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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議100話 第47話 「観世音菩薩」

2008-07-19 20:37:50 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

久々に摩訶不思議の更新です。まぁ、最近霊能者になっちゃったので、そうそう昔のような純粋におっそろしーって思いはしなくなりました。が、哀しい想いはよくします。それが今回の話です。

*******************************************
私って、時に観世音菩薩のお力をお借りする時があります。それがどうして、観世音菩薩なのか、私にもわかりませんし、私も初めはその存在すら知らなかったのです。ですが、某女性に憑く生霊を祓おうと思った時思わず声に出していました。
「南無観世音菩薩」

言った後ビックリしました。その効果もそうですが、一瞬にして、うまくいってしまった。で、その女性に何度か聞くと、実家は日蓮宗だと言います。しかし、何度か念を押して違うはずだと聞くと、実は浄土真宗の方でした。

観世音菩薩は、阿弥陀如来仏のよこにもう一人の人と鎮座するお付の人です。で、問題はこれではなく、私はある日増上寺に行った際、私があまりに切なくて目をそらす観音像や仏像などないのですが、どうしても見ていると涙が出る像がありました。大門の傍に立っているその像には書いてありました。

「聖観世音菩薩」

そうか・・・これが観世音菩薩なんだなぁと思いながら、どうしてか、涙が出て涙が出て、哀しくて悲しくて、泣けてきます。それが、どうしても自分らしくない。
けれど、下手したら、地べたに打ちひしがれたくなるほど泣けてくる。もう・・・悲しくて。
これは、何かの慰霊碑のような何かを救済されていらっしゃる仏像なんだろうと思いました。自分がこれほど、思いに囚われてしまうほどであるのは、この菩薩はありとあらゆる悲しみを今までも癒し、これからも癒していく。それでも、救われない気持ちが残っている。

私は、ちょっと醜態を曝しそうだったので、あわてて車に戻りました。
涙を出ないようにして、悲しさを打ち消すように、呼吸をしました。そうして、そういう気分は去っていきました。

先日、その観世音菩薩を調べていた際、あの観世音菩薩は、「ホテルニュージャパン」の被害者の慰霊碑だったという事がわかりました。私も覚えています。私が小さな頃に起きた火事でしたし、とても記憶にあったのです。まだある一面だけ、本当にくっきり記憶のある部分があります。

そして、何年かたって、私は赤坂で器楽演奏のバイトをした時、毎度毎度、悲しい思いに囚われました。それが行く度に精神が持たない。若い私はコントロールの仕方も知らず、本当に行けば、狂わんばかりに泣けるのです。

未だに、私はあそこの跡地前を通るのが怖くてできません。それは、被害者の悲しみなのか、残されたものの悲しみなのかわかりません。

ですが、たまたま、芝にあったあの観世音菩薩は、その慰霊碑でした。私は、その事件にはまだ感応しやすいんですね。悲しみがあって、それをお救い下さる観世音菩薩の深いお心に心が沁みました。

あまり怖い話ではなかったですね。
ですが、現場の悲しみが残る事件と、残らぬ事件と在りますが、残る事件の場合、30年以上たっても、悲しみは雪のように降り積もるのです。それを、夏の肝試しとして、そこに遊びに行ったり、そこの話を面白半分にされると、私はとても悲しく思います。

私の主人はワールドトレーディングセンターのテロが起こる日の出張を私にわがままを言われて辞めた人でした。その後グラウンドゼロを目の前にしたオフィスで、グラウンドゼロを毎日窓の景色として見つめながら2年間勤めました。彼は、テロの後、自分の変わりに行った人の消息を寝ずに調べたり、何度か精神状態が滞った時がありました。その上司は体を壊しても、毎年9.11になれば、足を運んで冥福を祈りに行きます。被害者の気持ちを逆なでするからやめてくれと会社に言われた時には、会社を有給を取って休み、NYに飛び、冥福を祈っています。私もあそこを見ると、愕然とします。あまりの皆の死を受け入れられない戸惑いの気持ちに、どう接していいのか悩んだ時もあります。
そして、あの当時マンハッタンに住んでいて、あれが壊れたために、多量のアスベストがマンハッタン中に撒かれたであろう、自分たちは子供も含めてそれを吸ってしまった2次被害者だと嘆く人もいます。
そして、新たに建設されるといいますが、私達残されたもの、そして寸前で逃げた者の心には、とてもとても大きな傷がついているのです。それを、夏の怪談としてお話されると、とても辛いです。

それでも、夏は暑気払いが有名ですね。古いお話でも、どうぞ怨霊にならずにはいられなかったそのやるせない気持ちなどを汲んで、どうぞ、肝試しとして、土足で入らないようにしていただきたいと思います。

