濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

鵜呑み

2016年08月12日 | ひとりごと・・

鵜呑みにするとは、鵜飼のウのように、魚を丸飲みにするが如く、よく理解せずに物事を
解釈してしまうことであり、また、それが語源と思っていたが、異なる別の由来も存在する

それは、「うんのみにする」が変化して鵜呑みに至ったという説
「うん」とは、なんでも「うんうん」と否定することなく聞き入ってしまうということ
どちらにしても、鵜呑みとは、上っ面だけで裏を取らないという悪癖を指している

中世ヨーロッパの政治家曰く、「話を目で眺め、事実を耳で聞く」
つまり、口達者な者の話にはその通り!と、目を奪われ、事実を自分で見ずに耳から信じる
これが世の中をダメにする一番の原因である・・・と

東京都知事選がいい例だ
猪瀬さん、そして舛添さんと、ふたりともに任期を待たずしてコケてしまった
要するに、彼らを択んだ有権者の多くが、耳からの情報を「鵜呑み」した結果だ

そして、現在行われているアメリカの大統領選もいい例だと思う
成上りで口達者なオヤジの話を鵜呑みにした“一部の熱狂的な聴衆”が騒いでいるだけ
こういう戦術を「扇動政治」という

民衆に迎合し、あおり立てて民衆を動かし、権力にとって都合の良い方向にもっていく
こうした戦略を「デマゴーゴス(扇動政治)」という

デマゴーゴスとは、古代ギリシャの政治家の名前であり、彼のとった戦術から、ウソの
情報を意味する「デマ」という言葉が誕生したのである

五輪にしてもそうだ
〇〇選手、メダル間違いなし!!と太鼓判を押すが、なかなかその通りにはならない
けして、実力だけでは勝てるもんじゃない!!
神がかり的で、言葉じゃ説明できない「何か不思議な力」が勝負を左右する場合もある

メダルラッシュが止まらないニッポン!!
マスコミの勝手なデマなど信用せず、自分の目で「真実」を見届けることが大事だ
そう思うきょうこのごろ・・・

ひぐらしなく

2016年08月12日 | ひとりごと・・

先週の日曜日(7日)から暦のうえでは「立秋」
確かに、日没の時間は早くなり、夕方になると蜩の鳴き声が聞こえる
ちなみに、蝉(せみ)は夏の季語であるが、蜩(ひぐらし)は秋の季語だ

さて、立秋が過ぎたので、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」になった話を書いたが、
とてもじゃないけど、残暑というより、ずーっと、厳しい猛暑が続いている・・・
最高気温が30℃というのは当たり前。ときに、体温を上回るような日もある

本来、お盆を迎えるこの時期は、夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わりはじめる頃
まぶしく輝いていた太陽も日射しを和らげ、夕方になれば虫の声が涼しさを演出!!
それ故、72候も「涼風至(すずかぜいたる)」のはず・・・だった

ところが、この暑さ、週間予報で確認しても暫くは収まりそうにない
すでに、72候で言えば、立秋の次候である「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」に突入している

オイラ的には、ヒグラシの鳴き声=夏の終わりである
だからヒグラシの鳴き声を聞くたびに、どこか淋しいような気持ちになる・・・

さらに、連日のようにメダルラッシュ!これも暑さ(熱さ)の原因かもしれない
4年後には東京で五輪が開催される。数年前、その誘致合戦でのこと
「日本の夏は晴れる日が多く温暖で、アスリートに理想的な気候」と売り込んでいたが、

本当に大丈夫なのか?今年の夏も多くの人が熱中症でバタバタと倒れている
さらに、焼けたアスファルトの照り返しは最悪!!軽く50℃は超えている・・・
果たして、マラソンランナーのうち、何人が完走できるんだろうか?

いまの日本の気候は昔とは大きく違う
昔は、四季が明確で、列島は南北に長いため、亜熱帯から亜寒帯まである・・・
これが定番だった。東京オリンピックの招致もこの感覚で行われた

しかし、もはや、北海道を除くすべての地域が「亜熱帯気候」になりつつある
北海道に梅雨はない!この定説も昔の話。北海道でも梅雨はある
沖縄より東京のほうが気温の高い日が多い・・・など

こうなってくると季節感ってーものがなくなってくるね
近い将来、社会科の教科書も全面改訂しなくちゃならない
日本の気候は全土が亜熱帯気候で、昔は四季があったが、いまでは・・・

本当に困ったもんだ

ところで、きょう、出社して働いているのはオイラだけ?
巷は道路も電車もガラガラ・・・・だし
きっと、みんな遅くまでオリンピックを見て疲れたんだろうね