濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

心意気

2007年10月14日 | ひとりごと・・
テレビでは「笑点」がはじまり、西の空も茜色に染まってきた。
まもなく日没、庭では蟋蟀(コオロギ)が鳴いている。

さて、日本全国、どこへ行っても祭りがある。
祭りの形こそ千差万別であるが、祭りにかける氏子の心意気は
みな同じである。

縁があり、香椎に単身赴任して1年が経った。
せっかく福岡に来たのだから・・・と、名所旧跡、そして各地
で行われる祭りを見ようと心がけている。

今日、香椎宮で執り行われた秋季氏子大祭であるが、思ったより
ギャラリーが少なかったように感じた。

というか、あまり知られていないのかも?

福岡(博多)といえば「どんたく」「山笠」などの祭りが有名で
あるが、香椎宮で春・秋に行われる氏子大祭もなかなか立派な
祭りであり、是非!見に来て欲しいと思う。

今日の祭りをダイジェストで紹介してみるので、来年の参考!?
にしてほしい。

縁起物(ご朱印つき!)と恵方

2007年10月14日 | ひとりごと・・
これが的の破片であり、香椎宮の社務所で「ご朱印」を押印して
いただいた例の「縁起物」なのである。

一番上には天皇家との密接な“官幣大社”であることを意味する
菊の御紋が押印されている。

残念ながら、オイラが住む「香椎の杜」のマンションには神棚が
ないので、この縁起物を部屋の恵方(えほう)におくことにした。

因みに、2007年の恵方は壬(みずのえ)の方位であり、東西南北で
いうと北微西(きた・びせい)にあたるが、北微西は「北北西」とは
異なるので注意されたい。

北北西というのは西洋式の16分割した方位の名称であり、それに
対して恵方をいう時の方位は中国式の24分割した方位を指すので、
微妙にその方位が異なるのである。

祭で鍛えた瞬発力!?

2007年10月14日 | ひとりごと・・
流鏑馬神事に使われる的は、細長い板を組み合わせたもので、青竹に
挟んで射手によって射られる。

矢が当たった板片であるが、古来より、縁起物として見物人が持ち帰り、
各家庭の神棚に「縁起物」としてお供えされてきた。

もちろん、オイラも殺到する見物客をかきわけ、2枚ばかりゲット!
こういう“ドサクサ”には意外なほど力を発揮するオイラであった。

帰りがけ、社務所に立ち寄り「香椎宮」の朱印を押印していただいた。
朱印のある破片をもっているのはオイラだけ・・・かも!?



香椎宮の流鏑馬(やぶさめ)神事

2007年10月14日 | ひとりごと・・
香椎宮の流鏑馬神事は古来より執り行われていたそうで、旧暦の9月9日、
香椎馬場(今の香椎宮本殿裏側の道路)にて、祭典行事の一つとして奉納
されていたが、昭和12年以降、一時中断していたという。

しかし、昭和63年、約50年ぶりに復興、それ以降、秋季氏子大祭で奉納
され、今現在に至っているという。

写真は、神事にあたり、本殿に拝礼する一行であり、また、後方に見える
大木は香椎宮のご神木「綾杉」である。

ギャーっ!!

2007年10月14日 | ひとりごと・・
獅子楽の演目が終わると、獅子舞が境内の参拝客を廻り、頭を噛んでくれる。
無病息災、家内安全、そして子供の無事の成長を祈念して。

しかし、子供にとって「獅子頭」は単なる怪獣でしかなく、あちらこちらから
「ギャー」の悲鳴が・・・

獅子楽の舞(踊り)

2007年10月14日 | ひとりごと・・
獅子楽は、2人立ちの雌雄2頭の獅子が舞い、演目は、デハ(序)、ナカノキリ(破)、
キリ(急)の3段構成で、雌雄の出会いから、意識し合い、求愛までを演ずる。

獅子舞は演目三段を交代で舞い、演じ手は、笛(太鼓)も兼ねる。
なお、獅子楽の目的は「天下泰平」「国家安全」「万民豊楽」そして「家内安全」

オイラにもご利益がありますように・・・いや、必ずある!!

身近になった獅子楽

2007年10月14日 | ひとりごと・・
香椎宮の氏子で構成される獅子楽は、獅子方経験者中心の保存会と
現役中心の獅子楽社で構成されている。

この獅子楽であるが、香椎宮が旧官幣大社であることから格式が高く、
従って、境内から出て舞う事はない。

しかし、近年、伝統芸能を継承させようと、小学校の学習でも取り
上げられ、これにより、街の人が身近に感じる獅子舞となってきた。

なお、この獅子楽は、毎年4月と10月の香椎宮大祭に奉納される。


香椎宮の獅子楽

2007年10月14日 | ひとりごと・・
正式には、香椎宮奉納獅子楽(かしいぐうほうのうししがく)といい、
1744年、勅使参向の年に廃絶していた旧来の祭祀を復興され現在に至る。

また、香椎宮で使用している大太鼓の胴内側にも、1798年に、楽太鼓、
獅子一双奉寄進の墨書銘が確認されることから、獅子楽は、江戸中期
から行われていたことがわかる。

香椎宮秋季氏子大祭

2007年10月14日 | ひとりごと・・
香椎の杜は2時を過ぎた頃から薄日が射してきた。

さて、今日、香椎宮では秋季氏子大祭が執り行われ、香椎の杜の
住人であり、また、“のぼせ”を自負するオイラは祭りの一部始終
を見物してきた。

なお、香椎宮の秋季氏子大祭は、毎年、神功皇后の月命日に当たる
10月の17日に一番近い日曜日に執り行われる。