それが、沢山あるはずの怪談話の被害者の本音だと思います。
私が、普通の怪談ではなく、自分に起きた事件がらみではない怪談を書くのはそういう理由からです。

tomo

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摩訶不思議100話 第46話 「顔のない女性」

2008-06-09 22:22:34 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

tomoです。このモードは書きたい放題です。人徳もへったくりもありません。霊能者だって怖いものは怖いのです。では、摩訶不思議話です。

***********************************
いつも子供を迎えに行く時、時間が余ったら止める場所があります。そこは公園の脇で、そこだけ路駐が許されている場所です。人家はありません。墓が少々あります。

で、今日もそこへ止めて、ふと後ろの車を見たんですよね。

「え?」

って直ぐに思いました。後ろの方、ピンクのシャツを着ているのは分かります。でもどういう方向で見ても、その肩の首から上が、妙な方向に曲がっているんです。と言うより、その肩の首から上が全く見えず、違う顔が違う角度から挿入されていました。おそらく、私が余りに振り返るので、その人も不安になった事かと思いますが、どうしても、ワンレングスのボブヘアの女性の顔が、ありえない方角から見えるのです。
で、本人の顔が見えない。
男なんだか女なんだかも分からない。そのシャツの下は分かりますが、その上が本当に分からない。

しかも、まずい事にその顔と目が合いましてね。でも、合ったからと言って私に何かあるわけでもなく、ひたすらガンを飛ばしてくる。でも、その恐怖、万死に値す位の怖さです。

で、何とか自分を平常心にしようと思いました。元々今日は、憑き物があって、体内の動きがストップして、気がうまく体の中を回らない。そんな時に限って見てしまう。

しかし、その人の本当の顔が知りたい。

向こうからは、「変な人だな」と思う念が伝わります。そりゃ変ですよ。しきりにリアミラーを見たり、振り返っているんですから。それでも、見えないんですよ。

それからしばらくして、下の子を迎えに行って、また同じところに止めようとしました。その時、横をすり抜けて

「初めてその人が女性で、ウルフカット」

である事を知りました。クリーン会社の女性の車でした。
じゃぁ、あの妙な角度、首に対して、45度の傾斜で差し込まれる生首は誰のかと申せば、あれは生きた念です。死者であった場合、見える私の元に来ますが、私に興味がないのなら、それはある意味生きている人です。同僚・・・というより若い子。

彼氏か、ご主人がらみなんだろうなとは思いました。

その人、また私が一台隔てた前に停車したので、ちょっとビックリしていました。ですが、停車して見ると、また首から上がない。反射角でもない。
それを考えても、どうして見えないんだか分からない。と言うより、目が合ってニヤニヤ笑うそのワンレンボブの女性が分からない。

そうこうする内に時間がたち、またもう一人の息子を迎えに車を出しました。

車を運転しながら思いました。対面って難しいよな。でも、あれ、生きた人だったな。生霊だけれど、頼まれたわけじゃないし、いきなり分捕るのもリスキーだし。そう思って、その日は帰りました。

それからしばらくして、その車を見かけませんでしたが、見かけた時には既に派手に事故った後でした。

少々胸の中で葛藤があったのは事実です。
何故なら、その現場に、差し込まれた顔と同じ髪型の同じ顔をしたピンク色のシャツを着ている人を見かけたからです。

人の生霊。そんなに生易しいものではございません。しかし、この場合、その彼女にはこの先因果応報で何らかの不幸は出てくるとは思います。

tomo

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摩訶不思議100話 第45話 ついてまわる死体

2008-05-15 17:29:07 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

tomoです。

ゲロっとしそうな人は読まないほうがいいです。こっちには、「ステラマリス」程、ポジティブの仕掛けもしてありませんし。
****************************************

昔、父が言いました。
父が小学生の頃、裏の山で首を吊った人がいたんだと。そして、トイレの裏は土饅頭になっていて、その土饅頭に足を乗せ、木に縄を着けて土饅頭から足を落としたんだそうです。

まぁ、土饅頭と言えば、当時は火葬場がなければ「亡骸」の埋めたあとなわけで。踏み台にしたと言えば、そりゃそれで、かなり罰当たりです。
で、父はそれを聞いて、「見たくて見たくて」、怖いもの見たさにトイレの窓からこっそり見たんだそうです。
かなり、うなされたって、言ってましたね。あんなもん、興味や怖いもの見たさで見るもんじゃないんだと。怖くてトイレにも行けなかったし、夢に何回か出てきたそうです。父は凄く後悔して、なるべく子供には・・・特に私ですか、感受性の強い私には見せたくなかったそうなんです。

私はとっくにその時、父が見たものを読み取っていました。想像で土饅頭なんて知らない6歳が、土饅頭と首吊り死体の壮絶さを語る事なんて出来ません。私も同じく、「木」があって、「盛り上がった土」がセットになると、ある程度の歳まで無性に怖かったですね。


