ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

貧乏のおもひで5(コンパ)

2005-06-15 22:41:13 | どうでもいい話
昨日JR乗ってたら、向かいの席の天井から
小さな蜘蛛が、す~って糸を伝って下りてきたのね、
後もう少しで、下に座ってる親父の頭に落下しそうだった。

蜘蛛も、親父の頭に着陸するつもりは無いようで、
親父の頭の20cmくらい上で止まって、また
スルスルって上っていきました。

ほっとしたのもつかの間、また蜘蛛の奴、す~って下りてくるの
また、親父の頭の上20cmでストップ。
そして、するするって上がっていくの。
そんなことを蜘蛛のやろう、何回も繰り返すの。
バンジージャンプごっこしてるつもりか!


こっちは、蜘蛛が目算を誤って何時、親父の頭に着陸するか
気が気でなかったよ。


しかし、向かいの親父も、天井見上げてニヤニヤしてる
俺を見て、気持ち悪い奴だなって思ったろうな・・



さて、貧乏シリーズ第5弾
検証作業を続けましょう

・コンパに行って下心マンマンで最寄駅まで送ったのはいいけど
 駅でバイバイされて、終電がなくなってて、タクシー代なんか無いから
 泣く泣く夜どうし20km歩いてかえる


猫は、貧乏だって言ってましたが、予備校に行かせてもらってました。
だって、馬鹿なんだも~ん。
高校は普通科で就職する奴は一人もいなかった。
成績は下から数えて何番目ってくらい。
就職するのはプライドが許さないし、
仕方ないから、とりあえず大学へ行ってその間に何か考えようってことにしたんだけど
いかんせん、馬鹿。
全然勉強しなかったもん。


親父は、相変わらず、就職させようと、姑息に就職情報誌を
どこかで拾ってきて、またおれの目に留まるように仕向けてたが


母親は、やはり学歴をつけたほうが何かと有利では無いかと
打算したようで、結局また母親が勝利し、引き続き俺に投資することに
したんだな。
しかし、その投資は報われなかったな・・その株価は暴落寸前、
低迷を極めてるな・・・



そんな話はどうでもいいんです。



とりあえず、馬鹿な俺は、予備校へ行かねば、今までの投資が
無駄になるという、母親の投機目的により、予備校の追投資を
獲得し予備校へ通うことになったのね。



そんな話はどうでもいいんです。



まあ、なんやかやあって、その話はまた今度しますが、

無事、大学に合格し、開放感に浸っているときの話
ここからが本題。
前置きが長いっちゅうねん。

入学後、予備校で同じクラスだった女の子と
偶然、町で出会ったのね。
そしたら向こうからこえを掛けてきたの。
あんまり可愛い子じゃなかったな。
でも女の子からこえを掛けられるなんて
生まれて初めてだったから、
わくわくして、「なに?ひさしぶりじゃん」って。
「久しぶり~」って盛り上がっちゃって電話番号を
教えあったのね。

そしたら、数日後電話がかかってきて、
合コンしようって言うのよ。

初めての合コン!


二つ返事で、OKして、場所と時間を決め
4対4での合コンをセットしたんだな。


あんまり、合コンの内容は覚えてないな
とりあえず、居酒屋で、飲んで喰ってして
おしゃべりしただけだったな。
今みたいに、ゲームがあった時代じゃないし、
カラオケなんて、ほんと一部のおっさんがスナックで
8トラのカセットでやってた時代ですかんね。


男チームの一人が、悪酔いして、つぶれたのだけ覚えてるわ。


結局、そのまま、盛り上がらず終わって、帰る事になったんだけど、
最初に声をかけてきた子が、送ってくれみたいなことを言うのね。
こっちも初めてだし、コンパの後は、男は送るもんなのかと
思ってたので、送っていくことにしたのね。


ちょっとは、期待もあったな。
あわよくば、送っていくついでに、近所の人知れない
公園の暗闇で、乳のひとつでももましてくれるのか?
というはかない希望・・を胸に・・


しかし、彼女の家は、阪神電車。
俺は、地下鉄から北大阪急行って全然路線が違う。
まあいいかって、阪神に乗り込んだのはいいけど
阪神って、どっちかというと下町を走る電車なのね。
どうも、ガラの悪い地域を走るイメージがある。
乗ってる人種も阪急の人種と一線を画してるのは否定できない
つまり、下品な酔っ払い親父が多い!


ついた駅は、尼崎センタープールって駅
おれ、このときまでプールって言うから
公園にプールがあるんだ、って思い込んでたのね。


でも下りてみたら、プールって・・・・





競艇場のことだった・・・



まあ、競艇場のある駅ですから、
上品とは言えんわな。

こちとらが、想像してた、人知れない静かな公園なんて・・
無い・・・
酔っ払いがぶっ倒れてる小汚い公園ならありますが。


当然、伝書鳩のごとく家まで最短コースで女は帰ります。
なんでか、何の因果かわたしゃ家までおくらされて
呈のいい、ボディーガードですわ。



てめ~何様だ!


なんて心の中で思っても
わたしゃ声に出しませんよ。


え~え~出しませんとも。


笑顔で「じゃ!」って


心で泣いてるぜ。


で、家に帰ろうと思って
駅に戻ると・・

あんた、





終電終わってますヤン!!!!


が~ん・・・・・・・・・・


え~え~歩きましたよ、歩かせていただきました。
尼崎から豊中まで歩きましたよ。



タクシー代なんかありません!
あるわけ無いじゃろが!




泣きながら歩いたな・・・


いまじゃ、いい思い出




な、わけないやろ!




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コメント (3)
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