濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

与太郎はバカじゃない!バカは・・・

2020年11月30日 | ひとりごと・・


立川談志の18番目の弟子、立川談慶さんの著書のなかに
「なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか」というのがある



その第7章のテーマは、お金~
「カネ、カネ言ってる奴ってさ、カネに対してストーカーになってるんじゃないのかなあ
カネも女もさ、追いかければ逃げるんだよ」という部分、インパクトがあったね!?

たしかに世間には“カネカネ・ストーカー”という輩が少なくない
許せないのは人が困っているとき、これに便乗して銭を儲けようとしている連中だ
ユニクロの限定品には早朝から大行列、その大半は転売が目的

もっとも身近だったのがコロナ禍でのマスク、消毒液・・・などなど
売る方も馬鹿だけど、これを買うやつがいるから商売が成立しちゃう

阪神淡路大震災が起きた1995年、とある肉屋が震災のダメージが大きい場所に出向き、
1個5000円で弁当を売ったそうだ

とくに、「関西でも有数の高級住宅街=芦屋」では、その値段でも弁当は次々に売れた
まさに火事場泥棒の典型的なケース。「人が困る稼ぎ方」は死んでもやっちゃいけない!
それから3カ月ほど経ったとき、その肉屋は閉店したそうだ。ざまーみやがれーっ!!



オイラも経営者の端くれ、つねづね「有事の際に優先すべきは人命であり、お客さまの命、
スタッフの命が最優先である」と繰り返し伝えている。当たり前の話だ

コロナ禍の現在、経済も重要であるが、先ずは「人命」が最優先であり、国のトップ自らが
このような強いメッセージを発するべきである

大弦小弦という故事成語がある
大絃急なれば小絃絶ゆ (たいげんきゅうなればしょうげんたゆ)と読む



琴などの太い弦を急に強く張りすぎると、細い弦は切れてしまうということ
つまり、「国を治めるには寛容の心が大切で、政治があまり厳しすぎると、民を疲れさせ、
やがて国を滅ぼすことになる」という意味である
しかし、国民の人命にかかわる有事であり、そんな呑気なことを言ってる場合じゃない

無理やりではあるが、「コ」+「ロ」+「ナ」=「君」となる
「君」という言葉には、人を敬慕・親愛の情が込められているはずだ
君=国家にとって国民は「君」
その「君」を守るには「大弦小弦」をやり続ければ手遅れになっちまう



カネも大事であるが、人命より尊いものはこの世に存在しない

元祖 濱の与太郎

2020年11月30日 | ひとりごと・・


昨日までに、トータル閲覧数 100万PV、トータル訪問数3万5千UU
2018年以降、数えるほどしか更新してなかったのに・・本当にありがたい

これからは間隔を空けず、マメに更新できるよう精進いたしますので、
引き続き、御贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます

2020年11月30日 与太郎

令和版 鬼滅の刃 最終回

2020年11月30日 | ひとりごと・・


日本の歴史上の鬼退治といえば「桃太郎」
♪ 桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけた黍団子、一つわたしに下さいな



誰もが知る「桃から生まれた桃太郎」、老婆老爺に養われ、鬼ヶ島へ鬼退治に出征、
道中遭遇するイヌ、サル、キジに褒美のきび団子を与え、鬼を征伐、鬼の財宝を持ち帰り、
郷里に凱旋する・・・という昔話

ところで、桃太郎の姿が、日の丸の鉢巻に陣羽織、幟を立てた姿になり、犬や鳥、猿が
「家来」になったのは明治時代からとされている
それまでは戦装束などしておらず、動物達も道連れであって、上下関係などはなかった

明治の国家体制に伴い、周辺国を従えた勇ましい大日本帝国の象徴にされたのである
太平洋戦争の終焉まで、桃太郎は多くの国語の教科書をはじめ、唱歌や図画の教材などに
日本国内で広く利用された。戦が始まれば、英雄もプロパガンダに利用されちゃう