ところで、何度か小さな頃海に行って、父が、いきなり私の目を覆って、有無も言わさず首根っこを掴んで、海の家に連れて行ったことがありました。私は、「おおーい、上がったぞー」という言葉で、「てっきり魚が上がったのか」と思い、「お父さん、地引網じゃない?」と言って歓声を上げ走っていこうとしたところでした。

何度かは地引網。でも、父がそうやって力ずくで私を守っている時に上がるものは、大抵は「人」でした。

白く何倍以上に膨れ上がった体。私、本当のことを言えば、水死体は一度も見たことはありません。何で知っているかと言えば、それはこれから・・・・・・。

やはり、その日も、地引網が引かれた途端、父が、私の髪の毛を鷲掴みにして、海の家へ強引に入っていきました。あまり、海の家って入らない父が、海の家に連れて行きます。そして、そこでジュースを飲まされ、「結構泳いで海水飲んでいるから、ジュース要らないよ」と言うと、強引に何か食べ物を薦める。そうして、「無駄だの無駄ではない」と押し問答し、ある瞬間、いきなり父がまた慌てて、私の腕を掴み、宿に帰っていく・・・・。

不思議に思いましたよ。だって、今来た焼きそばを食べ終わらないうちに、向こうから板を皆が運んできていてね、私てっきり、「さっき何か、いいものがあがったんだ」って思っていたんです。それが、戸板に乗せられてくる。大きな魚なのかなと思っていました。何で、父はこんなに険しいのだろう。今日はどうしたんだろう。私も見てみたいな。何だろう。


熱が出たのはその晩でした。
父があからさまに「やっぱりだめだったかぁ」とため息を吐いているのを熱の出た身で聞いていました。

「しかし、今日上がらなくても・・・」「何もあそこに持ってこなくても・・・」親の会話を聞きながら、私は何が上がったんだかちっとも分かりませんでした。

その夜中、異様に重苦しい足取りの、ぺたぁぁぁん、ぺたぁぁぁん、という音が聞こえました。私はその時、目を覚まして、窓の外を見て・・・・・・・・

その後、目が覚めたのは翌朝でした。

翌朝、父に聞いてみました。「昨日、海で死んだ人が上がったんでしょ?」
すると父は、「しかし、お前はよっぽどのくじ運だな。あんなに逃げて回ったのに、あれに付いて回られて、結局熱が出たんだもんな。いいか、好奇心で決して見に行くなよ。死ぬほど後悔するからな」




「見なくたって、分かるもん。昨日、そこの窓の外に来てたからね。」







父がその時、「あぁ」とつぶやいて、母とひそひそ相談していて、私はそれから、二度と海に父と行くことも母と行くこともなくなりました。
それが、小学校3年生の時だったと思います。


tomo

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摩訶不思議 第44話 「無賃乗車」

2008-05-14 23:34:39 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。


久方ぶりに面白い思いをしたので、摩訶不思議で載せます。

************************************

先日、朝、子供を送りに行こうと車に乗り込もうとしたのですが、ふっと気がつくと右側に人がいて、あれ??と思ったのです。

緑色のセーターにチノパンで、それだけははっきり見えたんですよね。普通にブロックして暮らしている今、そんなにハッキリ、着ている服まで見ようなんて思わない。思わないからこそ、自然に見えたんで、霊だなんて思いませんでした。

まさに、人だと信じて疑いませんでした。

そして、それでも乗り込もうとした勢いがあるので、勢いで乗ってしまってから、「用件」が在るなら聞こうと思ったのです。ですが、実際は、勢いで一緒に乗ってこられて、つい・・・

「尻に座布団のようにその人を敷いてしまいました(滝汗)」

それでも、その時は人だと思っているのです。だって、ブロックした中でも、頭のスクリーンに映るとかの強さではなく、まんま、眼鏡越しに視覚として視えるわけですからね。この勢いはそんじょそこらにはありません。あえて言うなら、生きていれば、こういう存在感の強さは出ます。私だって伊達にブロックしているわけではありません。

で、座布団に敷いてしまってから・・・

「あっ、すみませーん。ごめんなさーい。大丈夫ですか?」と半ば素っ頓狂な口を利いたのは私でした。本当に一緒に乗り込んだと思い込んでいました。しかし、よく思えば、座布団に敷いたのなら、肉体の温かさがあっても、今はない。

しかも、送ってもらう気の息子達は、「???」。

で、よくよく乗り込んでから見ると、座布団に敷いたはずの緑のセーターのおっさんが、しっかり隣座席に座っている。しかも、なんということだ・・・シートベルトをしているんである。

「こいつも、送ってもらう気満々だ。_| ̄|○  ってか、どこに?」


仕方がないので、車を出し、息子らには「母が見間違えた」と申し伝え、3人を乗せて走り出した車。で、いつも大きな道から曲がるその交差点を、うっかりすっ飛ばしてしまった私。その交差点を曲がらなければ、ショートカットではない。だが、その時、すっかり気分は、「青山で幽霊を降ろしたタクシーの運転手」さん並みで、しょうがないや、次で行こうかと思い、行く道を変更したその・・・途端。

