奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

朝の散歩 タヒバリ、神社など

2021-04-19 21:01:14 | 奈良散策
奈良散策 第59弾


昨日(4/18)の朝の散歩のときに撮った写真です。雨模様が続き、3日ほど散歩に行きませんでした。この日は久しぶりだったのですが、曇りがちで気温も低かったので、たぶん、鳥はいないだろうと思って、もっぱら散歩に徹しました。





それでも、やはりタヒバリはいました。歩きながら、ガガンボを捕まえたようです。







だいぶ歩いて足が痛くなってきたころ、また、木がこんもりと茂っているところを見つけました。行ってみると、やはり神社でした。田中町にある甲斐神社です。





由緒が書かれていました。「三代実録」には、貞観7年4月25日の項に「授大和國無位田中神從五位下」という文章が載っているようです。ここで「田中神」というのがこの神社を指すようです。貞観7年というと西暦865年です。奈良はどれを見ても古いですね。



その近くにあるため池に行ってみました。逆光だったので、はっきりとはしないのですが、これはたぶん、ホシハジロ♀ではないかと思います。



そして、これはキンクロハジロ

雑談)4月15日に虫の撮影に出かけたのですが、その時、小さなアリ2匹と溝で群がるハエ3匹を捕まえてきました。アリは久しぶりの検索です。たぶん、ヤマアリ亜科だと思って、属の検索から初めたら行き詰りました。それで、もう一度、亜科の検索から始めてみると、カタアリ亜科であることが分かりました。たぶん、ルリアリ。一応、顕微鏡写真を撮っておきました。次に、ハエ。これは見るからにアシナガバエなので、翅脈を調べてみました。というのはアシナガバエは翅脈に特徴があるので。その結果、Dolichopus属らしいことが分かりました。「原色昆虫大図鑑III」にDolichopus属の特徴が書かれていたので、今日はそれを確かめるために顕微鏡写真を撮りました。鳥は写真で写すとだいたい名前が分かりますが、虫はたった1匹でも一日がかりになります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