ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

貧乏のおもひで7(グアム)

2005-06-18 00:39:21 | どうでもいい話
○ルビッシュが勝ったって?
いくら素質があっても
人間として、駄目な奴は駄目なんだよ。
ぜんぜん応援する気になれないな。




貧乏の再検証続きます。

学生時代編

22.グアム土産に買ってきた、木彫りの置物と貝殻の首飾り、洋酒のミニボトル
   総額で1000円くらいのものを、ブランド志向の女にやったら、ぶん殴られた


大学卒業もなんとか決まり、就職も決まりあとは遊ぶだけ。
ふざけるな~って親は言いたいだろね。
でも、いいじゃない少しくらい遊んでも。

って・・・・・・


4年間ずっと遊んでたくせにまだ遊ぶか。



という、お叱りの声もあろうかと思いますが
ご勘弁ねがいまして、猫は大学卒業前にグアムへ
旅立ちました。



もう20年も前の話です。
グアムが海外旅行で一番安かった。
裕福な連中は、アメリカやヨーロッパへ繰り出したんだな。
ちょうどバブルのはしりの頃。金持ってる奴は持ってたね。


でも俺の友達連中はグアム行く奴が多かったな。
貧乏は貧乏を呼ぶんだな。


俺は、例の親友のI君(過去ブログ「大地溝帯」参照)と2人で行ったの。
激安ツアーだったな。





俺たちはリーフホテルってホテルに泊まったんですが
同じツアーで知り合った男2人組は、部屋から1歩も出ず
葉っぱ隊を決め込んでたな。



ショッピングセンターとか行くと、すーと人が寄ってきて
「葉ッパカワナイカ?」って聞いてきます。

俺たちはあんまり興味なかったから無視してたけど
それが目的の奴らも多かったね。

あと同じツアーに女の子3人組がいたんだけど
まあまあ、ブス、怒ブスの3人組。

市内観光へ出るんだけど
まあ、同じツアーだったから声くらいかけますよね。
だって、恋人岬行ったときに、その中のまあまあの子が
強風にあおられて、スカートがめくりあがり、超ビキニの
うすうすパンティーをご開帳したもんですから
俺とI君は思わず手を合わせ、「貴重なものを拝見させていただきありがとう」
といいましたよ。ほんと。女はリゾートでは解放的になるのよね~。
あんなパンツはくのかね~、意味ないじゃん。


で、ホテルでその3人組みとたびたびすれ違うので、
まあ、パンティも見せてもらったことだし
お礼の意味で、(?)部屋でトランプしない?とか声をかける
訳ですよ。別によこしまな気持ちはこれっぽちも・・・ありますが・・・
まあ、あわよくばね・・いいこともあるかな~くらいの気持ちで
誘うのね。



するとね、パンティの子はまんざらでもなさそうなのに
怒ブスがですね、ブスじゃないですよ怒ブスですよ
ブスの最上級ですよ。超ど級の怒りがこみ上げるブスですよ。
絵にも描けませんよ。
描けるくらいのブスはまだ可愛げがあるっちゅうねん!



その怒ブスがいうんですよ



「もう~!!!!いや!!!絶対にいや!!!!!
そんなこと言って私たちに近づこうとしてるんでしょ!絶対にいや!!!
いやらしい!!!!」



ってね、あんたね、あんたに誰も近づきたいって思わんって
いやらしいって・・
確かに少しは考えましたよ、あわよくばって・・
でもね、その対象にあんた入ってませんから・・残念!って
波多ヨウク言ってる場合じゃなくって、ほんとむかつきました。



その時は3人いたから、笑って「そんな~無理にさそってないよ」って言いましたが
次に、その怒ブスだけ一人でいたときに、その怒ブスが
こっちは何にも言ってないのに、汚いものを見るような目つきで
「ヴ~!!!」って犬のような声を出してにらむから
思わず言いましたよ



「てめ~!!黙ってたらいい気になりやがって、てめー見たいなブスには
用事はねえんだよ!部屋に帰ってかぎかけて一生出てくるな!!!」



って言ってしまいました。
おれも若かったな。


そしたら、「わ、わ、わ、わ、私には、おにいちゃんがいるんだからね!」
って訳のわからないことを叫びつつ泣きながらホテルの廊下を駆けていったな。



どうも、葉っぱ隊の2人組のことを言ってたようなんです。
葉っぱ隊に告げ口してます。
葉っぱ隊も怒ブスに見込まれて大変です。


しかし、思いっきり無視してたな・・葉っぱ隊・・・
怒ブス・・ちょっとかわいそ・・





偶然向こうで俺のつれとも一緒になったりしたな。

俺の連れ2人と合流し、4人でレンタカー借りて
ドライブしたのね。



タロフォフォの滝っていう、そのころ何も観光名所のない
グアムで、唯一観光する場所でした。
その頃のグアムって、ほんと田舎でしたね。
空港だって藁葺きの屋根だったし(嘘)