そうだよ、角を曲がり損ねたそのホンの数百メートル先にある、隣の駅のすぐ近所で、おっさんは「礼も言わずに降りていってしまったのである」。

「あっ・・・おっさん。今・・・一リットル142円なんですが・・・その・・・」


既におっさんは、煙と消え、私は割り切れない思いで、息子を送り届けた。


その翌日も、翌々日もずっとこのところ、おっさんを探した。ある曜日に限ってなのか、ある日にちに限ってなのか、そんな条件もつけて探した。けれど、故人は、あの日、私の車に無賃乗車をして、シートベルトを締めて、目的地で降りて・・・・


・・・・おそらく満足したに違いない。
思うに、自宅かどこか縁戚の家に帰ったんだろうと思います。


私の霊視ブロックを超えて、肉眼ではっきり視える程の姿で現れたその人。久々に・・霊障もなく、身体的負担もなく、単なるアッシーに使われてしまったそんなお話でした。


tomo

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摩訶不思議100話 第43話 「お札を水につける」

2008-05-13 14:46:30 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

tomoです。このモードの時には、結構罰当たりで、テキトーな人だと思っていてください。

先日、「美人なお母さんは屁こき霊能者」で書きましたが、宝石など石の浄化には、その場しのぎの流水ではなく、しっかり流水し、水をコップに張ってその中に入れておきます。で、水が外気温の差などで小さな水泡が出るのですが、水を変え、かなり何日間か待つと、全く一切水疱のつかない状態の石になります。それ、浄化終了の合図です。


先日、主人のかばんをごそごそっとした時、中に厄除けのお守りがありました。主人は前回の節分でもう時期は変わったので、取り外しました。

で、つい思っていた実験をしました。とにかく塩に着けて放置していたパワーストーンが何日以上たっても水泡が取れない。そこで、

「厄除けの木の札」をパワーストーンがじゃかじゃか入った水に漬けてみた。忙しかったから、翌朝、結果を見た。

パワーストーンの水泡は一つ残らず無くなっていた。

「すげー、これが所謂本物の厄除け効果ってか。」
と自分に言ったら主人が「僕は身に着けても効果がなかったのに」と言いました。

「今度何かあったら、交流を深める思いで、一緒に風呂に入るといいんじゃない?」と申しました。が、本当にそんなんでいいのでしょうか。
この木の札、私、効果覿面ってことで、大事にしていきますわ。

木の汁が染み出したのがいいのかと思ったんだけれど、普通のニスのない木の茶碗ではそうはいかない。

何かがきっとあるんだなと思いつつ、罰当たりな実験は続いたのです。案外不思議の何とかってあるのかもしれません。
ボロボロの木の仏像を拾ってきて拝んで効果があったというのは昔話ですが、案外侮れない平成のお話です。


tomo

PS:やっぱ怖くないか。でも摩訶不思議だし。ゆるしてね。

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摩訶不思議100話 第42話 無念の霊に憑いてこられる

2008-05-12 15:21:03 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。


若い頃は良くあった事だし、今でもある事があります。
どこかで無念の死を遂げた人がついてくる事がよくあります。どこで拾ったかなんてあんまり詳しく覚えていません。主婦一歩外に出れば、「こぐまが交通事故にあわぬよう」とか、「子供を注意して自分が転んだ」とか、そんな霊に構っている暇はありません。

ですが、不浄霊にしてみるとですね、どうもちょこっとだけ私は明るいようなのです。

今まで暗い中にいて、暗くて辛くて人を巻き添えにしてやろうとばかり憎しみが募って、ついつい、にぎやかな繁華街や、にぎやかなショッピングセンターに行き、そこである程度簡単に影響されそうな人に憑いて周り、嫌な思いをさせる事で、自分のストレス解消をするそうなんです。

が、私の場合、「何かやっと、暖かい明かりを見つけた」気がして、つい、憑いてきてしまう。で、私が夢に入るとその人たちは毎晩毎晩私に訴えます。

「辛かったんです。~を辛抱して~をしたかと思ったら、~して・・・もう、こんな事ばかりで、で、ずっとこうなんでしょうか。」

割と大体感覚的に3時間くらい、その自分の体験を語る人もいれば、私に実際にそういう目に夢であわせて悔しくてやるせない状態を教えていく人もいます。元々、感情的なのが悪想念ですから、その感情のブレかた足るや、相応なもんです。また、その目に合わされると、夢だけに半端じゃない体験もいたします。

