、女の人がうずくまっているのを見たそうです。
誰?あれ、と思い親に尋ねましたが、親は見えないという。

親友は、怖気もせず、そのキャベツ畑へ入り、中でうずくまる人に声をかけたそうです。


「どうしたの?」


すると、その女の人は顔を上げましたが、顔はつるっとしたのっぺらぼうだったということです。

親友は非常に驚いて、腰を抜かし、親が助け出しておんぶしてもらって帰ったそうです。親御さんには、いきなり畑の中に行って、腰を抜かしてしまったので、よくわからないとおっしゃっていました。

そこで思い出したのですが、私と兄貴が見た女の人。
・・・・・・・・顔は思い出せません。というか、顔はなかったような。髪の毛と赤い服と靴のない足。しか思い出せません。



すみません、これって狢(むじな)ですか。鼬(いたち)ですか。
東京23区内。まだまだ自然あふれていたバブル前、こんな事件がありました。
今ではないでしょう・・・・・・・????嘘です。未だに実家はありまくり、お化けでまくりです。

ちなみにその西側のキャベツ畑。現在は小さい子がつけたあだ名ですが、通称トトロの森になっております。




この話はこの辺で

tomo
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摩訶不思議100物語 第35話 「キャベツ畑に立つ女の人」

2008-05-05 21:55:48 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。


摩訶不思議新作です。というか、以前に書いた覚えがありますが、ハードでももうデータが残っていません。で、思い出しながら書きます。

**********************************
現在、実家が建っているのは、東京都内の緑の豊かな地域です。
緑豊かといえば、言い方はよく、要は畑が一杯あるということです。そこに家を建てたのはもう、25年位前のことです。

当時私の部屋は兄の部屋と並んで、西向きにありました。西には、畑がまだ残っていて、そこにキャベツなどが植えられていました。もちろん、家の中で悪さすると、キャベツ畑めがけて、大事なものを放り投げられるといったことは四六時中でした。

ある夏の夜。

夕食の終わった兄と私は、部屋へ戻り、お互いの隣り合った窓越しに本を読みながら「喧嘩」してました。大きな声で罵倒しあい、それでも互いに好きな本を読みながら、口で息巻いていました。




・・・・・随分喧嘩していました。8時半から始めた喧嘩が9時になろうとするとき、ふと、変なものに気づいて兄に言いました。

「ねぇ兄貴さぁ」
「なんだよ。このくそボケ」
「いや・・・・お兄ちゃんさぁ・・・・・」
「・・・・・?」

歯切れの悪い言葉に気がついて、兄は私を見ました。
私は黙って、目の前の畑を指差しました。



女の人がキャベツ畑に立って、うちを覗き込んでいるのです。

「誰だっけ、兄ちゃん」
「ん・・・・親戚にしては誰だっけなぁ」

「てか、兄ちゃん・・・兄ちゃん・・・・・兄ちゃんってば、あの人・・・」

私の怯えた声に兄は私を見ていいました。


「下行くぞ!!!!!!」


私達は、猛烈な勢いでお互いの部屋から飛び出て、一緒に狭い階段を降り、親のいるリビングへ降りて行きました。そして、親に説明もつかぬ説明をしながら、一緒に西側の窓を開けてみたのです。


女の人はもういませんでした。


女の人が逃げたんじゃないかって?
違います。その女の人は、うちを覗いていましたが、立ってみていたんじゃないんです。足が大きいキャベツより上にあって・・すなわち浮いていたんです。



あの人誰だったんでしょうか。

**************************************
補足は補足で。更におまけ付き。



この話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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摩訶不思議100物語 第34話目  「安すぎるバン」

2008-05-04 21:20:15 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

新規のネタとして昔あった出来事を摩訶不思議に上げようと思います。

**************************************
それは今から15年前のことです。
その当時登録していた会社が私たちの部署に車を経費で買ってくれることになりました。色々機材を積むことが多かったので、みんなの希望は、「バン」タイプでした。

