音楽の森とタイニーハウス

茨城県山間部のログハウス&音楽研修施設

鉈の口金に萌えるという事実

2023-01-22 | 山林の道具と打ち刃物
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かれこれ15年くらい打ち刃物を見ています。
総計1万本くらいチェックしてる??

山林整備で必要になりネットオークション、古道具市など
興味を持って眺めていますが、なかなかピンとくるものに
出会えません。「これ~That’s it !」っていうのは1000本に
1本くらいでしょうか。

どこを見ているのか?まずは「口金」の作りです。
これがピカピカした丸い指輪のような既製品だったら
ほとんどが大量生産品でじっくりと眺めるような趣はありません。



これは最近ヤフオクで買った無銘の両刃鉈で、関東鉈ともちょっと違う
重量のある打ち刃物で、かなり時代はあるかと思います。

目釘はシングルでこういった打ち刃物の時代性、手打ちの鍛冶の
基本を踏襲しています。

口金ですが、これは継ぎ目のないフラットで鎚目なし。
ハンドルの太さにフィットして見事な職人芸ですが、
鉄管をカットして嵌めている可能性もありそうです。

こういった時代のある打ち刃物は木の柄を交換してしまうと
残念ながら時代がわからなくなり価値が半減するかと思います。

同じようなタイプは会津に多くあり、例の重道も同じような作り。
古い鉈を眺めるのは楽しいですね~(^^♪


すっぴんの魅力 PASSAT WAGON 2.0(2001年)

2023-01-12 | マニュアル車に乗る
前に乗っていたPASSAT WAGON 2.0  
ノルディックグリーンメタリックの色がなかなか渋くて
よく誉めてもらっていました(これが結構問題なんですが)

世田谷のHONDAディーラーに知人がいたので、
ホンダ車以外の下取りがあるとよく連絡をもらってました。
国産ディーラーから外車の下取り車を買うと実はものすごく安いんです。
自分のなかでは「あ~ら奥様CAR」と呼んでいます。

「ね~パパん、もうこの車飽きちゃったぁ~」
「お~そうか、んじゃこんどは◎◎にするか」

東京の上級マダムはあんまり距離乗らないからもういらないとか、
色が気に入らないとかで乗り替える場合も多いんです。
そういった車を裏ルート?で引き取って、3~4万キロ
乗って次に行く。というのが自分のパターンです。

自分が好きなのは欧州車で廉価グレードのチープタイプ。
これが日本ではなかなか輸入が少なく、特にサイドモールが黒い
やつが好きなのですが、めったに流通がありません。
ディーラーはハイグレードしか輸入しない、つまりそれでないと
利益が出ない、ということなのでしょう。

このパサートは道具感があってすごく気に入ってました。
決め手は「プライバシーガラス」じゃないことです。
これは結構重要で、後ろが黒いと無粋ですし、追突される
確率が上がります。

でも以下のようにいろいろと問題がありました。
それぞれがかなり致命的です。

1.重くて長くて低くて遅い、の「四重苦」
2.ライトが暗すぎる(マジにすごく危ない)
3.シートが珍しくフカフカでサスも柔らかい
4.色が暗いので他車からの視認性が悪くて危険
5.エンジンオイルが1000㎞で1リットル減る!

7万キロ後半でチェックランプが付いたのでサヨナラに(+_+)
外っ面だけチープアップとか言ってる場合じゃありません。
古い車~まともに走んなきゃアップもダウンも無いです。

ドレスダウンとかチープアップという概念は高級グレードへの
カウンターなので、こういった廉価グレードは車のコストダウン
が逆に幸いして「やってる感」がないことが魅力です。

ダウンとかアップとかは、そういったことをファッションで
やること自体が力が入ってる証拠になってしまって、結局は恥ずかしい
感じがします。よくある「黒テッチン+ヤキマのルーフキャリア」なんかは
、もうそれ自体が様式美になってしまい残念にも思えます。

昔はやった「丘サーファー」なんてありましたね。
いまはこれがヤキマのルーフキャリアになっただけ。
ようするに「丘キャンパー」キャンプなんてめったに行きません。
こういうのって意識高い系の人のセンス?の発露かも。

このパサートにキャリアを乗せるなんて思ったこともありません。
ワゴンだからというのもありますが、キャリアをファッションで乗せたら
「洗車機が使えない」ってことになります。

