キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

多武峰~明日香

2011-10-18 14:08:09 | 知識

2011年10月17日 多武峰~明日香ウオーキングの日。

参加者4名。午前7時20分近鉄名古屋駅集合。午前7時31分発鳥羽行き急行に乗車。伊勢中川着午前8時45分。乗換午前9時03分大阪行き急行に乗車。桜井着10時17分着。バスの乗車まで33分待ち。

自宅を出たのが6時20分(起床5時)。いささか眠いが幹事が遅刻許されず。名古屋駅で朝食用のパン購入したり、飲み物を購入したりと時間を有効活用。

この時間でも通勤・通学で結構乗降客は多い。仲間がやや遅れて到着。聞くところでは名鉄ポイント不良とかで若干の遅れが出たそうだ。

遅れた分座席確保できず、四日市まで約30分立ったまま。その後は伊勢中川まで座れた。乗換に余裕があるので、用足しなどもでき一休みしているうちに大阪行きがホームに入ってきた。ここは余裕で座席確保。桜井まで約1時間30分快適に過ごす。10時17分桜井駅到着。初めて電車で降り立つ。

駅南口から談山神社行きバスは午前10時50分発。この時間前後は9時25分、12時50分なので名古屋から来るとこのバスを利用するためにどうしても早めに出る必要があった。

バスは約30分ほどで終点手前の多武峰バス停で下車。バス停前に屋形橋がありこの橋を渡ると神社の参道に入る。

参道は杉の大木に沿うようにして進む。

しばらく進むと東大門に出る。立派な門で門を過ぎると急な坂。

この坂が急なのでしばらく喘ぐ。途中に重文“摩尼輪塔”(まにりんとう)がほほ笑むようにみえる。摩尼とは宝珠のことと書いてある。(石塔の横の説明)

ここを過ぎると、相変わらずの急坂だが談山神社の門前が見えてくる。

参拝料500円。鳥居の前から長い階段が続くが、脇に楽な道と記されていたのでそちらに。

西の入り口前に出たが、この方が楽に境内を歩けた。

談山神社といえば優美な十三重塔だろう。

本殿は今塗装修理中であったが拝殿は入れるので資料拝見。拝殿から外は紅葉。おそらく来月は紅葉で来場者で身動きできないだろう。

本殿前の楼門も威厳がある。

参拝した後、すぐに明日香に向って歩き出すが、先ほどの坂より一段と急。ようやくのことで旧西門前に出る。

この先は明日香に向かうハイキングコースに出る。昼食はコースの途中に展望台があり休憩所もあるので少々頑張ってそこまで進むことにする。

コース地図で確認しながら進むが途中に案内標識があり、寄り道して戻るつもりだったがどうもおかしいので戻って、標識の明日香方向に下る。

途中、山栗の木、柿の木、花梨の木、アケビの木など実ったままの木が一杯。二人が落ちていたアケビの実を舐めて甘いと大喜び。

民家の垣根にトクサが植えてあり初めて見る。トクサは漆のつや出しに使われるそうだ。

先ほどの明日香方向に沿って進むがどうも様子が違う。こうなったら標識に従って進むことにする。道なき道を進むように細い道を進む。しばらくして舗装した広い道に出るが、この先がどうなっているか分からないまま進むと突然神社の前にでた。神社の案内版では入鹿の首が鎌足に向かってきたので鎌足が逃げて、ここまでくればもう大丈夫だろうと休んだ場所とか。

神社名は「気都和既神社(きつわき)ともうこの森」。もうこの森=はもう来ないだろうと付けた名と書いてある。

この神社を過ぎるとようやく開けた場所に出た。遠くに大和の山々が正面に見え、畑・田圃もある集落に出る。休耕田に腰をおろしてようやく昼食。心地よい風と程よい気温、見える景色。絶好の場所で至福の時間。

いよいよラストスパート、明日香の村には午後2時到着。10分ほど休憩して飛鳥川に出て橘寺に向かう。拝観している時間もないので西門で失礼する。川原寺跡の前で橘寺遠景を撮る。

酒船石へ向かう。

見学後すぐに飛鳥寺へ。

休憩所で一休み。ここまで一挙に歩き全員やや疲れ気味。この後甘樫の丘に向かう予定だが、午後3時を回り、時間的に厳しくなってきた。

バスの時刻表を見ると、折よく午後3時17分発橿原神宮東口行きが来るのでここで終点にしようと提案。皆賛成。

結局、道を間違えたものの農山村の源風景のような道を歩け、満足してくれたのでホッ。

帰りの電車は乗り継ぎ悪く名古屋着午後7時25分。今日は12時間の行程でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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