2023.5.24水曜日夕方
ご飯を給仕した後、庭に出していた時。
暫く寝そべっていた所から起き上がったと同時に右前脚を膝を曲げて跛行。
最初、痺れたのか?何かに刺されたのか?と驚く。
足先を見ようと触ると嫌がる。
2023.5.25木曜日昼過ぎ
仕事から戻りダンケだけ散歩に連れて行こうとすると、
てんもびっこを引きながら玄関まで出て散歩に行きたがる(汗)
仕方ないので、ダンケを連れ出した後、今度はてんをキャンプ用のキャリーカーに載せて周辺を散歩。
造りがバギー仕様で無いので重労働(汗)
2023.5.26金曜日朝
発症の翌日木曜日が掛かり付けの病院が休みだったため連れて行く。
暫く触診等で診てもらい、まずは非ステロイド性消炎鎮痛薬(オンシオール20mg)を
6日分処方。
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4日ほど服用させ、痛がっている様子が無いので試しに服用を止めてみる。
2023.6.5月曜日
再診
私の精神不安を払拭するために自発的にX線検査撮影をお願いする。
骨に関する異常は視た限りなし。
2023.5.31水曜日朝
急遽要り用と判断して2日前に注文したバギーが届く。
老後てんダンケが同時に介護生活に入った時の事も考えて幅の大きいものを買う。
安かった割には造りが良い。
てんさん、すっかりお気に入りの様で快適そう。
でかい…でかすぎる…いつも通る道が通れない^^;
2023.6.8木曜日
医師に相談してみた※疎経活血湯を自己責任で一錠飲ませてみる。
その後、朝夕一錠ずつ。
※疎経活血湯
血行を改善して痛みや痺れを緩和させる漢方薬
当方医薬品資格者の為自己責任で服用させましたが、絶対に医師に相談をしてください
犬も嫌がる味なのでしょうか、これまでにないほど拒否。ペッを五回ほどされました。
2023.6.10土曜日
主治医から教えて頂いた
近年ハーバード大学で研究開発された「UC-Ⅱ:非変性Ⅱ型コラーゲン」の成分のサプリを飲ませ始める。
私が購入した商品はフレキサディンアドバンス (30粒)
2023.6.19月曜日
数日前、偶然掛かり付けの医師と街で遇ったので、
原因が判らないままの状態なら、大きな病院で診て貰いたいと相談。
高度二次診療病院のネオベッツVRセンターを紹介してくださり、電話をして頂く。その時は専門科医不在。
整形外科は日本でトップクラスだとの事。
整形外科の手術だけで年間700~800前後執刀しているとサイトで知る。
晩に先方の専門科医と連絡の取れた主治医から連絡を頂く。
まずは掛かり付けの病院で関節液を採り、検査→
もしそこで判らなければネオベッツVRセンターで診て頂くという流れで7月中旬に仮予約して頂く。
関節穿刺の施術日を6月30日予約。
麻酔も意識がぼんやりする程度の内容と聞き安心。(サイトハウンドと麻酔の絡みの理由にて)
2023.6.30金曜日
午前診察時間の終わり間際12時前にてんてんを連れて行き、預ける。
まずは施術前の血液採取・検査。
これから施術出来るか判断する血液検査結果、問題無し。
穿刺が終わり、麻酔から覚めたらご連絡しますと。
14時頃、連絡があり目が覚めたと。
午後診察開院と同時に迎えに行く。
院内の検査では異常なし。
抗核抗体検査
細菌培養(好気性、嫌気性)
後は院外に委託している病理組織学的検査(細胞診)の結果待ち。
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ここにはこうやってペチペチ打っていますが…
施術後直後はどんな検査をしたのか、この言葉は何なのか?イマイチ解らず調べました^^;
今は当然ほぼ理解出来ました。
この検査の数日前から疎経活血湯を飲ませるのは止めました。
含有の生薬に筋肉を弛緩させる成分も入っている為、
一ケ月動けず筋力低下しているだろうと判断しました。
2023.7.10月曜日
先週末、院外での検査結果が出たとご連絡頂き、
再診も兼ねて検査結果を聞きに。
感染症・免疫介在性関節炎が起きていると増える(白血球)好中球の増加は無く、
病原体や老廃物・異物を貪食し処理する(白血球)マクロファージと
骨の関節面を覆っている骨膜の細胞は基準値範囲内高値という検査結果。
(↑ 構成成分は半分以上が水分で、その他の成分はコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が含まれている。
おい?! 普段からサプリは遣っておらず、食べ物で意識しているだけですが
良い(と判断してよいのかな?)検査結果が出ました(笑))
現在は一か月間丸々歩いていなかったので筋力が落ち、
散歩は長距離はバギー持参・1km前後の散歩はゆっくり周辺を歩いています。
もともと細かった足は一層細くなり、
ナイスボディ(笑)筋肉がしっかりついてメリハリのあったシルエットも弛んでしまいました。
ゆっくり負担を掛けずにリハビリしていきます。
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なんだったんだろう。。。?
