いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

沙家浜

2012-11-06 | 中国ハイキング
常熟市の南に位置する沙家浜にBIKEで行ってきました。

行くまでは知らなかったんですが沙家浜は京劇(抗日戦争の最中、沙家浜からの撤退を迫られた共産党だが、傷人18名を残さねばならなかった。そこで連絡員・阿慶嫂は茶館を開いてカモフラージュし、彼らを葦の原にかくまった。そして捜索の手をかわしながら、再び奪還するまでを描いた作品)でも有名なんですね。


沙家浜の入り口に来るとびっくり。思ったより多くの観光客が訪れていました。

入り口でチケットを購入。100元です。

常熟市民はなんやら無料みたい。

私はただの湿地公園なのかと思っていました。

中に入ると革命歴史記念館などの革命教育区があり軍事武器展示区なんてのもあります。(あまり人気ないみたいですが)


ここでの本来の楽しみ方はこの手漕舟での水路の旅。抗日戦争当時の歴史に思いを馳せるのが正しい中国人観光客のありかたです。

私は日本人なので80元の船旅はパス。


公園内に古村がありました。


その一角に酒蔵がありました。

白酒を蒸留しています。

まるでシロップのようにすっごく濃い感じ。

ガイドさんが蒸留したてのこの白酒は76度って説明していました。

横にオチョコがあるので利き酒OKなんですが、下戸の私は76度の酒なんて遠慮しておきました。


通りの一角にある舞台で京劇沙家浜の一節を演じていました。(カメラが調子悪くて撮ったつもりが写ってないよ)


土産物屋と食堂が並ぶ古村の通りを抜けて湿地公園へと進みます。


湿地公園はそれほど大きくなく、蘇州の大湖湿地公園を小ぶりにした感じ。

春先だと花でも咲いているのでしょうか? 鳥とかの姿も全然見えないし。

時期が悪いのかなあ。

これなら無料の昆山森林公園のほうがましです。

やはりここは自然を求めてくるところではなく、小日本と結託した反共勢力共に抵抗し、最後には革命を成就したその歴史に思いを馳せる、そんな場所です。

あんまり日本人向きじゃないのかも。


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