で、最期に、「うん。辛かったんだね。こんな思いをすれば、私だって悲しいよ。きつかったね。」とやっぱり私も同意しちゃいます。そしておもむろに、

「こんな思いにばかり囚われていて、どう?もう疲れたんじゃないの?」と申しますと、「そういえば、ここにくる時、とても温かな光があったので憑いて来た」と申します。

すると、割と事は簡単で、光の柱を立ててあげると、その上の本当の白い光を見上げると、たちまち本人は、穏やかな笑みを浮かべ、「安息感」と共にあがっていきます。


問題はね、毎晩毎晩、大層嫌なケースばかり担当しまして、色んな人生ってあるんだなって思います。相手を引きちぎってやりたいときには、どうやら、私が代わりに、引きちぎったのを運ばされたりと・・・・。

でも、上がっていきます。
毎晩私、でも怖いです。今日はどんな体験なのか、緊張します。一日で済まない時もあります。


この話はこの辺で。


tomo

PS:やっぱ怖くなかったかな。これでいいかな。

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摩訶不思議100話 第41話 飛び降り続ける人

2008-05-11 14:52:37 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

tomoです。ここではtomoです。オカルトやびっくりな霊世界にやっぱり驚きをする、「霊能者」とは切り離した世界でのちょっとした本音を書きます。
で、今回は自殺者を取り上げます。補足は補足で霊能者チックに行きたいと思います(笑

**************************************************

私が元々持っているマンションの近くに「黙っているけれど飛び降りのあった物件」があります。また、色々とそりゃ歩けば、自殺した人のいる場所なんかは目に付きます。

彼らの場合、「そこから飛び降りるまでの覚悟」
      「目をつぶって、親しい人に別れを告げながら飛ぶ瞬間」
      「飛んでみて始めて、もう戻れぬ状態に逝ってしまった時に
       感じる激しい恐怖感と後悔」
      「恐怖感のあまり、冷や汗をかき、落ちていく画面を見ていく」
      「意識飛ぶ」
      「意識が飛んじゃったために、自分がいったい何をしたのか理解でき        ず、最初に戻る」

まぁこんなエンドレスゲームをずっとしています。
先日もやはり、その人を見かけたんですが、そのエンドレスゲームの中に食い込めるだけの思念の強さは私にはなかったようでした。

また、地下鉄。今まで何ともなかった人が突然、「顔の表情というか、顔のパーツ自体が無くなり、ふらふらとそのまま来た電車に飛び込んでしまった」という事がありました。

若い頃は、そういう人が飛び込んで事故になると自宅へ帰るのが遅れ、親に怒られるので、超特急で、手に持っているものを相手に投げたことが何回かあり、投げられた相手はそれがぶつかって(私、そういう時非常にコントロールいいんです)、正気を取り戻し、ぶつけたものは破損し、まぁ、でも「よかったですね」で、電車の事故に結びつくほど飛び込んでもらうことがなかったのです。

また、個人的に麹町だったか、黄色い路線の地下鉄にあまりいい印象がありません。それは、地下鉄のホームが極端に狭いので、何かに憑かれたときには、私がウォークマンを投げるより早く、線路に飛び込んでしまいます。あれは、やはり、困ったものでした。

で、問題は、そうやって個人の意思と関係なく飛び込んだ人はいつまでもいつまでも、飛込みを続け、飛び込ませようとする想念は、相変わらず、ふっと「気の緩んだネガティブ思考に凝り固まった人」を探しています。

また、地下鉄は想念がこもりやすく、私にとってはあまり好ましい感じではないのですが、やはり毎度、ある場所で「いつまでたっても連続」を続けている人を見ると自殺の恐怖性に改めて驚きます。

ちなみに、個人的には、ふっとした瞬間ですかね、思いっきり「周りの人を絞め殺して、暴れだしてやりたい」衝動に駆られたり、線路の上の鉄橋を渡るとき、「妙に下の線路が輝いて、理想郷に見えるときがあります」。

どういうわけか、無性に行きたい。その場所が輝いて、輝いて、まるで忍者のように飛んで行けそうな気分になります。自分がどんどんそういう状態になっていくと、やはり顔のパーツや表情が無くなるらしく、何度か若い頃友達に、

「朋、顔無くなってるよ!」と凄いビンタ喰らったことがあります。

今は、ウォークマンもIPODも投げられませんが、手元に一冊単行本を持っていることがあります。それと、車に飛び込みそうな人の気をあからさまに感じたとき、クラクションを意味なく鳴らし、「てへっ。おばさん、間違えちゃったわ」なんて笑いながら通り過ぎることがあります。


エンドレスゲーム、もし自殺したとしたら参加無料の、全員参加です。それと、現実の苦しさと、どっちの方が苦しいと思いますか?

現実は、苦しい状態から逃げちゃうことが可能ですが、エンドレスゲームはその場固定ですもんねぇ。私なら、現実で苦しむことを選びますがどうですか?


tomo


PS:これって摩訶不思議でいいんかい?

