Aftermathというタイトルで紹介されていたこの作品ですが、どうやら何本かにコマギレになって HalfLife2 Episode?という形で発売されることになりました。Episode1はプレイタイムが4から8時間程度の長さになるそうです。
短いだろうと
予想はしてましたが、更にコマイのを継ぎ足して売ろうとしているとは思わなかった。とにかくお金を稼いどきたいという気持ちが見え見えです。ちゃんとした作品を世に送り出してから、お金のことはかんがえてください、ってそれは綺麗事が過ぎるか。
短いのにお金出し続けるとトータルでは結構馬鹿にならない価格になっちゃうので。(1本20ドルだとしても3本で60ドル)3本セットお得版とか出てから買うか、評判を聞いて買うのやめるかですな(汗。
まぁ皆さんもご存知のとおり普通のFPSゲーマーがハナクソほども関心を持てない小物のゲーム(失礼)をいっぱいSteamでリリースしたり、(配布手数料収入もSteamの狙いの一つでしょうから悪く言うことでもないですが。)人気作品の続編をコマギレにして売ったり、Valveはお金周りで結構苦労しているというか、がんばらなきゃいけない状況のようです。
要するにこれはHalfLife2(というかSourceエンジン)が商業的に彼らの当初の予想に比べて失敗だったということにつきると思います。こういうと数々のゲーム賞を総なめ、売り上げ本数もすごいこのゲームが商業的に失敗?馬鹿いうなという声が聞こえてきそうですが、まぁリリース前の予想を下回ったのは間違いないんじゃないでしょうか。
まずひとつはエンジンのライセンス。DOOM型の古いビジネスモデルですが、Sourceエンジンを採用してくれるところがあまり無かった。ValveはSoueceエンジンを作るに当たってやっぱりあてにはしていたはず。とはいえ最近は他社エンジンをライセンスしてゲームを作るようなところは結構少ないというのある。けども最大の失敗はターゲットが間違っていたのではないか?
今時他社のエンジンをライセンスして作っているPCゲームは確かに少ないです。結構マイナーなメーカーもちゃんと独自エンジンでつくってるし。しかしこのビジネスモデルは死滅したわけではなくて、Unreal3エンジンは実際にライセンスして使うゲームが多いはず。
要するにターゲットをコンシューマーゲームにして、開発時期もその次世代機のリリース時期にあわすべきだった。また、単純に今の人気とりのために新しいHDRのような機能を先送りにしてしまったのも良くなかったかもしれない。(DOOM3エンジンにも負けそうな感じ)。おかげでリリース年の評判はHL2はゲーム賞総なめとよかったけれど、ライセンス商品としての価値は下がったのでは?
もうひとつはアレですが、Soueceエンジンの購入者層として、もっとも当てにしてというか数が膨大でこれさえ取り込めてれば、食いっぱぐれ無しという
CSプレイヤーをソースエンジンゲームの購入者として取り込めなかったのではないか?。これは何もCSだけじゃなくて対戦型というか競技性重視のゲーム全般の非常に重要な問題ではなかろうか。やはり競技の世界では 新しい=良い。では無いことが非常に多いので。