キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

送り火と日泰寺

2011-08-15 18:26:27 | 日記

夕方、送り火で昨年年末に亡くなった義母の初盆と先祖の施餓鬼行事を済ませる。

そのあと、仏壇を飾った供え物をまとめて覚王山日泰寺に納めに行く。日泰寺では午後5時30分から施餓鬼行事が執り行われ、寺院の読経の後一般参拝者も施餓鬼用の祭壇で焼香OK。

毎年納めに行きますが、このような行事が行われていたことを初めて知る。まだまだ知らぬこと多い。

日泰寺は無宗派で毎年各宗派の輪番制でお守りしている筈。今年が何宗が当番かは知らず。

日泰寺は山号を覚王山と号するが、覚王とはお釈迦様のこと、日泰とは日本と泰の友好を表している。

覚王山日泰寺には「真骨奉安塔」があり。この真骨とは昔タイ国王から日本にお釈迦様の真骨を分けて下さったもの。塔はいつでもお参りできる。

真骨を日本のどこの地に祭るか大いにもめたそうだが、結局全宗派が協議した結果、名古屋の地が一番異論が出なかったそうだ。

山門には普通金剛力士像がおかれますが、日泰寺はお釈迦様の弟子の迦葉(カショウ)、阿難陀(アーナンダ)像がおかれています。

私はこの像がご開帳されるとき偶然参拝に立ち寄ってます。その時の当番宗派は東大寺でした。山門の周りに東大寺と書かれた車が多数駐車していたので、不思議に思い聞いて初めてわかりました。

彫刻は文化勲章受章者 円鍔勝三さん(私の記憶)の作です。

その後大分あとに五重塔が完成し、覚王山日泰寺の伽藍計画が完成したようだ。

本堂の本尊釈迦如来像は、これもタイ国王から頂いた釈迦像だそうで、他の寺では見られないお姿です。言ってみればタイ様式。

地下鉄東山線覚王山駅の近くに行かれたら一度お参りされることをお勧めします。「真骨奉安塔」はやや離れた場所にありますが、立派な塔です。こちらもお参りされたらいかがでしょう。

 

 


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