奈良のむし探検 第28弾
6月24日午後から散歩に出かけました。最近、鳥の新しい種にはまったく出会わないし、トンボもチョウも尽きた感じがするので、葉や花に止まっている虫を探すことにしました。
最初はマンションの敷地にいたホオズキカメムシ。
初め、いつもアリを探していた道端で虫探しをしました。アリはいましたが、あまり虫はいなさそう。やっとキンバエを見つけましたが、種類までは分かりません。
これはアオオビハエトリ。
少し、観察場所を変えました。これは何の葉っぱだったかな。虫が集まっています。甲虫はヒメカメノコテントウ。
そのすぐ近くにいたコバネかハネナガイナゴの幼虫。
これはフタモンアシナガバチ。
これはセスジヒメナガカメムシ。
また、ヒルガオの仲間です。
葉を見ると、コヒルガオに似ています。
でも、「帰化&外来植物 950種」を見ると、コヒルガオは花柄に翼があるのが特徴です。この花ではわずかに波打った稜があるだけなので、ヒルガオとコヒルガオの交雑種であるアイノコヒルガオのようです。
電線にツバメの幼鳥が止まっていました。
そこに親鳥がやってきたので、餌をもらえるかと思って大喜び。
でも、親鳥は羽の手入れを始めました。餌はなかったようで、ちょっとふくれっ面です。
これはノブドウ。ヤブガラシと同じような花盤があります。そういえば、ヤブガラシもブドウ科でしたね。
このハムシはなかなか難しいです。以前、サクラサルハムシは変異が多いというコメントをいただいたことがあるので、サクラサルハムシではないかと思いました。
これはホソハリカメムシかな。
ネコハグモが何かを捕まえています。何でしょうね。
これはニジュウヤホシテントウ。
これはオスクロハエトリ。
ヒメジョオンにいたカメムシの幼虫2匹です。何でしょうね。調べたのですが、分かりませんでした。
これはニセケバエの仲間。ニセケバエは意外に種類数が少ないので、採集したら、属くらいは分かるかもしれません。
最後はアミメアリだと思います。アミメアリは採集してあるので、今度調べてみます。アリはこれまで6種の検索を行いました。このアミメアリで7種目になる予定です。
雑談)これまで、ブログに出してきた写真に載っている昆虫や植物の和名、学名、科名などの分類情報と撮影場所や日時、写真とブログのリンク先を入れたEXCELのデータベースを作ってきました。これまでにほとんどの入力が終わり、新「廊下のむし探検」というブログの最後の部分だけが残っていました。最近、天気がよくないので外出はせずに、ひたすら入力してきました。そして、今日、とうとう今年1月末に引っ越すまでの写真のデータの入力が終わりました。これで、6年5か月続いた「廊下のむし探検」の27,283枚、1年10か月続いた「新『廊下のむし探検』」の5,818枚、4年4か月続いた「里山日記」の6,199枚、それに、5年2か月続いた「なにこれ生き物探検」の640枚の合計39,940枚の写真のデータベースができ上がりました。奈良に来てからは、ブログに出す写真の枚数が増えたので、この5か月で約3,500枚を出してきました。これについてはまだ入力が終わっていません。このデータベースをどう使ったらよいか目下思案中です。
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