先週の日曜日(7日)から暦のうえでは「立秋」
確かに、日没の時間は早くなり、夕方になると蜩の鳴き声が聞こえる
ちなみに、蝉(せみ)は夏の季語であるが、蜩(ひぐらし)は秋の季語だ
さて、立秋が過ぎたので、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」になった話を書いたが、
とてもじゃないけど、残暑というより、ずーっと、厳しい猛暑が続いている・・・
最高気温が30℃というのは当たり前。ときに、体温を上回るような日もある
本来、お盆を迎えるこの時期は、夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わりはじめる頃
まぶしく輝いていた太陽も日射しを和らげ、夕方になれば虫の声が涼しさを演出!!
それ故、72候も「涼風至(すずかぜいたる)」のはず・・・だった
ところが、この暑さ、週間予報で確認しても暫くは収まりそうにない
すでに、72候で言えば、立秋の次候である「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」に突入している
オイラ的には、ヒグラシの鳴き声=夏の終わりである
だからヒグラシの鳴き声を聞くたびに、どこか淋しいような気持ちになる・・・
さらに、連日のようにメダルラッシュ!これも暑さ(熱さ)の原因かもしれない
4年後には東京で五輪が開催される。数年前、その誘致合戦でのこと
「日本の夏は晴れる日が多く温暖で、アスリートに理想的な気候」と売り込んでいたが、
本当に大丈夫なのか?今年の夏も多くの人が熱中症でバタバタと倒れている
さらに、焼けたアスファルトの照り返しは最悪!!軽く50℃は超えている・・・
果たして、マラソンランナーのうち、何人が完走できるんだろうか?
いまの日本の気候は昔とは大きく違う
昔は、四季が明確で、列島は南北に長いため、亜熱帯から亜寒帯まである・・・
これが定番だった。東京オリンピックの招致もこの感覚で行われた
しかし、もはや、北海道を除くすべての地域が「亜熱帯気候」になりつつある
北海道に梅雨はない!この定説も昔の話。北海道でも梅雨はある
沖縄より東京のほうが気温の高い日が多い・・・など
こうなってくると季節感ってーものがなくなってくるね
近い将来、社会科の教科書も全面改訂しなくちゃならない
日本の気候は全土が亜熱帯気候で、昔は四季があったが、いまでは・・・
本当に困ったもんだ
ところで、きょう、出社して働いているのはオイラだけ?
巷は道路も電車もガラガラ・・・・だし
きっと、みんな遅くまでオリンピックを見て疲れたんだろうね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます