3日目の朝、この日はあいにくの曇り空です。
早速、朝食に。
この日は、やはりホテル内の「海上レストラン コーラルシービュー」に行きました。
(前日、晴れた日に撮影しました)
ここでの朝食は、「カリビアンブレックファースト」
目の前に広がる海を眺めながら、グリルで焼くビーフ100%のハンバーガーや玉子料理などがバイキングでいただきます。
スープやサラダとともに、「ハンバーガー」と「ホットドック」をいただきました。
翌日は帰るだけなので、実質、沖縄最後の1日となりますので、朝食後、早速行動開始。
本日は、「中城城跡」から。
中城城跡は、標高約160mの丘陵上にあります。中城村の西北から北中城村の南側にのびていく丘陵の東崖縁を天然の要害とし、300余もあるとされる沖縄のグスクの中で最も遺構がよく残っていることで知られているそうです。
城は連郭式の山城で6つの郭(くるわ)からなり、城壁は琉球石灰岩で積まれ、自然の岩石と地形的条件を巧みに生かしながら美しい曲線で構成されており、その築城技術の高さは、芸術的と言われ、歴史的にも高い評価を受けているとのこと。
中城城は、14世紀後半に先中城按司(さちなかぐすくあじ)が数世代に渡って築き、1440年頃に座喜味城主「読谷山按司:護佐丸(ごさまる)」が王府の命令により移ってきて、北の郭、三の郭を当時の最高の築城技術で増築したと伝えられているそうです。
本来なら、入口からカートでの送迎があるようですが、新型コロナ対策で中止されているため、徒歩で見学しました。
順路とは逆に見学することになります。
裏門から入ります。
(三の郭︰新城)
(ニの郭)
(一の郭)
晴れていたらもっと綺麗な眺望だったに違いありません。
中城城跡を後にして、次に向かったのは、「首里城公園」。
(焼失前の首里城︰ネットより拝借)
琉球王国の政治、外交、文化の中心地として威容を誇った首里城。
1945年の沖縄戦で灰燼に帰した首里城は、1992年沖縄の本土復帰20周年を記念して国営公園として復元されたそうです。
また、中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組み技術には高い文化的・歴史的な価値があるとされ、首里城跡は2000年12月に、日本で11番目の世界遺産として登録されました。
残念ながら、2019年10月31日に発生した首里城正殿をはじめとした主要7施設の火災により、現在は、見学可能なエリアが変更となっていました。
駐車場から歩いていくと、まずは「守礼の門」があります。
「守礼(しゅれい)」とは「礼節を守る」という意味で、門に掲げられている扁額(へんがく)には「守礼之邦(しゅれいのくに)」と書かれてあり、これは「琉球は礼節を重んずる国である」という意味だそうです。
「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」
琉球石灰岩で造られた建造物で、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所だそうです。
琉球の石造建造物の代表的なものであり、沖縄戦で一部破壊され、1957年に復元され、現在、国指定重要文化財となっており、また2000年(平成12)には世界遺産へ登録されています。
「歓会門(かんかいもん)」
首里城の城郭内へ入る第一の正門で、「歓会」とは歓迎するという意味だそうです。
「広福門(こうふくもん)」
「広福」とは、「福を行き渡らせる」という意味とのこと
「奉神門(ほうしんもん)」
「神をうやまう門」という意味で、首里城正殿のある「御庭(うなー)」へ入る最後の門です。
ここからは有料になりますが、再建工事中の現場を見学できます。
少しでも再建の一助になればと思い入場しました。
中に入ると、首里城の中心となる「御庭(うなー)」があります。
本来なら、この正面に首里城の「正殿」などがあったのですが・・・。
焼失した部分を並べてありました。
高台からの眺めです。
首里城公園を見学した後は、「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に向かいます。
続きは、沖縄⑤(3日目後半~)で。