濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

釧路の岸壁炉ばた

2011年07月16日 | ひとりごと・・

釧路名物の炉ばた
これまで、釧路が発祥の地かと思い込んでいたが、実は仙台が元祖!

仙台市の歓楽街「国分町」にある“炉ばた”がその始まり
採れた野菜を囲炉裏端で焼いて客に出していたのが発祥とされる・・

その後、仙台の“炉ばた”で修業した一番弟子が大阪で開業
また、二番弟子は釧路市栄町で仙台と同様“炉ばた”の店名で店を出し、
釧路港で水揚げされた新鮮な魚介類を焼いて出すようになった

この釧路スタイルが多いに受けた!
瞬く間に、現在の魚介類を中心とした「炉ばた焼き」が全国に広がったとされる

いまでも“釧路の炉ばた”は営業を続けている
ある意味、このスタイルができたのは釧路であり、炉ばた発祥の地と言っても
けして過言ではないと思う

しかし、残念ながら、店の前は通るけど、オイラは行ったことがない
ちょいとばかり敷居が高そうで・・・

そんななか、釧路港で水揚げされた新鮮な魚介類を豪快に炭火焼で堪能できるのが
釧路フィッシャーマンズワーフMOO の『岸壁炉ばた』

この岸壁炉端はMOOの屋外にあり、隣接する釧路港のまさに岸壁で“潮風”を
味わいながら気軽に食事ができる!!

北海道を代表する名橋「幣舞橋」を眺めながら、豪快に焼く地元の味
そして、季節の旬に舌鼓をうつのもよし

ちなみに、画像は釧路東港から眺める夕日

根室のコクリコ坂

2011年07月16日 | ひとりごと・・

根室市(ねむろし)は、北海道本島の一番東にある市で、当然ながら、
日本の主要都市の中でもっとも北方領土に近い都市である

気候は釧路や厚岸と同じで、夏は涼しく真夏日どころか夏日になることも珍しい
ちなみに、ここ数日、根室を含む道東地区は曇りや雨の日が多く、最高気温も15℃!
信じられないだろうが、朝夕はいまでも“暖房”を欠かすことができない!

さて、ドラマ「北の国から」'95秘密と、'98時代では、根室市内「落石地区」の
診療所にヒロインが勤務するという設定で撮影が行われた

晴れていれば、根室半島の太平洋沖合約3kmにあるユルリ島・モユルリ島を望み、
風力発電の大きなプラントが立ち並ぶところにロケ地がある

まったく関係のない話ではあるが、オイラの現地スタッフの奥さんが、市内の
某診療所に勤務していると聞き、このことを思い出した・・・

また、最近では、キムタク主演のテレビドラマ「南極物語(今秋放映)」の撮影も
根室市内の各所で行われたらしく、今年の秋から冬にかけて、最東の地!根室に、
どっと!観光客が押し寄せるかもしれない!?

画像は、根室のコクリコ坂?の途中にある「海陽亭」の客室からの眺望
オイラ、此処を根室の定宿としている

根室では比較的新しいホテルで、大浴場とサウナを完備、なにより、ここの料理が
素晴らしい☆☆☆しかし、それだけ人気も高く、なかなか予約が取れない

しかたなく、老舗のGホテルに連泊したが、これが「酷い」のなんの・・・
建物は幽霊屋敷そのもの、館内はうす暗く、客室もありえないほどの湿気が充満!

特に、周りが寝静まった頃から始まる超!怪奇現象の数々・・・
ある意味で、マニアにはお奨めのホテルではあるが、料金が釧路のビジネスホテルの
約2倍・・・仮にここにしか「空室」がなかった場合、まだ「駅」や「道の駅」で
野宿したほうがマシ・・かもしれない

コクリコ坂

2011年07月16日 | ひとりごと・・

予告編を見ていて、すぐに「これって横浜じゃん」と気付いた
しかし、横浜に「コクリコ坂」という坂は存在しない

そこで、予告編から僅かではあるが、次のような情報を得ることができた
① 坂の途中に、トンガリ屋根の洋館らしき住居がある
② 沖を通る船舶に、安全航行を促す“国際信号旗”を掲げており、海上から
これを確認できる場所
③ 旗を掲げている背景が、どことなくイタリア山庭園の雰囲気に似ている
④ コクリコ・・とはフランス語で「虞美人草・雛罌粟(ひなげし)」のこと

その結果、「コクリコ坂って山手しかないじゃん!」という結論に至った

山手とは、横浜市中区にあり、いわゆるハマの超!高級住宅街なのである
その東南側からは、東京湾と、その玄関口である三浦半島・千葉方面を、
北西側からは“みなとみらい”を含むハマの市街地、そして、丹沢の山々と
富士山を一望することができる!!

さて、横浜をはじめ、神戸や函館もそうだが、天然の入り江沿いで港が発展、
また、港湾都市は一般に地形的に海岸ぎりぎりまで山地が迫っていること多く、
結果的に「港町」には、「坂」が多く見られる

開国以降、駐留した外国人たちは、港を見下ろせる坂の途中や坂のうえに
住居を構えていった

いまでも横浜・山手には当時を偲ばせる多くの洋館が保存されており、また、
神戸や函館の異人館もその名残である

洋館や異人館は、港町情緒をより一層印象付けるに欠かすことができない
重要なアイテムなのだ

最後に、クコリコ=フランス語でひなげし・・・ここに坂のヒントが隠されて
いるとオイラ的には確信している

元町商店街を抜け、山手の「港が見える丘公園」へと通じる坂道がある
坂の名は「谷戸坂」
その谷戸坂の左手にフランス山公園がある

フランス山の歴史は、文久3年(1863)にフランス海兵隊が駐屯したことに始まる
フランス軍の駐屯は、明治8年(1875)に終わるが、その後明治27年(1894)、
ここにフランス領事館、領事官邸の建築が始まった

明治29年(1896)3月に領事館が、同12月に領事官邸が完成、しかし、大正12年の
関東大震災で、領事館・領事官邸ともに倒壊し、昭和5年(1930)に再建される

昭和46年(1971)、横浜市がフランスよりこの地(山手185、186番)を購入し、
翌47年(1972)に「海の見える丘公園フランス山地区」として整備され、現在に至る

あえて、クコリコというフランス語を取り入れている訳、それは、ハマのフランス山との
関連性で間違いない!!と確信できた次第である

そして、丘を登りきった小高い場所に咲くひなげしの花、きっと!庭園が整備されている
「港の見える丘公園」をイメージしているのであろう・・・

ちなみにオフコース(小田和正)の『秋の気配』の歌詞に出てくる“港が見下ろせる
こだかい公園”とは、この公園のことであり、B'zの『TIME』でも“港が見渡せる丘”
として歌われている。それぐらい港に近く、また、海上からも公園を見ることができる

結論
クコリコ坂は横浜山手の「谷戸坂」がモデルであり、少女が住む家は山手の「港が見える
丘公園」あたりの設定である

おまけ
今年5月、社命で横浜から北海道の道東(釧路・厚岸・根室地区)への出張を命ぜられ、
現在、道東のホテルを転々としている

せっかくの機会なので、道東の旬の味覚、そして雄大な大自然を満喫中!!!
そこで、今回は釧路の坂道から撮った画像をUPした

さて、道東の夕陽と言えば釧路、釧路と言えば夕日・・なんだそうだ
その釧路の「クコリコ坂」といえば大袈裟だが、ちょいと坂道を登った小高い丘のうえに
「米町(よねまち)公園」がある
天気のいい日は夕日を見よう!と、多くの観光客が詰めかける

港町には夕日がよく似合う