ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

なつかシネマ 地獄の黙示録

2014-05-13 23:27:01 | なつかシネマ

地獄の黙示録

APOCALYPSE NOW


1980年公開の作品です
わたしが高校の時の作品ですね

多感な時代ですw



ストーリーから

ベトナム戦争後期。陸軍空挺士官のウィラード大尉(マーティン・シーン)は、
妻と離婚してまで再び戦場に戻ってきた戦争中毒者です。

彼は、CIAによる敵要人暗殺の秘密作戦に従事してきた古参兵でした。
その実績を買われ、グリーンベレー隊長のカーツ大佐(マーロン・ブランド)の暗殺指令を受けるのでした。

カーツは軍の命令を無視して暴走し、カンボジアのジャングルの中に独立王国を築いていたのです。

ウィラードは海軍の河川哨戒艇に乗り込み、4人の乗組員に目的地を知らせぬまま大河を遡行します。

ウィラードは道すがら、カーツの資料から彼の思想を読み取ろうとするのですが
読めば読むほどカーツの人物像が見えてこなくなります。

そして一行は戦争の狂気を目の当たりにします。
乗組員の1人が有名なサーファーであることをしった、現場の指揮官は
サーフィンをするためだけにベトコンの前哨基地を多量のナパーム弾で焼き払います。

そして、ジャングルに突如として出現したプレイメイトのステージ。
ジャングルには、指揮官抜きで戦い続ける最前線の兵士が・・。

狂気が支配していくジャングル、麻薬に溺れ正気を失ってゆく哨戒艇の若い乗組員たち。

やがてカーツの王国に近づくにつれて、ウィラード自身も少しずつ心の平衡を保てなくなってゆきます。

哨戒艇の乗組員を何人も失いながらも、何とか王国にたどり着いたウィラード。

彼は王国の支配者カーツと邂逅し、彼の思想や言動に動揺します。

そしてウィラードは、水牛を生贄にする祭りの夜にカーツの暗殺を決行するのでした。





とまあこんな感じ

なかなか強烈な映画でしたね
でも、当時高校生のわたしには、半分も理解できてなかったと思う

でも、音楽がすごかった
ワーグナーの『ワルキューレの騎行』が鳴り響き
ベトナムの村を焼き払うシーンは、忘れられないですね

そしてテーマソングがまた暗いのだ
ドアーズの「ジ・エンド」・・

This the end ♪・・

「mother-fucker」という言葉を知ったのもこのときですな
マザーファッカーって興味のある人は、ぐぐってみ
まあろくな言葉じゃないぞ

そんなことはどうでもいいんですけど

フランシス・コッポラが私財を投じて完成させた超大作。

場面場面の美しさと迫力は心に訴えかけるものがありましたね

ジャングルの中に突如現れる不夜城。
そこに、半裸で踊り狂うプレイメイツたち
ナパーム弾で焼き払われる村
神格化したカーツ大佐の風貌
そしてラスト、水牛を生贄にするシーン!

音と映像の嵐でした。
そして狂気。戦場の狂気を描いているのでしょうか?

30年以上以前の映画なのに覚えてますわ
名作なのか迷作なのか?

まあご覧ください



地獄の黙示録 劇場公開版/特別完全版 [Blu-ray]
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ジェネオン・ユニバーサル


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WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~

2014-05-13 04:31:31 | 映画
WOOD JOB!
神去なあなあ日常(かむさりなあなあにちじょう)



『ウォーターボーイズ』「スゥイングガールズ」「ロボジー」「ハッピーフライト」など

数々のヒット作を送り出してきた矢口史靖監督が、人気作家・三浦しをんのベストセラー小説

「神去なあなあ日常」を映画化した青春ドラマ。


こないだ、三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」について書きましたが

上手く映画化されてますわ。似て非なるものですね。

読んでから観るか?観てから読むか?どっちもOK!




さて物語からご紹介

チャランポランな性格で毎日お気楽に過ごしていた勇気(染谷将太)は

大学受験に失敗。彼女にもフラれ、進路も決まらない。

そんな時、ふと目にしたパンフレットの表紙で微笑む美女に釣られ、

街から逃げ出すように1年間の林業研修プログラムに参加することを決意。

だが、ローカル線を乗り継いで降り立った神去(=かむさり)村は、

携帯電話の電波も届かない“超”が付くほどの田舎。

マムシが駅で出迎えてくれますw

1ヶ月林業研修。仲間はヤンキー上がりや自衛隊上がり、頭でっかちの農学部卒など

いつのまにやら1人減り2人減りするものの、

例の表紙の美女・直紀(長澤まさみ)が村に住んでいることが判明。

留まる事を決意する。

1ヶ月の研修を終えて、勇気が配属されたのは超山奥の神去村の中村林業。

同じ人間とは思えないほど凶暴で野生的な先輩のヨキ(伊藤英明)が迎えに来ます。

命がいくつあっても足りない過酷な林業の現場……

耐えきれずに逃げ出そうとしていたところ、休む間もなく訪れる新体験、野趣溢れる田舎暮らし、

底なしに魅力的な村人に囲まれ、勇気は少しずつ変化してゆきます。

果たして、勇気と直紀の恋の行方は?

そして、48年に1度の大祭が行われるとのこと

はたして勇気はその祭りに参加できるのか?

無事に生きて帰れるのか!?

とまあこんな感じ



ここから先はネタばれ注意

虫除けスプレー、制汗スプレーを振りまき

汗拭きシートで汗をぬぐう勇気が、ナタで指を切り

泥にまみれヒルに股間を食われ

いったいどうなるのか?とひやひや。

先輩のヨキにギチギチしこまれていきます

いつの間にか、一人で木を切り倒すことができました!

ヨキが「調子にのんなよ!」と言い捨てますが

その顔には、勇気を認める笑みが

ある日、現場から帰るトラックの荷台に車座に座る仲間たち

いつもは、先輩が歌う樵の歌を勇気が歌い始めます。

あのシーンはよかった


そしていつの間にか舞い散る雪・・

上手く描かれる山の四季・・

春が訪れ、神去村の大祭の準備がはじまる

しかし、あくまでもよそ者でしかない勇気を村人は認めてくれない

そんな村人にヨキは言い放つ。「こいつはよそもんで半人前や。でも1人の山人や!」

そしてある事件がおきて・・・・





なかなか、面白い映画でした

矢口監督が会心の出来!と豪語してました。

なんていっても、配役が絶妙

主役の染谷くんののほほんとした雰囲気がいいんだよなあw

スッピンの長澤まさみさんのワイルドな感じも今までに無い魅力を放ってました

そしてヨキ役の伊藤さんは、はまり役!!彼以外にヨキはありえない。

相手役の優香ちゃんと絶妙の夫婦。

優香ちゃんもこんな役をこなせるようになったんだなあ(感動)

マキタスポーツさん近藤芳正さんもはまってたなあw


林業の現実や山奥の生活の厳しさはこんなもんじゃないんだろう

もっと暗くて辛い世界なのでは?って思ってしまうが

それは、私のものさしであって

そこで暮らす人々の価値観とはまったく違うんだろうな

だから、ラストで勇気が選んだ結末はそういうことなんだ。

エンドロールのあとのワンカットがすべてを語ってます。





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コメント (3)
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