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旧東海道ランニング「東海道走膝痛シ」・・・岡崎~鳴海・その1(味噌の町)

2014年09月08日 | 東海道走膝痛シ(旧東海道ランニング)
助郷(大辞林より:江戸時代,宿場常備の人馬が不足する場合,幕府・諸藩によって人馬の提供を命じられた付近の郷村。また,その夫役。初め臨時的なものであったが次第に恒常化し,農村疲弊の大きな原因となった。)

朝から岡崎は雨だった。
今日は1日また雨だろうか?

ホテルから旧東海道に戻るまでゆっくり歩いた。
朝食はコンビニでオニギリとノンアルビールを購入し、雨をさけてビルの片隅で食事をした。


東岡崎駅から明大橋をわたり専福寺を通り過ぎ、備前屋の角を左折すると旧道である。
だが、岡崎では二十七曲りといってクネクネ曲がっており、多分忠実に旧道沿いを走ることはできなかったようだった。
さきほどの備前屋では「二十七曲りせんべい」なるものが売られているようであった。



このクネクネ道は詳しく調査しておかなければ、正確なルートを完全踏破するのは困難である。
いつも場当たり的な俺の旅の方法では迷っても致し方ないことである。

実は岡崎市観光協会でルートマップがHP上にでており、ダウンロードが出来るのを後日知ったのは、道に迷い交番に道を尋ねたりしたのだが、パンフレットらしきものお巡りさんが見ていたからである。




創業百余年,松阪肉取り扱い専門店として人気のある永田屋本店。
ここは豚カツ、カレーライスとともに大正時代の3大洋食であるところの牛肉コロッケが有名らしいが、朝早くて開いてない。

子供のころ、嫌々かよった「そろばん塾」の帰りによく肉屋のコロッケを食べた。

塾の前の小さな広場で「長馬跳び」や「缶蹴り」をして遊ぶことと、コロッケを食べる事で塾にいくのが我慢できた。

本当に肉屋のそれはうまいのだが、それはラードを使っているからだ。
チューブ入りの酸化したラードではダメで、大量の脂身を加熱してつくる出来立てのラードが旨いのである。



その大正の香りがする店のすぐちかくに大正ロマンの建物があった。


旧道沿いにある岡崎信用金庫資料館である。
赤レンガと地元産御影石(花崗岩)を組み合わせた特色ある建物は、本格的なルネッサンス様式を取り入れた建築で、大正6年に旧岡崎銀行本店として建造された。



ここから完全に道に迷ってしまった。
旧道の案内板も見当たらない。
しかたないので、ヤマ勘で岡崎城大手門を目指す。




雨の大手門である。
雨のせいか、まったく人影がない。

ここから旧道に戻りたいので板屋町、そして八丁味噌で有名な八丁町に向かった。


 
板屋町あたり


味噌蔵のある八丁町 
まさに味噌の町だ!

味噌と聞いただけで嬉しくなるのだよ!諸君!



ふっ、ふっ、ふっ

何を隠そう!
実は味噌は自分で作っているのだ。
  

自宅で工夫しながら味噌作り 
を参照のこと

だから、味噌蔵には興味がある。
米味噌の江戸味噌と佐渡味噌には挑戦したが、今度は八丁味噌のような豆味噌を作りたいと思っているのだ。
手作りの味噌はうまいぞ!

(つづく)




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