音楽の森とタイニーハウス

茨城県山間部のログハウス&音楽研修施設

やっと「オーディオ開き」の季節

2019-03-17 | オーディオ
12月から3月初頭はマイナス気温で極寒。
毎年オーディオルームはクローズしています。

なぜか?アナログ盤が寒くて硬くなってしまい
針のトレースが上手くいかないから。

摂氏10度くらいからなんとかOKですので、
オーディオ開きということで鳴らしてみました。

レオニード&フレンズの影響でシカゴのベスト(国内版)
とカーネギーホールのライブ(4枚組、USA版)を聴いて
みましょう。

カートリッジはSHURE N97HE。47系よりアタックが柔らか
で、サ行もしつこくありませんが、パンチはあります。

それにしてもこの当時のCBS SONYの音盤は音がダメ?(>_<)
SX68とかなんとか?はカッティング時のリミッターでハイ落ち
してると思いますが、いかがでしょうか。

当時は中学生だったんですが、六本木のCBSソニーによく
仕事で行ってました。(新譜の音源の視聴~意見交換など)
モニター仕事ですね。都会ならではのバイトなんですが、
さすがに中学生にギャラは出せないので、一回につき
CBSソニーのレコードで好きなものを一枚もらえると
いう仕組みでした。

このブルーに星がいっぱいのシカゴのベスト盤はその時
のギャラで、とても好きなレコードです。今聞いても勢い
があって、アンサンブルが熱を帯びています。でもいま
聴く(見る)ならロシアン・シカゴビッチですね。YouTube
のコメントでも「オリジナルよりいい!!」などなど。

レオニードたちはコピーバンドというよりは、マスターピースの
リプロダクションであって、ベートーベンの交響曲をベルリン
フィルが演奏するのと同じかと思います。ロックの名曲も既に
半世紀を経過して、音楽の文化的遺産として演奏される時代に
なったような気がしています。