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4月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
福祉はみずからつくるもの
お互いの福祉を向上させていくことは好ましいことであり、基本的には大いに推進されていい。しかし問題は誰がそれを生み出すかである。
今日、一つの風潮として、国民は国がいろいろやってくれるだろうと思い、国は国民の税金を頼り、足りなければ増税したらいいという安易な考えがある。それぞれが何とかなるだろうと考えているわけである。しかし、福祉を高めていくのに必要な資金は、みな国民が営々として働き生み出した税金にほかならない。つまり福祉を行なうのは形の上では国であっても、国民なのである。そういう認識を深くし、福祉の向上のためにお互い何をすべきかを考えることがきわめて大事だと思う。
【コラム】筆洗
2014年4月24日東京新聞TOKYOWeb
▼<妖術という身で握る鮓(すし)のめし>。古い川柳にある。鮨(すし)を握る鮮やかな手さばきがどろんどろんの忍術使いのように見えたか
▼修業当初、「本手返し」と呼ばれる伝統的な握り方が上手にできなかったそうだ。銀座「すきやばし次郎」の鮨職人で「現代の名工」の一人にも選ばれている小野二郎さん(88)。この道六十四年▼不器用で、「本手返し」に苦労した結果、「二郎握り」という独特な技術を編み出した。口に入れると米粒が解(ほど)ける。外側三列の米粒だけを固く握るというから「妖術」めいている
▼二十三日夜、安倍晋三首相とオバマ米大統領が店を訪れた。大統領の鮨好きを聞いて首相がこの店を選んだという。TPP交渉の進む中、大統領がうまい鮨に、日本のコメは守るべき大切な文化、伝統であることを認識してもらえたらいい
▼小野さんに密着した米国人監督によるドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」(二〇一一年)は米国でも評判になった。その中で小野さんが語っている。「この年齢になっても(技術が)完璧とは思えない」「頂上が分からない」
▼人の二倍、三倍と努力することで技術を伸ばした。練習には卯(う)の花などを使ったという。頂上、結論を強引に急いでも成功しない。大波も立つ。それを二人に語ってやってほしいと思ったが、あいにく、二郎さんは鮨を握っている時はしゃべらない。
今日の誕生日の花と花言葉(ラジオ深夜便より)
今日の花=ライラック Lilac 。花言葉 = 思い出を大切に
昨日のカープ
カープVメール
24日神宮球場、カープ9―2ヤクルト、勝ち投手大瀬良2勝1敗、本塁打田中1号、小窪1号 詳しくは中国新聞朝刊で
今日からの 巨人戦楽しみです。
☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
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