膵臓がんの治験♪

?札幌医科大は、膵臓がんが進行した患者にペプチド（アミノ酸
化合物）ワクチンを投与する治験を始めたと発表したと言う
記事を見た。
有効性が証明されれば国内の製薬会社が実用化に向けた
治験に着手するそうだ。
札幌医科大付属病院と東京大医科学研究所付属病院で
実施され、患者７１人を対象にする。
期間は１０月からの２年間との事。


私が初めて入院した時に隣のベットにいたMOさんは
膵臓がんだった。
分かった時には手の施しようがなく、治療は出来なかった。
身体のために少しでも食べようとするが食事がのどを通らず
胃のあたりをさすりながら一生懸命プリンを食べようと
していた。
でもどうしても食べる事が出来ずため息・・・。
MOさんが入院する前に職場の友達が膵臓がんと分かり
あっという間に亡くなってしまったと。
だから自分も同じようになるのだと涙ながらに話してくれた。
毎日毎日MOさんもお見舞いに来る娘さんも泣いていた。
カーテンを引き、娘さんはMOさんの身体を涙ながらに
マッサージしていた。
隣のベットにその切なさ・・・悲しみが伝わって来た。


膵臓がんは早期発見が難しい。
発見された時にはすでに手遅れ・・・と言う事が多い。
だからこのニュースを見た時、嬉しかった。
と同時にもっと早ければ・・・との思いもよぎった。
がんは治る！
どんながんも治る！
そういう時代が必ず来ると信じている。