よく「ファッションはやせ我慢」と言いますが、洗わないのはどうなのか?
欧州車のキャリア付き廉価グレードは道具としてのカッコよさもありますが、
キャリアを乗せたら「洗わない」という覚悟のカッコよさ、そういった
決意表明がまずは必要なんじゃないでしょうか。


Tiguan ブラック塗装とステッカー

2023-01-10 | マニュアル車に乗る
ドアサイドにステッカーを張って、ハンドルをマットブラックに
塗装したら、けっこうやる気が出てきた感じ?です。

シルバーの車体に黒のパーツってなんか昔から好きですね。
ハイゼットも同じカラーリングでドレスアップしています。

ティグアンは元々すこし綺麗目なのでドレスアップから
ドレスダウン、つまり流行りのチープアップなのか??
もう少しにぎやかにしたいので、ステッカー素材を仕入れ中。

ティグアンをなんとかしたい~2023備忘録

2023-01-02 | マニュアル車に乗る
コンパクトSUVというクロスオーバージャンル。
VW初期だとゴルフプラス~クロスゴルフ~ティグアンという流れかと。

数年前にうちの奥さんがゴルフプラスの2.0に乗ってました。
地味な車ですが後部座席を倒せば車中泊もできるし、出足が重いけど
スピードに乗れば150馬力でけっこう速い。

ロールも少ないし「かたまり感」があって欧州フィールの車。

そのあとに出たのが「クロスゴルフ」(こーてまへん)
これはゴルフプラスを「なんちゃってクロカン」に仕立てたもので、
中身はほとんどおんなじ。ルーフレール付けだけの限定車。



この流れで2008年に発売されたSUVが「ティグアン」
先発で出ていたSUVのトゥアレグを小さくしたんではなく
ようするにゴルフプラスをでかくして4WDにしただけ。

ダッシュボードもほとんど同じなんで乗り替えても違和感がゼロ。
4万キロくらい乗っていますが、正直あまりピンと来ていません。
以下、理由を並べてみます。

<なんちゃってSUVの弱点>>

その時期に自分が乗っていたVWパサートや以前に乗ったルノーラグナに
比べると、ロールするし後がぴょんぴょん跳ねます。たぶんホイールベースが
短か目で、重量配分がほとんど前輪にあるのが原因でしょう。

タイヤはBSのDUELERから最近ミシュランに換えましたが、よけいに
ロールするようになり、柔らかいタイヤはぜんぜん合わないようです。

なんでこんなことを長々と書いているかというと、こんどティグアンの足回りを
換えるので、時系列の備忘録として残しています。というかこのブログも
生存確認のお知らせとして発信しているだけなので、内容は車でも鉈でも
ねこ自慢でもなんでも良いかな~と思っています。

「あ~まだまだ元気に勝手なことを書いてるなぁ~」などなど
めんどうなGGの独り言だと思っていただければと。

話しがSUVからそれました........m(__)m
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ようするにSUVというカテゴリーは「なんちゃって系」だと重心が高いだけで、
走行性能が犠牲になっているかと。つまりゴルフプラスを無理に車高上げ
した結果、フラフラになっているような感じでしょう。

なんちゃってSUVの99%の人はオフロードなんて行かないと思いますし、
ロードクリアランスなんて関係ないわけで、それだったらSUVテイストを
無視して車高をドーンと下げれば.......どーよ?

なので、こんどダウンサスを入れて車高を下げれば、まあまあの結果が
出るんじゃないかな?という単純な発想なんです。

いまMBのセダンも乗っていますが、ロールなど皆無で無敵状態です。
エッセと同じようにダウンサスで車高を落とした車の良さを知っているので、
ティグアンもなんとかなるんじゃないでしょうか。

※ここまで書いて思い出しましたが、かなり前にスバルのトラヴィック(オペル ザフィーラ)
に乗っていましたが、やはりミニバンで重心が高く、廉価グレードで足回りが柔らかくて、頭が左右に
振られて腰痛になり、長時間の運転が苦痛でたまらなくなって、3万キロくらいで処分してしまいました。
エアロ付きのスバルチューンSパケだったら違ってたのかも??
もうミニバンは絶対に買わない~と誓って今日に至っております。

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