ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

テルマエ・ロマエ2 おもしろかった…?

2014-05-02 05:15:46 | 映画
テルマエ・ロマエ2


YAHOO映画から

古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップする

ヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の続編。

新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、

再度日本と古代ローマを行き交うさまを描く。

主演の阿部寛や上戸彩、市村正親ら主要キャストが続投し、

ブルガリアに実物大のコロッセオを建設するなど大規模なロケを敢行。

また、曙や琴欧洲ら現役、元力士も出演。

帝国を揺るがす危機的状況を、日本の風呂文化によって救おうと頑張るルシウスの奮闘に注目


はあ・・

1作目は、奇をてらったストーリーが奏功し大ヒット

さて柳の下に2匹目のドジョウはいるのか?

物語は1作目とほとんど同じ。古代ローマに日本の銭湯のいいところを

移植していくという話。

相撲取りが出てきたり、あしつぼマッサージ、マッサージチェア

バスクリン、そしてウォータースライダー・・・

阿部ちゃんの作り上げた体と相撲取りの体の対比が面白い。

モーホーの方は必見ですぞw

出演者も、

1作目同様、これはなかなかにっちな選択

イカ八郎、松島トモコ、白木みのる、そして浪越徳次郎まで・・

浪越徳次郎って死んでなかったか?

そんなことはどうでもいいんんです

ウォータスライダーで、阿部ちゃんのちんこを横目で見る女子とか

トイレでワイドビデで股間を洗う阿部ちゃんの「そこじゃない・・」

クマにかまれる松島トモコw

そんなこまかいギャグの応酬が面白かったっす

しかし何を勘違いしたのか、実物大のコロッセオを建設?!

無駄のきわみ。

そんなことに金を使うくらいなら・・・って思っちゃう。


後半の、どたばたのストーリー展開は見るに耐えれなかった・・・



まあ

上戸彩の混浴シーンだけは良かったですぞ


連休なんにもすること無い人は暇つぶしにどぞ~




テルマエ・ロマエ 通常盤 [DVD]
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東宝


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神去なあなあ日常 三浦しをん著

2014-05-01 05:03:09 | 読んだ本の紹介
神去なあなあ日常 (徳間文庫)
クリエーター情報なし
徳間書店







『神去なあなあ日常』 三浦しをん著



最近映画館にいくと、予告編が流れています。

「ウォーターボーイズ」(01)「スウィングガールズ」(04)

「ハッピーフライト」(08)「ロボジー」(12)と数々のヒット作を世に送り出してきた、

日本で最も注目を集める矢口史靖監督、待望の最新作!

WOOD JOB!(ウッジョブ!)が公開間近!!


その原作です。

「かむさり なあなあ にちじょう」 ですね

あらすじから

なんの取り得も資格も無く、将来の希望すら無い、平野勇気。

高校を卒業と同時に、フリーターでもいいかとへらへらしてたら

卒業式の日、担任と母親が共謀し勇気を

三重県のど田舎、奈良県との県境の神去村へ林業の修行に出されます。

林業の人材不足から新人に対して国が助成金を出す制度を利用したのです。

横浜から電車を乗り継ぎ、なんにーーーーもない山中の駅についた勇気を

待っていたのがヨキ(飯田予喜)という男。

いきなり、ヨキに携帯電話を取り上げられ外界との接触手段を絶たれますw

勇気に里心がつかないようにでしょうか

森林組合の事務所で20日間の研修を受けた勇気は、

ヨキに村の最奥部の「神去」地区にある中村林業株式会社に連れていかれ、

”おやかた”中村清一の率いる班に組み入れられます。

勇気はヨキの家で生活することになり。妻みきと祖母繁ばあちゃんとの三人暮らしに加わります。

何もない生活と、厳しい林業の実態に何度も逃げ出そうとする勇気でしたが、ヨキに阻まれますw

でも自然にあふれる村の生活に慣れるにつれて、それが大事なものになってくるのです。


ときおり清一のもとへ訪れる妻祐子の妹直紀は超美人。勇気の心がときめく一瞬です。

山での仕事をおぼえるうち、春、清一の息子山太の神隠し事件、花粉症発症、神去桜の花見、

夏の祭り、直紀への告白、と季節がすすみ、秋が訪れる。

今年は、48年ぶりの”オオヤマヅミさん”の大祭の年なのだ。。

よそ者の勇気はその祭りに参加できるのか?村人として認められるのか?

そしてその日がやってきた

深夜2時にホラ貝の音が村中に響き渡る。


こんな感じ


三浦しをんさんって女性の方なんですね

「舟を編む」を書かれた方。

本も読みましたし映画も見ましたが

独特の上品な文体にそこはかとない趣があります。


この「神去なあなあ日常」ですが、林業というまったく知らない世界への

知的渇望が満たされる楽しさと、過疎の村での生活様式の面白さ。

そして、山や川など自然へのオマージュ。

それを面白いと感じるかどうかは読み手しだいですが

僕は好きですね。


春の雪解けの音、花粉、桜、夏の蛍、冷たい清流での水浴び、スイカ・・

秋の収穫・・自然のすばらしさが上手に描いてあります

わたしは六甲山のふもとの神戸に住んでいるのですが

秋から冬にかけて、山の木々が紅葉から枯れて色が薄くなり、かすんだ緑色になります

春が来て、山のあちこちに山桜が咲きピンクの模様ができたとおもったら・・

そして、5月のある日です

本当にある日を堺に、山の色が一変するんです。

その日の朝、六甲山を見ると山が昨日まで薄かった緑が、

濃い緑色に変わるのです。つやつやと光を反射するようなつやのある濃緑に変わるのです

こういった感覚を、上手に描いてる小説です。


そして題名にもなっていて、随所にでてくる「なあなあ」

村の言葉「なあなあ」w

「なあなあ」とはどういう意味なのか?

是非お読みください。
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