程なくして会社の近所の中古車屋で、掘り出し物のバンが広告に出ました。いそいそ出かけて、即金で購入してしまいました。白いミニバンでした。

買って内装を少し整えた後、使い始めたのですが、運転をしてくれる人が毎回、「妙にハンドルを切られる」と言い出しました。

「中古だからしかたないよ」

とみんなは答えました。現にレンタカーでも昔は、妙な癖のあるレンタカーがたくさんあったし、そんな感じでした。だって安かったんだし。

ところがその次に、市ヶ谷や青山を夜通るとき、決まってバックミラーに女の人が車の後ろに佇むのを見ることになりました。でも、その時も、

「あそこ、よく出るって言うし。」

で済んじゃってました。運転してくれる若い子は、とっても段々無口になっていきました。

ある日、やはり夜のこと。ふとバックミラーを覗き込んだ運転係の子が言いました。

「tomoさん、ちょっと確認してみてもらってもいいっすか?」

「何を?」

彼氏は無言でバックミラーを指しました。私は丁度助手席に乗っていたので、何気に覗き込みました。(瞬間、冷や汗と嫌な予感が走りました)


・・・・・・・・・・・・そのミラーには「顔のない」女性が笑いながら(口だけは見える)バックの機材のある場所に座っていたのです。

「おおう・・・」

思わず私もうなりました。そして、すかさず言いました。

「車さぁ、適当に止めて、タクシー拾おうか、今日直帰決定だよ」

彼氏は無言でうなずきました。



・・・・翌朝、放置していった場所まで車を部署全員で見に行きました。車は別に変わったとこがありませんでした。私はその時、何を思ったのか、ダッシュボードの中を空っぽにして、中を見始めました。


・・・・・・黒い血にまぎれた歯が一本入っていました。
急いで車の車軸を見ると、少しだけ毛が絡まっていました。


部署内の一人がぼそっと言いました。

「そうだよな。10年型落ちで、塗装だけ新しいのはおかしいと思ってたんだ。」

「にこいちじゃねーの?」

「違うよ。これは完璧な事故車なんだよ、まずいよ。すぐ返品するか、売ろう」

そして、私たちは機材を降ろすと、その足で、購入した店に行きました。

「歯、入ってたんですけど」

というと、店のオーナーは黙って引取りを受けてくれました。
歯は大事にハンカチで包んで、オーナーに渡しました。





でも、まだ続きがあります。
その車は2週間後にやっぱり広告に載って、売り出されたんです。私は会社までの通り道なので、その中古屋をよく見ていたんですが、一ヵ月後「成約御礼」という札が出て、売れたようです。

あのオーナーは、売っちゃったんです。もちろんお祓いもしたかもしれませんが、売っちゃったんです。
バブルだったから・・・・って言い訳もあるかもしれません。

あの車、その後どうなったんでしょうか。

***********************************

ではこの話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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摩訶不思議100物語 第33話 「撒かれた砂」

2008-05-03 22:18:24 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

寝しなに、摩訶不思議、新規最新版をアップしておきます。

***************************************
大学一年の時でした。原付に乗って学校に通っておりました。

ある日、部活(生協委員なんですが)で遅くなり、遅い時間に帰ることになりました。当時かっ飛んでいくのですが、わりと運転はましだったと思います。

「調子がいいのは生まれつき、ハイーのハイのハイのハイのハイのハイ」

なんて原付のマシンの主題歌歌ったりして、走っておりました。


途中環状7号線を右折するのですが、右折待機場所にその日砂が撒いてありました。根っから天然な私は、今日ここは滑り止めに撒いてるの?なんて思って・・・・・・・・・・・・・・・


待っていると、急に後ろから車に突っ込まれた感覚が、ドーンときたので、対向車線に突っ込むよりは・・・と無理に横転しました。(まさに砂の上)


天下の環状7号線、混んだ夜の道、中央帯で転ぶ私。轢かれるんじゃないの?焦りまくりでした。



・・・・・・・でも振り向いても私にぶつかった車はいないんです。気配と突っ込まれた振動と感覚と勢いはあったけれど車はいない。で、その私が横たわっている時の砂。少しこげ茶色で、おが屑が汚れてる?って感じです。





