瑞穂生涯学習センター主催 なごや学 尾張の古代史~弥生時代編~の公開講座聴講に出かける。副題は弥生時代の終焉~戦争の始まりと邪馬台国・狗奴国の台頭~となっている。
講師は丸山氏 プロフィール不明。(説明らしき案内なし。この先生は既に瑞穂で多くの講座を開催しているようで、参加者の多くはよく知っているようだ)
先着60名とあったので早く出かけないとと思いながら出遅れ。それでも会場に定刻15分前に到着するが、すでに満員。補助椅子にかろうじて座れるほどの盛況。
会場の係の方が空いている場所に無理やり補助椅子を押し込んで、ついに90名収容。レジメモ不足したようで大急ぎでコピーする。
レジメ27ページもあり魏志倭人伝の一説まで添えてある。
演題が尾張の古代史となっているので、期待に胸膨れる思い。
結果は、残念!
期待した弥生時代ないし弥生時代直後の尾張地方の勢力図などが聞けると思っていただけに、講演会の演題は何だったのか?
内容は、縄文期の石器と弥生期の石器の違い、集落が高地に分布している状況、尾張地方の土器と経常・文様近畿地方出土の銅鐸と三遠式銅鐸の特徴の違い、弥生後期並びに直後における墳墓の形状など多岐にわたる説明だあった。
レジメでは1.戦争のはじまり、2.弥生後期の地域性、クニグニの統合、3.統合のシンボル・銅鐸、4.その間の事情を語る魏志倭人伝、5.前方後方墳の出現 となっている。
卑弥呼の時代に尾張・三河で出土したり、発見された古墳等の形状の違いを説明されたような、そんな講演会であった。
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