五味太郎による歌にまつわる何でもかんでもの話。こんなにつらつらと書いてあるものでこんなに笑えるのはまさに才能だね。
歌とは関係ないけれど、
「他人の話をごくいい加減に聞いているというくせがぼくにはある。だいたい人間なんてロクなこと言わないんだよねという考えがあって、それゆえ真剣に聞かない。あるいはごく都合よく聞く。どうせ聞くならこちらが聞きたいように聞く。聞き始めてすぐに、たぶんこんなこと言ってるんだろうねなどと決めてかかる。少しずれて、はてなと思うときもあるけれど、そんなときは相手の発言内容があいまいなのであろうと思う。さてこいつは何を言っているのだろうかと疑問に思うときは、こいつは頭が悪いんだねと考える。そういうくせがある。あるということに改めて気づいた。」
え、これおれのことやん。と思ったもので。
ちなみになんで気づいたかといえば、「FLY ME TO THE MOON」の歌詞を聞き間違えていて、違うふうに解釈していたよずっと、という話からでした。うん、よくあるある。
歌とは関係ないけれど、
「他人の話をごくいい加減に聞いているというくせがぼくにはある。だいたい人間なんてロクなこと言わないんだよねという考えがあって、それゆえ真剣に聞かない。あるいはごく都合よく聞く。どうせ聞くならこちらが聞きたいように聞く。聞き始めてすぐに、たぶんこんなこと言ってるんだろうねなどと決めてかかる。少しずれて、はてなと思うときもあるけれど、そんなときは相手の発言内容があいまいなのであろうと思う。さてこいつは何を言っているのだろうかと疑問に思うときは、こいつは頭が悪いんだねと考える。そういうくせがある。あるということに改めて気づいた。」
え、これおれのことやん。と思ったもので。
ちなみになんで気づいたかといえば、「FLY ME TO THE MOON」の歌詞を聞き間違えていて、違うふうに解釈していたよずっと、という話からでした。うん、よくあるある。
君達は本当に珍しい動物だね。
自分で四方に壁を作って。
自分で自分を縛って。
世界を小さい箱に閉じ込めて。
自分もその世界に無理やり入って。
喜んだり悲しんだり。
暴れたりしているんだね。
楽しいのかね。
Mなのかい。
それとも知らないんだね。
世界はこんなにも広いことを。
世界はこんなにも深いことを。
僕を囲むのはガラスの壁だけど。
君達よりはよっぽど自由で。
君達よりはよっぽど広い世界だ。
見えるよ。
よく見えるよ。
見えない壁に囲まれて。
何処へにもいけないんだ。
何処へにも飛べないんだ。
何処へにも潜れないんだ。
つまり言葉しか。
持っていないんだ。
壁の中で満足ならば。
せめて静かに死んでいきなよ。
自分で四方に壁を作って。
自分で自分を縛って。
世界を小さい箱に閉じ込めて。
自分もその世界に無理やり入って。
喜んだり悲しんだり。
暴れたりしているんだね。
楽しいのかね。
Mなのかい。
それとも知らないんだね。
世界はこんなにも広いことを。
世界はこんなにも深いことを。
僕を囲むのはガラスの壁だけど。
君達よりはよっぽど自由で。
君達よりはよっぽど広い世界だ。
見えるよ。
よく見えるよ。
見えない壁に囲まれて。
何処へにもいけないんだ。
何処へにも飛べないんだ。
何処へにも潜れないんだ。
つまり言葉しか。
持っていないんだ。
壁の中で満足ならば。
せめて静かに死んでいきなよ。