濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

無粋だねエ~~

2012年05月23日 | ひとりごと・・

金環食とスカイツリーでイマイチ影が薄かった今年の「三社祭」
そのせいか?テレビや新聞では“いい加減な”かつ、無粋な報道が相次いだ

特に酷かったのは「2年ぶりの三社祭」という報道
前にも書いたが、去年、確かに、三社祭の「神輿渡御」は中止となったが、
例年通り、浅草神社では粛々と、滞りなく神事が執り行われている

次に気になったのが「担ぎ手の法被」という表現
これも大間違い!三社の担ぎ手が羽織るのは「半纏(ハンテン)」であり、
「法被(ハッピ)」ではない!!

法被(はっぴ)とは単(ひとえ)の羽織のような短衣で(襟は折りかえっている)
胸に共布で胸紐があり、家の印を背と裾まわりに付け、武家では家僕である中間職に
上衣として着せたものである

これに対し、半纏(はんてん)とは襟は折りかえっていないもの
江戸時代、一般庶民が着用を禁止された羽織にかわって流行したものである

仕事着の上衣などで着ていたもので、特に、火消し・お祭り・仕事着として着た半纏を
「印半纏(しるしばんてん)」という

半纏とは、絆(きずな)を纏う(まとう)と言う意味からできた言葉であり、

これからも分かるように現在、一般的に法被(はっぴ)と言われているもの・・・
その大半は「印半纏」というのが正解である

しかし、これ以上に酷いのが、三社祭は「浅草寺」の祭りと勘違いしている観光客
三社祭は「浅草寺(せんそうじ)」の隣にある「浅草(あさくさ)神社」の祭り!

雨降って・・・

2012年05月23日 | ひとりごと・・

2年ぶりに本社神輿が町を練り歩いた浅草・三社祭
三社祭の間、必ず1日は雨が降る・・という長年続いたジンクス・・・
天道さまに担ぎ手の心意気がしっかり届いたようだ!
今年は一滴の雨も降らず、まさにアッパレッ!!五月晴れで幕を閉じた!

翌、月曜はすっきりしない空模様のなか、日本中が「金環日食」一色!
横浜でも厚い雲の隙間から少しだけ「食」の瞬間を見ることができた

正確には覚えてないが、137年ぶり!次は300年先まで見ることができない!
こうなりゃ、次の300年先まで長生きしてもういちど見てみたい

そして、昨日、22日は「東京スカイツリー」の開業日!
残念ながら昨日、関東地方は雨風が強く、時折「雷」も轟く最悪の天気!!!

しかしながら、メディアは挙って「東京スカイツリー」一色!
あの!?国営放送ですら、夕がたのニュースのなかで特別枠を設け、
「まもなくライト点灯です!」と、繰り返しアナウンサーが絶叫し続けた!

結局は点灯式の進行が遅れ、時間内での尺が足りず、その瞬間をリアルタイムで
見ることはできなかった・・・

兎にも角にも先週末から「お祭り騒ぎ」が続いたが、昨日の雨は、祭り好きの
江戸っ子の“熱くなった心身”をそろそろ冷やしなさい・・・ 
そんな雨だったかもしれない

東京タワーの開業日も雨だったそうだ
東京スカイツリーはまだまだこれから雨降って地固まる・・・