当時は天然ちゃんだったので、なーんだ滑り止めの上に滑ったの私。お馬鹿さんねと言っていましたが、説明のつかない振動で対向車線上に突っ込まれそうになって、滑った上が血を吸ったおが屑の上・・・・(少々不謹慎)


事故があったんでしょうね。翌日にはおが屑無かったですよ。
前の事故の現状はそのように突っ込まれて、流血したんでしょう。再現フィルムのように、明確に感じ取りました。





うーん。でも、まず間一髪天然ちゃんでよかった。でなかったら、とっくに同じような目に会わされて対向車に轢かれるか、後ろの奴に轢かれてたわ。咄嗟に、嫌だけれど、血の海に撒かれたおが屑の上に横転してよかった・・・・・ちなみに横転して、無傷ではなかったのです。

両足打撲、擦り傷裂傷。翌日病院に行って、ゲートルのように足に包帯を巻かれました。

今考えると、あの一瞬、そこで轢かれた奴に捕まってたんだなって思います。


でも、それ以上に門限を守らないと両親が怖かったので、そんな奴に対する気持ちのプライオリティは低かったんですね。それ以上の事故にならなくてよかったです。


夕暮れ時、往魔が時、くれぐれも運転にはご注意くださいませ。


**********************************

ではこの話はこの辺でよろしくお願いいたします。

tomo

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第33話   補足「ViVa 天然ちゃん」

2008-05-03 16:12:03 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

33話の補足です。

当時は「天然ちゃん」だったと書いてありますが、今も「天然ちゃん」です(きっぱり)

色々不可思議なもの視ること体験することで、やはり、いつかは「統合失調症」への道が訪れます。私の場合、ドーン、サウンドも原因になりながら、ティーンの頃人格障害になりました。

現在はとっくに完治しています。


視ること、体験すること(私にはあまり声は聴こえません)をして、周囲から奇異の目で見られても、結局私は生きていかなくてはなりません。そこで、見つけた方法が、「天然ちゃんになる」です。

どうしても、その死んだ場面を私に見せてくる奴もいます。また引き込もうとする霊もいます。踏まれます。夢から帰って来れなくなります。あまりにも、道端で大仰なパフォーマンスをしているものを見たとき、やっぱりぎょっとします。

けど、過剰な反応はしなくなりました。
うわぉあと驚くのではなく、「ハイハイ ワロスワロス」です。Very thanks to Jyoshun Fujiwara.

世の中色んな人がいます。日本人の常識を超えた人なんか世界に一杯います。私の知らない訪れていない国では、もっといっぱい変な癖があるでしょう。
ですから、動揺しない。で、普通と違ったパフォーマンスしていても、いいことにしておく。

(そりゃね・・道で首に狗の首輪鎖を着けて、ハイハイしながら歩く男と飼い主の女の挙動に出会った時、驚かないわけにはいかないんですが、そういう人もいると、生暖かくオチをするのが一番ではないかと・・・・だって、だからって、あなたもどうぞ犬の首輪ってわけじゃないもの。わかりやすいでしょ。)

その代わり同情もしないし、何もしない。他の人が何やっていようと、私は私。私のやりたいことをする。邪魔してきたら、ぶっ飛ばす。(アンパンマンパンチ+破邪の呪文)でいいかな。下手したら、箒で追い返したれ。

私にだってプライバシーはあるし、一人の時間が必要なの。私を惑わせる暇があるなら、家の片付け手伝って頂戴。美味しいご飯作って頂戴。
そしたら、少しは話聞いてあげる。所詮、世の中ギブ&テイク。


なので、私、天然ちゃんなりきりです。

「うそー、この人なんでこんな格好でずっとこんなとこにいるのぉ、信じられないーもーう。でね、パパ、今度出たWiiがさぁ良いわけよ。で、買わない?あっそれより、沖縄いいらしいよね・・・・」

