nauhts の山歩き記

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唐松岳(2696m) ⑥ スキー登山

2014年04月01日 | 北アルプス・立山
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2014年4月1日(火)
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今年も八方尾根スキー場の16ポイント残っている回数券を、実質580円でゲット。
ゴンドラ 8 + アルペンクワット 3 + グラートクワット 3 で2ポイント余る。
下り分がないので、下山コースが確保されている内に行かなければならない。
ここ数日、春のような陽気が続いているので、今週が限度だろう。

朝は冷え込んだが、絶好の好天気になるという予報に、昨日の木島平スキーに続いてお出掛け。
白馬地方は-5℃の予想だが、道路は大丈夫だろうと、バイクに荷物を積み込む。
気温が低いので革靴では無理だろうから、ハードブーツ+ミドルスキーの組み合わせ。
6時30分自宅出発。途中地蔵峠の道路標示は-1℃。昨日よりは道路が乾いているので安心。
平日で渋滞もなく、現地8時00分着。ゴンドラ駅舎前に駐車。約79km。

準備を済ませ、8時20分ゴンドラ乗車。 アルペンクワットを乗り継いで上がる。
グラートクワットは9時からのスタート、まだ20分ほどあるので、歩いて登ることに。
始発で上がった先行者の内、何人かはもう既に歩いて登っている。
9時05分、リフト乗車者とほぼ同時に、八方山荘前に到着。
ここでオーバーパンツを脱ぎ、手袋も薄物に交換し、9時10分、登山開始。

朝の冷え込みで雪が堅い。 最初はシールのみでも登攀可能だったが、八方池を過ぎる頃から、
登り切ることが出来なくなる。 クランポンの持参を忘れたので、板を担いで登ることに。
アイゼンも持ち忘れたので、ハードブーツのみで歩くが、雪が締まっているので、問題なし。
しかし肩に喰い込む荷物の重さが辛い。 ハードブーツなので足の上がりも重い。
小休止を繰り返しながら12時前、3時間弱で唐松山荘上の尾根へ出る。

目の前に聳える剱岳が美しい。眺望を楽しんだ後、荷物をデポして山頂を目指す。
15分ほどで唐松岳登頂。 もっと大勢がいるかと思ったが、1人だけで静かである。
風も弱く、ほぼ無風状態。 昨日は強風で、スキー場のリフトも止まったようだった。
再び眺望を堪能し、15分ほどの滞在で下山。 戻って遅めの昼食を済ませる。

 

昼食後、シールを外し、オーバーパンツ・防寒手袋を装着し、13時25分、下山開始。
先の岩場を降りてからスキー装着の為、板は手に持って下り始める。
左手にストック、右手にスキー板を持ち、ステップ状になった急坂を数歩下ったところで、
何とスキー板の片方が手から漏れて落ちそうになってしまった。
人間の習性か、慌てて掴もうとして、もう片方を持っているのに無意識に掴もうとしてしまった。
当然のことながら、両方の板ともに手から離れ、急斜面を谷底へ向かって流れ落ちていった。

片方は30~40m下で止まったが、もう片方は谷底の遥か下まで落ち、見えなくなってしまった。
テレマークスキーの弱点?、ストッパーがない為、流れ出したら自然に止まるのは厳しい。
以前の登山でもリフトから帽子を落とし、取りに行った時にスキー板を流してしまったことがあった。
板は一番古く、普段あまり使わない物なので、板自体はそれほど惜しくはない。
それより、下山するには回数券は5ポイントしか残っておらず、財布もバイクに於いたままなので、
ゴンドラは使えず、遥か下のゲレンデ麓のバイクの元まで歩いて下らなければならず、ショックを受ける。

気を取り戻し、ブーツを緩め歩行状態にし、アイゼンもないので慎重に下山を始める。
途中まで下りると身体が暑くなり、オーバーパンツやウェアを脱ぎ、手袋も薄手に交換。
1時間30分ほどで八方山荘まで下り、グラートリフトは脇を歩いて下る。
ゴンドラには不足するので、5ポイントの内、3ポイントを使い、アルペンクワットに乗車下山。
兎平から麓までゲレンデ脇を歩きながら下り、16時前に無事下山。 トータル 約7時間30分。
帰り支度を済ませ、16時05分帰宅へ。 同じ道を戻り、17時30分、無事帰宅。



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