従来の血液化学検査項目(クレアチニン検査)だけでは、
腎臓の機能が約75%以上失われていないと異常が検出できない
ことが知られています。
しかし、昨今犬猫のために新しく開発された
血液化学検査項目IDEXX SDMA(対称性ジメチルアルギニン)は40%が失われた段階で数値が高くなる為
これまでよりも早期の腎疾患を発見することができるそうです。
今回、てんてんの避妊手術をする前に血液検査をしたのですが
意外にもてんもこの数値が基準値ではあるものやや高め。
しかし、獣医師曰く、
検査会社の見解としてはサイトハウンドは
この数値が若干高く出る傾向があるので特に気にする必要は無いとのこと。
では、何故サイトハウンドは
このSDMAが高くなる傾向にあるのか?
そのしくみが知りたくて興味を持ち少し調べてみました。
何故かグレーハウンドはじめ、サイトハウンドはこのSDMAの数値が高くなる傾向があるらしい。
グレイハウンドの血圧、血清ナトリウム濃度、および尿中アルブミン排泄は、他の純血種および混血種の犬よりも高いという背景から
海外の某大学獣医学部が
グレイハウンドのRAASの変化は、血統で観察された血行動態と臨床病理学的な違いに関連しているのではないかと
研究して報告した文献がありました。
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)は、血圧、電解質の恒常性、腎機能を調節します。
しかしグレイハウンドは、高血圧とタンパク尿の傾向を示すことに加えて、RAASによって正常値とされている血清電解質の
濃度に差異があることも実証されているそうです。
そしてこの血清電解質、グレイハウンドはナトリウムNa、クロールCl塩素、重炭酸塩の濃度が高くなる傾向があるものの
カリウムKは他の犬種や混合種に比べて低くなる傾向があるとのこと。
SP(収縮期血圧)は、グレイハウンドの方がグレイハウンド以外の犬種よりも有意に高かった。
ボルゾイ,サルーキ,. アフガンハウンド,グレーハウンド,ウルフハウンド. などのサイトハウンドは
正常でも他の犬種より血圧が高い。
引退したレーシンググレイハウンドの腎疾患による死亡率は約10%弱。
グレイハウンドは、グレイハウンド以外の犬よりも血圧が高いなどの特定の生理学的特性を示し、腎疾患の発症に関係しているアルブミン尿を発症する傾向がある。
持続性蛋白尿は、イヌの初期腎疾患の指標であり、長い経過で腎臓が悪くなってゆく慢性腎臓疾患の疑いがあり、糸球体腎炎・高血圧腎症・
尿細管間質性腎炎と関連し最終的には腎機能の進行性喪失をもたらします。
(同様に、高血圧はイヌの腎臓病に関係している)
~~~~~
っと調べだしたら。。
数日でまとめられるような内容で無く。。
且つ、高校の時に生物を専攻していなかったので、
大学に入ってから、高校レベルの生物から勉強しなおした中途半端な学力しか無く(とほほ)
間違いなく、学生の時よりも今の方が真剣に調べている(笑)
繋がりがあるのは解るけれど、
しかし自分の学力が伴っていないので、その紐をひとつひとつきちんと繋ぎ合わすことが出来なくて
もどかしい・・・(笑)
今回はここまで^^;
言えることは
グレイハウンド犬の研究でSDMA濃度が高い理由は不明のままだそうです。
赤血球に関わる数値も高め。
サイトハウンドって調べ甲斐のある面白い構造だ。ホント(笑)
2月24日、傷の痛みも大分無くなった感じの様子のてんお嬢さま。
キミともう少し早く出会っていたら、
あたしゃ、生物の成績でA(最優)を取れたかもよ?
必死に頑張ったけどB(優)でした そんなことどーでも良いわい!(笑)
腎臓の機能が約75%以上失われていないと異常が検出できない
ことが知られています。
しかし、昨今犬猫のために新しく開発された
血液化学検査項目IDEXX SDMA(対称性ジメチルアルギニン)は40%が失われた段階で数値が高くなる為
これまでよりも早期の腎疾患を発見することができるそうです。
今回、てんてんの避妊手術をする前に血液検査をしたのですが
意外にもてんもこの数値が基準値ではあるものやや高め。
しかし、獣医師曰く、
検査会社の見解としてはサイトハウンドは
この数値が若干高く出る傾向があるので特に気にする必要は無いとのこと。
では、何故サイトハウンドは
このSDMAが高くなる傾向にあるのか?
そのしくみが知りたくて興味を持ち少し調べてみました。
何故かグレーハウンドはじめ、サイトハウンドはこのSDMAの数値が高くなる傾向があるらしい。
グレイハウンドの血圧、血清ナトリウム濃度、および尿中アルブミン排泄は、他の純血種および混血種の犬よりも高いという背景から
海外の某大学獣医学部が
グレイハウンドのRAASの変化は、血統で観察された血行動態と臨床病理学的な違いに関連しているのではないかと
研究して報告した文献がありました。
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)は、血圧、電解質の恒常性、腎機能を調節します。
しかしグレイハウンドは、高血圧とタンパク尿の傾向を示すことに加えて、RAASによって正常値とされている血清電解質の
濃度に差異があることも実証されているそうです。
そしてこの血清電解質、グレイハウンドはナトリウムNa、クロールCl塩素、重炭酸塩の濃度が高くなる傾向があるものの
カリウムKは他の犬種や混合種に比べて低くなる傾向があるとのこと。
SP(収縮期血圧)は、グレイハウンドの方がグレイハウンド以外の犬種よりも有意に高かった。
ボルゾイ,サルーキ,. アフガンハウンド,グレーハウンド,ウルフハウンド. などのサイトハウンドは
正常でも他の犬種より血圧が高い。
引退したレーシンググレイハウンドの腎疾患による死亡率は約10%弱。
グレイハウンドは、グレイハウンド以外の犬よりも血圧が高いなどの特定の生理学的特性を示し、腎疾患の発症に関係しているアルブミン尿を発症する傾向がある。
持続性蛋白尿は、イヌの初期腎疾患の指標であり、長い経過で腎臓が悪くなってゆく慢性腎臓疾患の疑いがあり、糸球体腎炎・高血圧腎症・
尿細管間質性腎炎と関連し最終的には腎機能の進行性喪失をもたらします。
(同様に、高血圧はイヌの腎臓病に関係している)
~~~~~
っと調べだしたら。。
数日でまとめられるような内容で無く。。
且つ、高校の時に生物を専攻していなかったので、
大学に入ってから、高校レベルの生物から勉強しなおした中途半端な学力しか無く(とほほ)
間違いなく、学生の時よりも今の方が真剣に調べている(笑)
繋がりがあるのは解るけれど、
しかし自分の学力が伴っていないので、その紐をひとつひとつきちんと繋ぎ合わすことが出来なくて
もどかしい・・・(笑)
今回はここまで^^;
言えることは
グレイハウンド犬の研究でSDMA濃度が高い理由は不明のままだそうです。
赤血球に関わる数値も高め。
サイトハウンドって調べ甲斐のある面白い構造だ。ホント(笑)
2月24日、傷の痛みも大分無くなった感じの様子のてんお嬢さま。
キミともう少し早く出会っていたら、
あたしゃ、生物の成績でA(最優)を取れたかもよ?
必死に頑張ったけどB(優)でした そんなことどーでも良いわい!(笑)