昨日、関東甲信も平年より2日早く梅雨入りしたが、今日は早々に梅雨の中休みになりそう。
太平洋側は午前中は回復が遅れそうだが、日本海側は朝から晴れるという予報。
梅雨時期の平日の好天気、週末以降、本格的な梅雨空になり、台風も列島を伺いそうな気配。
先月11日、白馬大雪渓を滑ったところだが、火打山もまだギリギリ大丈夫かも知れない。
先月1日に登った時は雪は少なめながらまだ雪は繋がっていたが、今回は頂上付近のみだろう。
ハードブーツでは大変過ぎるので、久しぶりの革靴で挑戦することにし、4時20分自宅出発。
何時もルートで妙高高原公園線へ。下に雲海が見られるものの、上空は青空、好天が期待される。
6時5分、笹ヶ峰登山ゲート前の駐車場へ到着。約90km。4台が駐車。下の駐車場は未確認。
シャツ1枚にベスト、革靴を履きショートスキーはシートラ、6時20分ゲートから登山スタート。
もう完全に夏道。新緑から深緑に変わって来ている。黒沢橋まで約40分ほど、5分ほど休憩し再出発。
十二曲りにも残雪はなく、夏道を上がる。最大難所の岩場を登り過ぎると残雪帯が現れて来る。
富士見平の少し下で小休止してアイゼン装着。 黒沢岳南面の雪も大分融けて、滑るのは厳しい。
トラバース道も半分以上は夏道、9時10分、高谷池到着。笹ヶ峰から約2時間50分。
火打山は11回目(今年2回目)、お気に入りの山だが、ここまでのアプローチが長いのが難点。
おやつをしながら15分ほど休憩し、まだ雪が残る高谷池の上を直進して火打山を目指す。
天狗の庭は大分雪解けが進み、直進は出来ないので夏道を回る。
直登コースの雪は完全に無くなっているので、雷鳥平を経由する夏道を登る。
頂上から滑降コースは何とか雪が繋がっていそうだが、下部が見えないのどうなっているか不明。
直下の残雪も、半分ぐらいは夏道。 全体では残雪は3割以下、7割以上は夏道を歩く。
10時50分、火打山頂上。 笹ヶ峰から約4時間30分。高谷池ヒュッテから約1時間25分ほど。
朝に比べると大分雲が多くなっているが、先ず先ずの眺望で心がリフレッシュ。
残念ながら富士山は見えないが、雲海も綺麗。少し霞んでいるが、佐渡島も見える。
早めの昼食を済ませながら、どのコースを滑降するか思案。 影火打から滑ると後が大変そう。
結局は登り返しを覚悟し、南東面を下ることにし準備。50分ほどの休憩で11時40分ドロップ。
先月も滑ったところだが、やはり雪解けが進む凸凹面が多い急斜面では、革靴での滑降はかなり厳しい。
途中からのトラバースも雪がないので出来ず、下まで下ることになるが、最後まで雪があるか不安。
最後の最後、不安が的中。雪切れで沢を越えられない。 小川を越えるか、藪漕ぎで丘を越えるか。
小川の状態がわからないので、藪漕ぎすることにし、板を外して収納。 何とか乗り越え雪に繋げる。
後は天狗の庭まで壺足で登り返す。 再滑降はもう元気が無くなったので、このまま高谷池へ戻ることに。
13時、火打山から約1時間20分ほど、高谷池ヒュッテ。 夏道を歩いて下った方が早かっただろう。
15分ほど休憩し下山へ。トラバース道を抜け黒沢岳下部で板を装着、平坦な雪原を滑走下山。
15分ほどの滑走で再び板を収納しシートラで夏道を下る。十二曲りの上で10分ほど休憩、ベストも脱ぐ。
黒沢橋では休憩をせず、勝手に命名している第2黒沢橋で、身体を拭き、顔と手を洗いサッパリする。
15時25分、無事下山。往復約 9時間5分。片付けをし15時45分現地発、17時40分無事帰宅。
(右下のボタンで全面表示のスライドショー)
04:20 自宅出発 菅平~須坂~小布施~18号~杉の原~妙高高原線
06:20 登山ゲートからスタート 革靴 + ショートスキー(シートラ)
09:40 天狗の庭
11:40 スキー滑降下山
13:40 黒沢岳 トラバース道 5分休憩 スキー板装着 滑降
15:45 笹ヶ峰 駐車場 発
06:05 笹ヶ峰 駐車場 約90km 4台駐車
07:00 黒沢橋 5分休憩
07:30 十二曲り 上
08:10 アイゼン装着 約10分休憩
08:45 黒沢岳 トラバース道
09:10 高谷池 約15分休憩 【笹ヶ峰から 約2時間50分】
10:20 雷鳥平
10:50 火打山頂上 昼食休憩 【笹ヶ峰から 約4時間30分】
12:05 コース雪切れ 板収納 シートラ
12:25 藪越え 登り返し
12:45 天狗の庭
13:00 高谷池 約15分休憩
14:00 板 収納 シートラ
14:20 十二曲り 上 約10分休憩
14:50 黒沢橋
15:00 第二黒沢橋 顔と手を洗う 約10分休憩
15;25 無事下山 笹ヶ峰 登山ゲート 【高谷池から 約2時間10分】
17:40 無事帰宅