これから「獅子楽」が始まる。普通なら「獅子舞」と呼ぶが、ここでは「獅子楽」という。なぜ?それは演目の構成が序、破、急から成り立っており、これは雅楽から所以している。因みに、「序」とは、一番ゆったりとしており、あまり制約がなく、序奏的なもの。「破」とは、ゆったりした流れだが、拍子が決められていて、終盤に向かうためのキッカケとなる。そして、「急」とは、その名の通り、テンポよく、所謂、情熱的な奏法である。さて、大方の人は雅楽と縁がなく、生演奏など聞いた経験がないものと思う。しかし、普段、何気なく使っている言葉、例えば、「打ち合わせ(うちあわせ)」、これは、管楽器同士で練習をした後、打楽器を交えて、最終的なリハーサルをしたこと。また、「上手い(うまい)」も、雅楽の右舞(うまい)から所以しているのである。因みに、昨年、宮内庁樂部の演奏会に招かれた。演奏会の場所は皇居、皇族方と同席である。しかし、のっぴきならない急用で欠席してしまったのである・・・
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