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摩訶不思議100話 第41話補足

2008-05-11 14:24:03 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

tomoです。補足です。

今なら手元には「ダライラマ」の本があります。分厚いハードカバー。もしくは、チームバチスタの栄光。こっちもハードカバーで、投げられた日には目から火が飛び出そうです。

私に若い頃よく「喝」を入れてくださった方は「愛ちゃん」と申しまして、某ハンバーガー屋で、お化けのイラストを書きあった相手です。「喝」も禅の僧侶なみに手加減がなく、結構、鼻血が出たり、目から火が出る、星が飛ぶって事よくありました。

でも、それ位のショックがないと、アー言う時の咄嗟の対応はないっすねぇ。でも、よく宗教法人で、「悪魔が憑いた」と言って、暴行の蹴る殴るが多い所がありますが、その瞬間で咄嗟に相手にショックを与えて捕るのと、以前から憑いていたのを捕るのとでは、話違います。蹴られば出て行くなら、殆どの霊感体質、霊媒体質者は、SMのMの道をまっしぐらでしょう。(^▽^ケケケ

で、前から憑いていた場合ではなく、咄嗟に取り付かれた場合において、「魔が差した」瞬間の効果に、ダライラマ。どうですか。私、罰あたっちゃいますか。じゃぁ、バチスタ。心臓一気ですか。でも絶対効き目はありますね。

で、長年の場合には、これは粛々とね、地道にするしかないのでしょう。そういう場合は、私以外の霊能者さんの所に行くか、マッサージ師、整体師がいいです。極端な金の取り方したら、すぐやめてください。

それと、先日久方ぶりにクラニオ整体師に出かけましてね、その4日後予約の電話を入れたら、「いつ復帰できるか分かりません」と予約電話先で言われ・・・・あの時の自分の爽快ぶりに改めて・・・・・・


・・・・・・・・もしかしてもしかしたらすみません。と謝りたい自分です。爽快ぶりに回数券までその時買ったのさぁ。今まで大丈夫だったのに・・・・で、違う人を指名したら、その人腕にリストバンドつけてていて、中身御札入っているんですよ・・・・・。あんまりです。こっそり不動明王の御札入れていらっしゃって、私はお不動さんに踏まれた気になってちょっと、めまいしました。

さぁ。みんなも、医療保険は使えぬが体質の一種であるからして、健康食品も、漢方も、サプリも、パワーストーンも、ツボもカードも買う必要がありません。一番は、その痛みや苦しみを緩和し、精神を自分で健全に持っていくことが一番早い療法です。

もしお心の支えにしたいものがあったら・・・・・「炭」かな。「セージ」かな。

一番怖いのは、変なセッションに行って、変なセッションの会全体がもたらす怨霊の気を憑けて帰ることです。


気をつけましょうね。



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摩訶不思議話100話  第40話 後悔

2008-05-10 21:36:20 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。


先日、夜中2時にトイレに行った。トイレから出た時、かなりビックリした。何故なら玄関からパソコン部屋に入る入り口にとある人が立っていたからだ。
全身オレンジ色で顔がすぐに分かった。
生きている人だった。私は先日その人の恨みを買ったのだ。

買ったのは承知だった。むしろ買う機会を待っていたほうが正しかったかもしれない。でも、ひたすらその機会を待っていた。
何故なら、私はとあるモノに、その人に伝えて欲しいメッセージを聞いていたからだ。

まぁ、その事をその人にストレートに言ってもわからない。だから、そんな機会を待っていた。言わなきゃ言わないでもいいやと思った。だが、メッセージを気づいてもらう前に、手法に失敗があって恨みを買った。

それから、よく立っていた。外出続きで忙しくて帰ると、玄関先でそいつを見る度にちょっと「どよん」だ。
でも、あまり気にしなかった。生霊は即つぶすわけにはいかない。相手にダメージのないように少しずつ待ってやるつもりだった。

・・・・・待った。待っているうちにも色々リアルでも、相手の怒りを実感するほどの行為があった。でも、ひたすら耐えた。縁を切るのは簡単だけれど、どうしても気づいて欲しかった。何故なら・・・・私はその人を尊敬していたからだ。確かにおっちょこちょいで、見栄っ張りで、プライドが高い。で、斜め下に見られても、私はその人の天才性にかなり惹かれていた。

で、私の不具合が出始めた。私は心臓をやられやすい。で、案の定昨日、気がついたら右肩に憑いていた。夢は連続的に、「理屈ではわかってんのよ。でも、感情がついていかないんじゃないの!」と言う嘆きが自分の事のようになって、わめいている夢ばかりだった。私の右肩は凝り始め、気がつくと右半身が固まって体がゆがんでいた。

