雑木林のくらし改めニュータウンの暮らし

雑木林の家は、新しい住人に引き継がれ、我が家は、もっぱらニュータウンのくらしを満喫しています

洲之内徹と現代画廊ー昭和を生きた目と精神展

2013年12月23日 10時21分04秒 | 生き物
 

 出会いは、今年の始め
 yadanarさんのブログでの、洲之内さんの
 「きまぐれ美術館」という本との出会い
 図書館で借りて来て読み
 あまりの面白さに、はまってしまい
 彼の小説も含め、手当り次第に読んだのでした

 洲之内徹さんは、芸術新潮に掲載した
 美術評論が、評判で
 掲載した物が、「きまぐれ美術館」、「さらば気まぐれ美術館」「絵の中の散歩」などとして
 それぞれ単行本になっている
 銀座にあった現代画廊のオーナーで、画商でもあった
 しかし画商でありながら
 気に入った絵は、売らず
 度々お客ともめたことも
 しかし、そのお陰で、
 彼のお眼鏡に叶った素晴らしい昭和の名画の数々が
 残されたのである

 著書には、小さな口絵が掲載されているが
 読めば読む程 本物を見てみたいという思いがつのるばかり
 yadanarさんによれば、コレクションのほとんどは
 死後、仙台の宮城県美術館に収蔵されているとのこと
 是非、行ってみたいと思っていたところ
 宮城県美術館で、特別展を開催するという


 11月2日から12月23日開催
 昨日ようやく行くことが出来、思いが、叶った

 この特別展は、洲之内徹生誕百年ということで
 宮城県美術館に収蔵された作品意外にも
 全国の美術館や個人収蔵の関連する作品も集められ
 過去にも未来にもこれほどの展示は、ないだろうと思われるほど
 充実したものであった
 (我が思いの叶い過ぎ!)

 


 昨日は、10時半過ぎに美術館に入館
 3時過ぎまで、
 2時からの学芸員の特別説明会も含めて
 3度、じっくりと見て回った

 著書の中に出て来る見たいと思っていた絵は、もちろん
 初めて見る絵でも、おおー!これはすごい!と
 釘付けになってしまう絵もあり
 何度見ても見飽きない
 洲の内徹さんの気持ちが、少しだけ分かるような気にもなりました

 宮城県美術館もとてもすばらしい美術館
 
 

 昼食をとった館内レストランも良かった

 

 帰りは、バスが
 三連休の日曜日で混み合う仙台の街の渋滞に巻き込まれ
 駅の売店で名物の笹かま一箱をツレアイの土産に買って
 やっと新幹線に飛び乗って帰ってきました

 宮城県美術館では、洲の内コレクションの常設展示も
 やっており、5年に一度くらいの特別展も開催しているとのこと
 また、是非行きたいと思う 
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
画像を有難うございます (yadanar(junko))
2013-12-28 22:02:14
ひとみさん 私が行きたい・・・・代わりに行っていただいた気分です。有難うございます。
洲之内さんとは、数回生前にお会いしています。夫が只一人見せて意見を伺いたいと思った批評家です。それで、一時帰国の際、パキスタンで彼が描いた絵を持って銀座の彼の画廊に赴き夫の作品を見ていただき意見を聞いてきました。
その時、松田正平さんの油絵を何枚も戸棚から出してきて私に見せるのです。
ちんぷんかんぷんな私には、彼の説明が貴重でありながら全く理解出来ませんでした。
今思えば、勿体無いものでした。そして、今やっと松田正平さんの絵の良さが分かる年になった、、というか、やっとそこまで成長したというか、、。お恥ずかしい。
私も一度は見に行きたいです。有難うございました。
yadanarさんへ (hitomi )
2013-12-29 13:49:41
今度お会い出来る時に、
是非、洲の内さんと会った時の話しを
聞きたいですね
私は、まだ洲の内さんのコレクション
理解出来るレベルでは、ありませんが
その迫力は、充分感じました
文章も何度も読み返しています
読み返すたびに
また、いろいろ感じ取ることがあります
偶然ですが、洲の内さんを知るきっかけを
作ってくださったことに
感謝でいっぱいです

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