昔は、日本も「偉大なる・・・様」の国と似たようなもので、今じゃ考えられないね

また、一寸法師も鬼と戦った
子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた
しかし、産まれた子供は身長が一寸(現代のメートル法で3cm)しかない
それ以降、何年たっても大きくなることはなく、子供は一寸法師と名づけられた



ある日、一寸法師は武士になるために京へ行きたいと言い、お椀を船に、
箸を櫂(かい)にし、針を刀の代わりに、麦藁を鞘(さや)の代わりに持って旅に出る

京で大きな立派な屋敷を見つけ、そこで働かせてもらうことにした
その家の娘と宮参りの旅をしている時だった。鬼が娘をさらいに来た

一寸法師が娘を守ろうとすると、鬼は一寸法師を飲み込んだ
すると、一寸法師は鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、
一寸法師を吐き出すと山へ逃げてしまった

一寸法師は、鬼が落としていった打出の小槌を振って自分の体を大きくし、
身長は六尺(メートル法で182cm)になり、娘と結婚する
御飯と、金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたという・・・

さて、もうひとつ有名な鬼退治といえば、2で掲載した画像の「酒呑童子」だ
酒呑童子の伝説とは、一条天皇の時代、京の若者や姫君が次々と神隠しに遭う

陰陽師、安倍晴明に占わせたところ、丹波国の大江山に住む鬼の頭領“酒呑童子”の
の仕業だと判明する



あまりにも悪行を働くので帝の命により、摂津源氏の源頼光と嵯峨源氏の渡辺綱を筆頭に
頼光四天王(渡辺綱、坂田公時、碓井貞光、卜部季武)により討伐隊が結成された

長徳元年(995年)、一行は酒呑童子の討伐に向う
頼光らは旅の者を装って鬼の居城を訪ね、酒を酌み交わして話を聞いた

鬼は、最澄が延暦寺を建て以来というもの鬼共の行き場がなくなり、やむを得ず、
大江山に住みついたという。頼光らは鬼に毒酒を飲ませて泥酔させる

すると、一行は、寝込みを襲って鬼共を成敗、酒呑童子の首級を京に持ち帰って凱旋する
という故事である

ここで「ん!?」と気づいた人は何人いただろう????
四天王のひとり「坂田公時」とは大人になった金太郎である
♪足柄山の山奥でクマにまたがり・・・・の金太郎
つまり、携帯電話の“三太郎”は皆、鬼と戦っていたことになる



英雄と鬼、鬼滅の刃と新型コロナ、時代は代われど、昔から鬼との戦いが続いている
昨今、すっかりコロナ慣れ!?GoToなんとかで浮かれている場合じゃない!!
飲食店の営業時間自粛、三密を避ける、不要不急の外出などのお願い・・・

お願いばかりじゃ「令和の鬼」とは戦えない
世間では「勝負の三週間」などと言っているけど、英雄になるべく人が戦意喪失!
これじゃ勝負にはならない

鬼滅の刃、劇中のセリフやマスクの柄を真似てもなんの問題解決にはならない
上っ面じゃなく、いますぐに「緊急事態宣言」を発令すべき

令和版 鬼滅の刃 その2

2020年11月30日 | ひとりごと・・
コロナ禍の真っただなか、10月16日から公開された「劇場版・鬼滅の刃 無限列車編』
11月23日には、観客動員数1939万人、興行収入は259億円を突破!
『君の名は。』や『アナと雪の女王』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代3位、
邦画のみでは歴代2位にランクイン、さらに歴代興行収入記録を塗り替える勢いだという

なぜ故、これほどまでに人気が急上昇したんだろうか?
コンビニにも関連商品が多く陳列され、まさに日本中が“どハマリ”している『鬼滅の刃』
鬼と聞けば節分!この程度の知識で年を重ねてきたオイラであるが、一大ブームとなった
このアニメに、いい年こいて興味を示さずにはいられなかった