今日は特に疲れていた。下の子の習い事の後、上の子の習い事に行った。下の息子は特に「上の子と同じに扱いされないと気がすまない性格」である。で、なんとかフォローをしていたのだが、それでも上の子が入れる習い事は下の子は年齢制限がある。
で、ヒステリーを起こし、私はとにかく少しうんざりしていた。

冷えたのもあるだろう。私は家に帰って来て、疲れたのでちょっとご褒美のつもりで美味しいご飯を頼んだ。そして、事は起こった。
突然、子機の電話が「機種に登録されないメロディーで鳴り始めた」。私は慌てて着信のナンバーを見た。ナンバーには何も表示されていなかった。つまり、ただ鳴っているだけなのだ。そして、慌てて切った。確かに切った。出るのは面倒だったのだ。

ご飯を食べて、子供が眠いとぐずるので、寝室に暖房を入れに行った。その時・・・・

今度はパソコン部屋にある親機が鳴り出した。登録されていないメロディで、ディスプレイには「保留中」とある。この種のメロディはとにかく、「内線電話」とのやり取りに発生される呼び出し音である。内線はかけていない。実際保留中でもない。

というより、今の家はとにかく電話のトラブルが多い。霊が電話を掛けるという行為が出来てしまう環境である。(実際何回か掛けられた)
で、私は今回は、受話器を取った。

正直言えばうんざりだった。早く寝たかったし、子供の金切り声に本気で悩んでいた。兄は自分の習い事に対して話したく、弟はその話を聞くと大声で「不当さをわめく」。で、私はこの電話に対して、

「もし、誰か出たらただじゃすまないからな。」という私怨で挑んだ。

結果、何の音も発生しなかった。受話器のプーという音も、相手の待つ息遣いもなかった。単に壊れた受話器に耳を当てたようなもんだった。私はそのまま切った。

寝室の部屋が暖まった頃、私は子供を後ろから着いてこさせた。見た感じ既に、玄関先からパソコン部屋の入り口のそのドアの枠が有り得ないほどゆがんで見えた。
子供は、「あれ・・どうしたんだろう」と言った。そうだ。瘴気でぐじゃぐじゃだったのだ。

途端、私の中でぷちっとキレた音がした。
私は眠かったんだろうと思う。で、思わず、手を出して、その瘴気を一瞬にして粉々に砕いて粉砕させて、言った。

「馬鹿野郎。ふざけるのも大概にしろ」

瘴気が吹っ飛んだかどうか確かめず、私は子供を連れて寝室に入った。寝た。30分ほど寝て、正気に戻り慌ててパソコン部屋のところを見に行ったら・・・・

何と言う表現が適切か分からなかったが・・・・

「ハレルヤ」

な部屋になっていた。何一つもうなかった。しかも、私の右肩から右半身が緩んでいた。

初めは生霊だったんだろうと思う。でも、最後に粉砕したのは生霊も含め群がったものであろう。
相手のダメージを少しも考えなかった。
まぁ、ある種の後悔の念がすぐに出た。もし相手にダメージがなくても、私が悪い。手法を考えなかった私も悪い。

伝えて欲しいというメッセージは以下のとおり。

「何でも指導霊に依存せず、自分で考えて御覧なさい。そして、無防備に思ったことを考えずに口にしてはいけない。でなければ自分の品性を落とす。」


あぁ、無常。失敗してしまった。_| ̄|○


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摩訶不思議100話  第39話「賃貸物件の恐怖」

2008-05-09 16:34:11 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。


tomoです。

やっと、前の家の一戸建てと縁が切れました。
事の起こりは、帰国して、一戸建てを借りた。借りる際、さまざまなものを置いていくなと大家に言ったが、大家が荷物が整理しきれないと最後にごね出し、屋根裏部屋に絶対開けるなと荷物を置いていきました。

しかし、入居してみると、置いていかれた大きな本棚の上に、海軍の軍人のレリーフが見えないように置いてありました。そして、大家が置いていった荷物は、寝室の上の屋根裏部屋。その荷物は、その家で亡くなった大家の両親の遺品だったのです。

高圧電線の近くでもあり、不良建売でもあったその家は、いつも湿っていて、私は朝から掃除ばかりしていました。朝から乾かしても夜には湿気て、朝方にはかなり冷たい布団たち。臭う水場。洗っても洗っても、何をしてもその夜には無駄になっていました。

息子Aは風呂から上がってリビングに行った時、和室とリビングとの間に大きな黒いものがぶら下がっているのを見つけ、それ以来、家の中では私たち親の動くところにいつも付いてきました。息子Bは、よく「わんわんがいる」と言って、指を指し、「おばけがいるよ」と指を指し申しました。
また、私は、二階の部屋の真ん中の部屋ではいつも、「金色に輝く光」を見ましたし、主人のパソコン部屋(レリーフのあった部屋)のクローゼットには、同じ場所でいつもキョロキョロする目を見つけていました。