はい。これが天然ライクな、すっ飛ばし術です。
私は煩悩三昧。あの世の男よりこの世の男(不謹慎か)
金はあったほうがいい。
ってか、忙しいもの。あんまりうるさくすると、天然ちゃんも天然パーンチしますよ。


でもね、天然でなんとかやりきらなくちゃいけないのは、本当は生きた人との間のコミニュケーションなんですよ。だって、生きた奴はすごく勝手にひとんちの事情にずけずけ入ってくるし。勝手に何でも押し付けるし。言いたいこと言い放題だし、だからってパンチしたら傷害罪になっちゃうし・・・・(一休さぁぁぁんたすけてー)

ではこの話はこの辺でよろしくお願いいたします。

tomo
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摩訶不思議100物語 第32話 「結婚指輪」

2008-05-02 10:49:50 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

新規分です。
実はまだ未消化なんです。
とっても不思議な哀しい話です。

****************************************
随分前に大地震が起き、沢山の方が亡くなられることがありました。

犠牲者の中には、知り合いがいました。
男の人です。

私たちは、色々な資料を読み、助かった人名簿などをみて、当時、そこに住まわれていたその方たちの安否に一喜一憂しておりました。でも、結局一周忌までには、何も見つからず、犠牲者として扱われることになりました。

男の方には奥様がいらっしゃいました。
生きている方に賭けていたのですが、犠牲者として扱われる時、おっしゃいました。

「せめて、せめて、遺体がみつからないと」

でも、それは無理でした。震災により、倒壊した家屋、地盤沈下。地流れ。山崩れ、がけ崩れ。土砂流で埋まった家。どう見ても、認めざるを得ない状態でした。

「なら、せめて、・・・せめて結婚指輪が還ってくれば、あきらめる。それだけでいい。何もいらない。夫の結婚指輪が欲しい」

一生懸命探される奥様に対して、なす術もない私たちは悲しみの気持ちがこみ上げました。




そして、3回忌になろうとする時・・・・・




・・・・・・・その方の左手だけ見つかったんです。
指輪をしておられました。


まさに3年ぶりに奥様は亡くなられたご主人と会われたんです。希望通り指輪が還ってきたんです。


不思議な話です。今でも不思議です。
でも、すごく夫婦間の愛情が見えてきます。
こんな強い絆の夫婦をご覧になったことはありますか?
亡くなった方の奥様に対する強い愛情を私は感じました。
そして、愛されている奥様の亡くなった方に対する強い愛情。

素敵なご夫婦だったんですね。だったんですよ。お幸せでした。
短い期間だったけれど、とても愛の深い生活だったのでしょうね。

*************************************

この話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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摩訶不思議100物語 第31話 「サイパンにて」

2008-05-01 22:58:04 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

今年の初めの体験なんですが、摩訶不思議にカテゴリをしておきます。
ホットな祟られに入れても良かったんですが、どっちでもいいかな。

*************************************
家族旅行でサイパンに行きました。

ホテルもまぁまぁ良く、隣で工事をしてなかったらもっと最高でした。
4泊くらいしたんですが、夜中一晩中うるさい事うるさい事。

「行くぞー」
「突撃ー」
「日本ばんざーい」

すごいアトラクションだと思ってました。
こんな声一晩中流して、反日感情むき出しなのかとも思いました。

でも、初日は聞かなかったんです。二日目に万歳クリフの近所に買出しでやむを得ず行きました。そしたらその夜からうるさい事うるさい事。


「ひどいよね、まだ骨が帰れない英霊がいるっちゅーのに、こんな声一晩中流してさ」
「稲川淳二随行ツアーでもあったんかな」
「ってか、うるさすぎだよ。拡声器使うとか、怒鳴るとかの問題じゃないじゃん、やるならボリュームもう少し落としてもらわないと」




そう主人に帰り際ホテルを出る時に言いました。
主人は少しだけ青くなって静かに言いました。


「僕には・・・少なくとも僕にはそんな夜の音聴こえなかったよ、普通、そんな声真夜中に流して、宣伝だとして誰が得するの?」


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この話はこの辺でよろしくお願いします。


tomo

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