人間の血肉を喰らう鬼たちから人間を守るために、主人公は鬼と戦う
しかし、彼は鬼が人間であったときの事情に思いを馳せ、その鬼が無事成仏するよう!
いつも願っている

鬼は人間に悪さをする。無論、これは止めなければならない
が、「鬼には鬼になった理由」がある・・なりたくてなったわけじゃない!!
主人公は、鬼が人としての心をどこかにまだ持っていると信じている

鬼をこの世に産みだしているのは人間・・・
鬼を隠れさせてしまったのもまた人間・・・

“鬼滅ブーム”の根底にあるものは、古来、日本人の中に生きてきた“人間の写し鏡”
ともいうべき、善悪両面を併せ持つ鬼への畏怖なのかもしれないね

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)を始祖とする鬼たち、鬼は人を食する存在
人間の体内に鬼舞辻無惨の血が入り込むと、人を食べる鬼に変貌する

飢餓状態になるとさらに凶暴化し、肉親でも食い殺してしまう
通常は人間であったころの記憶は曖昧になり、本能が剥き出しになるとされる
再生力が高く、たとえ首や手足がもげても動くことが可能で、老いや外傷で死ぬことはない

致命的な弱点は日光と日輪刀
直射日光を浴びたり、日輪刀で頸を切られると、塵となり崩壊する
その際、失われた記憶や理性を取り戻すことも多い・・・・

オイラには、鬼舞辻無惨が新型コロナウイルス(COVID-19)と重なって見える
なぜなら、鬼には共食いの性質があり、基本的に人を多く食べた鬼ほど強くなる
その源こそ「鬼舞辻無惨からのみ血液感染する」という鬼=コロナ



一日も早く、致命的な弱点である日光と日輪刀=ワクチン・・を手に入れたい
鬼をこの世に産みだしているのは人間・・・
鬼を隠れさせてしまったのもまた人間・・・



鬼は、飢餓状態(パニック)になるとさらに凶暴化し、肉親でも食い殺してしまう
そのためには「国」「都道府県の首長」「国民」の三位一体となった対策が必要
責任のなすりつけ、安閑と街を闊歩する連中が懲りない限り、鬼退治は進まない



令和版 鬼滅の刃 その1

2020年11月30日 | ひとりごと・・
更新をさぼってからかなりの時間が経過してしまった
けして“元祖”濱の与太郎をクローズしたわけじゃないが、
久しぶりに検索してみると、同じタイトルのブログやらなんやら・・
SNSには「濱の与太郎」が氾濫していた

さて、55歳を契機に、大げさに言えば命がけの!?波乱万丈な日々
同じサラリーマンの多くは定年に向けてカウントダウン・・・
のんびり残された時間を悠々自適にすごしているんだろうね

しかし、オイラの場合、大病したり、2度にわたり転職したりと、
ようやく終の棲家!?である現職に落ち着いたのが今年の6月
年齢からしてそれなりの立場で迎えてもらい「ホッ」とする間もなく
コロナ禍・・・なんてこった!!!!!!!!

とはいえ、オイラ、新型コロナとは深い縁!?がある
前職では港湾のセキュリティーに係っており、最後となった仕事が
あの!?多くの感染者をだした豪華客船の仕事だった



毎日、朝から晩まで客船が接岸する港であの船を見守り続けてきた
オイラは厳重に立ち入りが禁止されたフェンスのなか、客船は目の前
そのフェンスの外側には多くの報道関係者とやじ馬が鈴なりになっていた



今思えばオイラの働く姿はまるで動物園のサルのよう・・・・
フェンスの外側からは上屋が邪魔して全景を見ることができない
そのため、どうしてもオイラのような当事者が注目を浴びてしまう

長期間にわたり、最短距離で船と部外者の侵入を監視し続けてきた
やがて乗客・乗員すべての下船が完了!



残念ながら最前線で仕事に従事した厚労省の職員数人が感染したが、
事前に万全の対策を講じたオイラをはじめ、多くのセキュリティーに
携わった仲間はすべて陰性!無事ミッションコンプリート!!



つづく・・・