また、ありえないポルターガイストがおき、触らぬものが動く、鳴る、いない階での足音や、生活音がガタガタする。咳払いが聞こえ、階段に人の影がリビングの扉越しにはっきり見える。そして、父の話をすれば、父の写真が壁から落ちる・・・・、客が来たかと思えば、頭から客が消えていく・・・といった有様だったのです。

しかし、反対に、出かけるときによく物が失くなることや、車のドアが閉まらない事があったのですが、見つかって家を出た時、最初に探した時間に出かけたなら、大渋滞だったとか、事故に巻き込まれるところ(センターラインから車が飛んできていた後だった)だったり、色々救われる事がありました。私たちは、金の光のいたずらだと考え、助かったと思っていました。

自衛をしたのですが、しきれず、何度かとある霊能者さんが来て、家の真ん中に霊道が通っていること(それは自分でも分かっていました)、そして、私がその場所どんぴしゃに寝ていて、心臓の動悸で息苦しくなる事もそのせいだと申しました。地場は完璧に狂っていました。が、彼は、光の珠は、「座敷ワラシ」であり、クローゼットの目玉は、かなり中を覗き込み「マックロクロスケ」だと申しました。天井裏には衣装があると申しました。彼氏は、何度も家に来て、結界を張り、地鎮祭をし、お札を貼っていきましたが、一日経つと全て効果はありません。何度も貰ったパワーストーンは千切れ、色が変わっていました。

私はそうして、入居して一年で倒れ、狭心症の発作を起こしました。そして医療ミス。カテ中、急性心筋梗塞を起こし生き返って帰ってきて、また3ヵ月後には、狭心症の発作。結果は完全な再狭窄でした。そして、2度手術を受け、ステントを5本も入れてました。私は、井口清満さんに来ていただくのを辛抱強く待ち、やっとこの夏に来ていただきました。

彼氏が言うには家の中には人がいるということ。それはレリーフの人間がらみで、レリーフに憑いた何かと、おじさん、そして、大学の卒業式のような袴を履いた結った髪に大きなリボンをつけた女性。彼らは比較的家の中で自由に動け、そして地縛した子供がいるということでした。そして、家の中には大きな霊道が横幅2m、縦幅2階以上に通っているともおっしゃいました。金の光も見えたそうです。そして、大家は6年の忌明けの理由でこの家を貸したのではないかと言いました。

そう。2階のキョロキョロした目玉は、そこに地縛して動けない子供の霊の目玉だったのです。

井口さんが浄霊をされている間、私は横で一部始終見て、確かにおじさんと、女性、そして子供たちが上がっていったのを見ました。不思議な光景でした。浄霊が終わった後、金の光が変わって、人型になりました。それを見て井口さんはおっしゃいました。「金の光はtomoさんの亡くなられたお父さんだったんですね。心配で付いてきて、そのままここにいるんですね。だけれど、どこにでも付いていけたようですよ?」と言われると私は確かに、金色の光が旅行先にどこにでも着いてきたことを申しました。そして、亡父は井口さんのいらっしゃる間は、階段のところからリビングを覗き込んでいました。

そうして、終わったわけではなく、その日オカルト嫌いの主人に話をしたところ、決して動かなかった主人が一晩で引っ越し物件の目安を見つけてきて、私はとりあえず翌日子供の手を引いて炎天下に事務所に行き、実は物件を見ずに「次」を決めたのです。同じマンションの違う物件は空いていましたからそれを見て判断したんです。

そして一ヵ月半後、引っ越ししました。当日、最後に出て行く時に、先ほどあれほど引っ越し業者さんが歩いていたのに、私はどこから出たのかガラスの破片を踏みつけ、足をぐっさり切りました。私はその家に、拭かずに切った所から血を何滴か垂らし、そして、前の霊能者さんに貰った全ての水晶の石を庭から引き抜き、貰った死ぬほど沢山あるお札を、「そこら辺のゴミ箱」に捨てました。到底新しい家に持っていかれないし、お焚き上げまで待てなかったのです。

主人が最後に家を明け渡しに立会い、そうして割とあっさり事務手続きも終わりました。そして、敷金が返ってきて、始めて縁が切れたのです。

井口清満さんからの視点はここ
「賃貸物件の恐怖」です。

霊障が続き、自分でも「混乱」しました。普通あるべき事なのかないものなのかも判断できませんでした。目の前で水道の蛇口が開いて水が出た時には、「異常だけれど異常ともう感じたくない自分」がいました。

井口さん曰く、ポルターガイストが起きるのは滅多に日本ではない事だそうです。ですが、滅多に出ない「お化け屋敷」であることは確かであった事だそうです。そしてこのブログで起きた事は、霊障真っ最中のライブ中継だったのです。




ところで、その家、6年の残り期間3年半を賃貸に出されるのでしょうか。それとも・・・・・・・・・





この話はこの辺で。
コメント (2)
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