タロフォフォの滝へ向かうんですが
全然道がわからない。地図は一応あるんだけど、
ほんとわからなかった。原住民のひとの敷地に入っていって
めちゃくちゃ怒られたりして(何言ってるかわからないけど
表情と口調はめちゃ怒ってた)
なんとか、それらしき道を発見したのね。



舗装もされてない、赤い土がむき出しの道。
運転するのは今井君。免許取立て、しかも左ハンドル。
交差点を曲がるたびに、ウインカーのつもりで
ワイパーを動かしてる。



ちなみに今井君は、スキーに行くときレンタカーのFFの車にチェーンを
巻くとき、何の躊躇もなく後輪に巻いて、危うく死にそうになった
つわものであることを申し添えます。




まあ、対向車なんてないから
適当にぶっ飛ばしてたんだな。


そしたら、急に道の横のミゾに突っ込んで危うく横転するところでした。
死ぬかと思ったぜ。


しばらく走ると、広い空地に出ました。
何にもありません。よく見ると、下の方へ下りていく
細い道があります。
車1台通るのがやっとの道です。


無謀にもその道を車で下りはじめました。
もし行き止まりならバックで上らねばなりません。

つづら折の急勾配を降りていく途中で、
「ぱ~ん!!!」って銃声のような音が聞こえてきます。
怖~!

相当な距離降りますと・・・・・


ありました、タロフォフォの滝!


なんと申しましょうか・・・


タロフォフォの滝です。

興味のある方はググって見てね。

今では相当きれいに整備されて、ロープウェーまでできてるようですね。

まあ、その頃はなんにもないただの川の段差でした。


ドライブもおわり、次に行ったのが、PICっていう
レジャー施設。興味のある方はググって見てください。
細かい話は又次の機会に。今みたいにきれいなホテルの施設じゃなくて
掘っ立て小屋に芝生があっただけだったな~
でもけっこう楽しかったよ。




連れとわかれて、俺とI君は、レンタカーを返しに行き
レンタカー屋のお姉さんにホテルまで送ってもらい
記念に写真を取らせてって言うと
「おーまいが!」って言われたんだな。
そんなことが楽しい時代でした。




海岸で、遊んでいて、フリスビーとか水中眼鏡を
おいていてちょっと目を離した隙に、パクられたり
して、思わず
「お~まいが!」って言ったな。
そんなことが楽しい時代でした。





連れたちはその後、ストリップへ行ったようで
次の日、会った時に
「おまえ、あそこにピアスしてるんだぜ!」
とか言ってたな。
そんなことが楽しい時代でした。






最後に、お土産を買おうということになったんですが
その頃から、グアムと言えば、買い物。
買い物といえばブランド。
そういう図式は今と同じです。



しか~し、猫は、そんなお金ありましぇーん。
買ったのは、くずサンゴか貝殻かのネックレス。多分1ドルくらい
洋酒のミニボトル。5本入りで5ドルくらい。
木彫りの置物。多分2ドルくらい。


ノーカットの写真がついているトランプ。3ドルくらい。
ひっくり返すと、下着が消えてヌードが見えるボールペン。1ドルくらい。

というせこいものばっかり買ってたのね。



その頃、クラブ関係でよその大学の友達がたくさんいたんだけど
その中に神戸のお嬢大学のお嬢がいたのね。
そいつは社長の娘で、金には困らんぞ!わがまま言うぞ!という
オーラを発し続けている子だったな。


何気に、グアム行くって言ってたら、そいつがお土産買って来い
っていうもんで、上記に書いた土産を買ってきたのね。


そいで、はい、お土産って渡したら、顔色が変わって
「なにこれ!」っていってぶん殴られました。
べつに付き合ってるわけでもないのに・・・
こわ~

そいつには、お土産っちゅうたらブランド物だったんだろうな
もし、俺がお土産にヴィトンでも買って帰ってきたら
乳のひとつでももましてくれたろうにな~



貧乏は嫌だね~


そんなことが楽しい時代だったな。






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