最初は骨肉腫だったらどうしよう…
骨に異常が無いのだったら特発性自己免疫介在性関節炎か?
今後ずっとステロイドと免疫抑制剤を投与し続ける生活なのか?と
自身の事情では、高次医療施の診察料はじめMRI撮影料等に青ざめ、
見たことのないペット保険を真面目に検討したここ一ケ月でした。
色々な意味で毎日ずっと不安でした。
結局原因は判らず、しかしほぼ回復している現在です。
昨日なんて、少しだけだったものの庭でダンケを追っかけかっ飛ばす仕草も(汗)
一ヶ月ぶりにそんな姿を見たので嬉しかったですけれどね。
一ヶ月…長かった。
そして、このような事を体験して感じたこと。
原因不明で判らず不安な時は、
町医者のセカンドオピニオンを何件も回るよりも、
最寄りの病院から高度二次診療病院を紹介して頂く方が私個人の考えでは安心だと思いました。
紹介して頂くまでは自身で大きな病院を調べましたが、いかんせん私はズブのド素人。
HPの字面やレビューだけでは全く解りません。
例えば中医学をやっていますと書いているとしたら、何処までのレベルでやっているのか。
(言ってしまえば、私も中医学では無いですが漢方は資格の上で少しだけ分かります
↑そんなレベルでも携わっている事には間違いない(極論ですが))
話しはそれますが避妊手術をする時、腹腔鏡手術も考えました。
HP上ではやっている病院はちょこちょこあります。しかし、人間でもまだまだ歴史の浅い施術法。
執刀数はどれだけなのだろうと考えると田舎町の我が家周辺、それは止めました。
万が一骨肉腫発症だったら?と不安だった今回。
X線撮影で骨に転移が判った時点でもう各部位に転移しています。
骨肉腫→断脚→術後生存率は?
そして個人で沢山の病院のサイトを見て、
日本にはほぼ居ないグレイハウンド他サイトハウンドの犬種の特質を
何処まで把握しているのだろうと言う不安がいつもありました。
赤血球に関わる数値が正常値であっても他犬より高い事はもちろん、SDMA(symmetric dimethylarginine)も
若干高めの傾向があることも。
何よりも今回自分で病院探しをしている時、安易に切る医者に当たった時がすごく怖かった。
海外の文献もかなり検索しましたが、
レーシングドッグ引退後のグレイハウンドの骨肉腫の発症率は人間の何十倍とかなり高い文献も目にしました。
骨折・またはプレートを入れた後の骨肉腫の発症率の高さも。
カリフォルニア大学等アメリカの大学病院に就かれた獣医師なら、
グレイハウンドの文献の多い事もあり特質をご存じかも知れません。しかし、それもHP上からだけでは判断出来ません。
自身がよく解らない病院をグルグル回っている間に、
病状は急速に進んでしまうかも知れません。
そうやっとズルズル時間を費やしている間に痛めた足を庇って他の足を痛め、
それこそ骨に影響が出ることを恐れました。
今回主治医から教えて頂き、快く二次医療病院を紹介して頂き感謝しています。
整形外科だけでも桁の違う執刀数、町医者の規模と比で無い沢山の患畜を診ている経験数。
偶然にも同犬種のオーナーさまと以前同じ病院で何度も執刀され、一緒に手術に携わった方ががいらしたこと。
診察料はそれなりに覚悟しなければなりませんが。
精神的不安のことを考えると…此処は個々の価値観かもしれません。
最後に…
どうか脚だけは気を付けてあげてください。
走ることが大好きな飼い犬たちの為にも、走らせてあげてもいつも注意してあげてください。
生きた心地がしなかった飼い主の体験談より。