M of V SPデモの反響

　Men of ValorのSingleデモに関して昨日気に入ったので注文したと書きましたが。いろんなサイトでこのデモの感想が載りました。洋ゲー野郎とかSabu's　Good　Tasteさん。PCゲーム道場のBBSにも載りました。それらに共通しているのはAIの出来が悪いということ。私も最初はさほど気にしてなかったのですが、（何せ一発でも食らうとスゴイダメージを受けるので。ただし生き残れば吸血鬼戦法でかなり回復できるんですが。）

　敵の認識が甘いのか隣の兵士を撃っても振り向かないというレベルではなくて。「横から撃たれても撃たれた本人が振り向か（け）ない。」「いつまでも敵のいない方に発砲し続ける。」「だれもいない方向へ弾を撃ちまくる。」「行動はスクリプトで決めてるっぽいのに何かに引っかかったように走るポーズのまま引っかかってる奴がいる。」というヘンテコ現象のオンパレード。とくに窓の間から攻撃した場合にこちらの方を向き直らないことが多い。

　まぁ文句を書いてみたが、実際入り組んだ建物の窓から撃たれると。プレイヤーである私自身どっから撃たれたかわからない事も多いので。またすぐに振り向いて反撃してくるのはリアルじゃないとも思うし。それこそBotとマルチプレイしてるゲームのようで面白くなるとは思えない。ただ、まったく行動パターンが変わらないのはやっぱり変だと言える。

　私自身はゲームにおいて「敵が人間のように賢く考えて判断して、行動する。」かどうかというのはそれほど気にしてない。しかし、明らかにモノに引っかかって止まってたり、攻撃しても無反応だったりすると、相手がモンスターじゃなくて人間だったらやはり変だと思ってしまうのが偽らざる心情。こういう場合はあっさりフルスクリプトにして、普通に想定されるプレイコースであれば普通に反応しているように作るべきかと思う。出来もしないのに　AIによって行動のバリエーションを増やそうとしないほうがいいと思う。

　撃たれたときはキョロキョロしてスクリプトの動作に戻るという間抜けな反応でいいんじゃないかね。人間はみんなが思うほど賢くないっす。（CS:Sやってるとわれながらあきれるくらい間抜けなことしてる時もあるし。）ちょっと弁護してみたものの、やっぱり微妙な感じか。はやまりましたか？まぁ製品がきたら改めて内容を報告したいと思います（人柱）。でも結構気に入ってるのは確かで何回もデモやってたりして。

Men of Valor SP Demo

　Men of ValorのSingle Playerデモが出ましたのでプレイしてみましたダウンロードはこちらからから430MBです。インストール先がCドライブのみなので変えられない。Cドライブの容量がデモのインストし過ぎで逼迫してるので変更できるようにしてほしいですねぇ。マルチデモも同じ。Cドライブもすこし大きくしときゃよかった。

　脱線しましたが、早速プレイ。マルチデモもプレイしたのですが、そちらは市街戦でしたがこちらは正統派ベトナムっぽくジャングル戦です。草はボウボウでかなり手抜き無し。気合が入ってます。MPデモが淡白だった分いい感じ。

　オーソドックスなFPS操作。仲間への指示などのBindは無く自分の操作のみです。しゃがみのほかにProne（伏せ）姿勢があります。しかしMoH系のゲームで果たしてProneなんかする必要があるのかどうか正直疑問です。Men　of ValorもIronSight（銃眼視点）を採用しています。IronSihgt中に右左平行移動キーを押すことでLean（身を乗り出す）行動になります。このシステムは覗きながら撃ち、撃っては隠れるという動作を直感的に出来るのでかなりいい感じ。

　ヘルスはゲージ制でキンキラの勲章マークが上から減っていく形式。攻撃を食らうと金色の部分が減り、その一部が赤い血の色になる。赤い部分は時間とともに増えていきそのまま放置すると最初に削れた金色の部分まで広がっていきます。Fキーを押して血止めをすると赤い部分の広がりをとめることが出来ます。赤い部分で勲章が埋め尽くされると死にます。言葉で説明するとややこしいですが、やればすぐわかります。止血は特にアニメーションも入らず隙もないので、上記の撃ってLeanで隠れてる間に止血などが出来ます。

　体力はヘルスパックで回復しますが、倒した敵の死体に照準を合わせUseキーを使うことでも回復します。（武器や弾も奪っているようだ。）うーん敵のヘルスパックを奪っているんでしょうか？それともGIって実は吸血鬼なのか？敵の銃撃で受けるダメージが結構大きいのでこのシステムをしらないと厳しいと思う。またランボースタイルだとさすがにすぐ死にますが、リアル系というほどでもないのでさじ加減は非常に良好だと思います。

　ストーリーシーンも移動は出来ないが視点は動かせるデモがあり、やり取りも英語で詳細はわからないのですが、なかなかベトナム戦争モノの雰囲気が出てます。マスコミが同行してるところなどはかなりフルメタルジャケットっぽくてよさげ。武器のサウンドも小気味よくアニメーションもMoHPAよりは出来が良いと感じられます。武装がベトナム戦争初期らしくM16じゃなかたり敵もAKばかりじゃなくPPSH41だったりとマニアックな感じ。プレイの分量もMoH：PAのSPデモよりは長く内容も面白かったですね。

　グラフィックは気合の入ったジャングル表現は良かったのですが、あとの部分は普通か？ライティングがやや平板、煙や爆発のエフェクトも古い感じ。しかし村を焼くシーンの炎は迫力ありで空気が熱気で揺らめく表現はなかなか。水面があまりでなかったので出てればインパクトのある画面がみれたか？モデルやアニメーションなどの処理は好みに合いよくできてると感じる。MoH*PAのヘンテコ銃剣兵ほど笑いもとらないし。

　どうやらMediaQuestから発売日未定ながら日本語版が出るようだ。海外では既に10月末に発売されている。日本語版が出ないのならすぐに購入してプレイしてみようかなと思ったのですが。まぁ日本語版待ちする予定です。MoH＊PAのデモより大分よかったと思いますね。