もうすぐ立春ですが

　今冬は、雪の日が多いだけでなく、寒さも厳しいようです。

　県社協から名取市社協に派遣されている福岡県出身のＹさんに「名取は、比較的雪が少ない。」とお話ししていましたが、1月になってセンターが入居している市民体育館の建物の陰から雪が消えた日はありません。

　今朝は車庫の水道が凍ったらしく、入浴車に使う水を社協が入っている建物の水道からホースを使って汲んでいました。

文化会館 利用再開

　震災被害のため利用を中止していた名取市文化会館の大・中ホールの利用が、4月1日から再開されることになりました。

　2月1日から利用の受付けが開始されます。

　震災直後には、臨時の避難所として利用されていました。

期日前投票バス運行

　震災復興に大きくかかわる名取市議会議員選挙の投票日は、２日後の１月２２日です。

　センダイ交流団震災支援事業プロジェクトが主体となって、１月２０日に期日前投票バスが運行されます。

　名取市内５か所の仮設住宅から期日前投票所となっている市役所まで、各２便運航されます。

神戸から豚まんの炊き出し

　阪神大震災から１７年目になる１月１７日、「神戸の豚まん」で人気の「老祥記」、「四興楼」、「三宮一貫楼」の三店（神戸豚まんサミット参加店）が、愛島東部、植松入生仮設住宅で豚まんの炊き出しを行いました。





　三店の豚まん３個を１セットとして1,000セットが無料で配られました。

　当日は寒い日でしたが、皆さん豚まんを食べて、心まであたたかくなったようです。

リンゴを贈っていただきました

　長野県上水内郡飯綱町観光協会からリンゴを贈っていただきました。



　次のような文書が入っていました。

　「このリンゴは、被災地に贈る義援リンゴとして町内の農家さんから寄贈していただいたものです。見た目は決して良いとは言えませんが、味は保証します。
　皆さんでお召し上がりください。
　復興への道のりは厳しいと思いますが、一日でも早く、皆さんが以前のような暮らしができますことを願っています。
　3.11を忘れることなく、機会がある毎に陰ながら応援できるようにこれからも努めてまいります。

　雪が舞う北信濃より」

　ありがとうございました。各仮設住宅の集会所に配りたいと思います。

市民体育館前広場で消防出初式

　1月8日午前9時から市民体育館前広場で消防出初式が行われました。
　写真は、演技披露として行われた消防団による救出救護訓練です。

　現在、復興支援センターひよりは市民体育館の会議室を借りていますが、1月中には社会福祉協議会が入っている市役所西棟の２階会議室に移動する予定です。

新しい年が明けました

　ひよりも、4日の社会福祉協議会の仕事始めののち始動しました。

　元旦の初日の出も、閖上の浜からいつもと変わらずに昇りました。

　「閖上」のいわれについて、名取市観光協会発行の冊子に次のように載っています。

　名取川河口にある閖上浜は、昔名取の浦と呼ばれていた。
　清和天皇の貞観13年、この海岸に霊験あらたかなる十一面観音像が、波にゆりあげられたのを漁師が見つけた。それ以来この浜を「ゆりあげ浜」と呼んだ。
　ゆりあげ浜の文字を閖上と書いたのは、いつのころからか定かではないが、次のような話が伝えられている。
　昔、仙台藩主が大年寺山を参拝した折、山門内からはるか東に波打つ浜を見て「あれは何というところか」と家来にたずねた。
　すると家来が「ゆりあげ浜ともうします」と答えたところ、重ねて「文字はどのように書くのか」とたずねた。「文字はありません」と答えると、藩主は「門の内側から水が見えたので、これからは門の中に水を書いて閖上と呼ぶように」と言われた。
　それから「閖」の文字ができたと言い伝えられている。

　西暦869年（貞観11年）に起きた貞観地震の年とあまりにも近いので気になります。