そろそろWEBラジオが最終回、ということで、懐かしくなって載せました。
去年の今頃、新年向けに投稿して(笑)、ボツになった花言葉ストーリーです。
* * * * *
<劉輝の執務室にて。いつものように楸瑛が絳攸をからかっています>
楸瑛「・・・そんなに怒らなくってもいいだろう?人生には、余裕が大切だよ?」
絳攸「新年早々、夜な夜な妓楼へ繰り出しているのはどこのどいつだ!」
楸瑛「そういう楽しみを知らないなんて、人生の半分を損していると思わないか?そうだ、今度一緒に行くかい?」
絳攸「断る!お前に必要なのは、この花!サツキツツジだ!その常春頭に咲かせておけっ!」
劉輝「(コソコソ)静蘭、な、なぜサツキツツジなのだ?」
静蘭「(コソコソ)サツキツツジの花言葉は“節制”ですから」
劉輝「(コソコソ)そ・そうなのか~ふむふむ」
楸瑛「私に似合う花は・・・そう、このストレリチアかな。花言葉は、恋の伊達モノ・・・」
静蘭「そういう藍将軍にはこちらのほうが似合うと思いますよ?」←黒。
劉輝「楸瑛にスイセン・・・?そうか、うぬぼれか~」
楸瑛「せ、静蘭。君にこそ、スイセンがふさわしいと思うけど?」
静蘭「私がうぬぼれていて、自己愛の塊だとでも?・・・ああ、スイセンには気高さ、という花言葉もありますね」
楸瑛「(ため息)君のそういうところだよ、スイセンがふさわしいのは。静蘭・・・」
劉輝「余は!余は何がいいかな。ツバキか?」
絳攸「さあな。」←ツン。
劉輝「なんだ、絳攸、ノリが悪いぞ~。んふふふふ。今年、秀麗に贈るのは~・・・」
絳攸「・・・っ!いい加減にしろ!」
楸瑛「まあまあ、絳攸。君にもこのストレリチアがいいよ。この花を見て寛容という言葉を・・・」
秀麗「み~な~さ~ん、な~に~していらっしゃるんですか~?」←怒。
劉輝「秀麗!ちょうどいいところに・・・ん?どうしたのだ?」
静蘭「お、お嬢様・・・背後になにか影のようなものが・・・」
秀麗「男4人で集まって、楽しそうに本をまわし読みなんて・・・
ついさっき冗官部屋で、また散らかりだした桃色草紙を片付けたばかりなのに・・・」←怒。
楸瑛「しゅ、秀麗殿?これはそういった本ではなくて・・・」
劉輝「そうだ、秀麗、これはそういうモノではないぞ!」
秀麗「ふ~ん・・・劉輝も桃色草紙がどんな本か知ってるのね・・・」
劉輝「あ!いや、そういうわけでは・・・」
絳攸「ふっ、墓穴だな・・・」
秀麗「絳攸さまもです!ちゃんと叱って、仕事をさせてくださらないとダメじゃないですかっ」
一同「すみません・・・」
静蘭「怒ったまま行ってしまいましたね・・・」
楸瑛「なんとかして、桃色草紙の誤解を解かなくてはね」
劉輝「何か、そういう意味の花は載っていないか!? 花言葉事典なんだろう?」
秀麗「・・・ま~だ見てるの?」
劉輝・絳攸「秀麗!」
静蘭 「お嬢様!」
楸瑛 「秀麗殿!」
秀麗「ちゃんと働きなさ~いっ!」
去年の今頃、新年向けに投稿して(笑)、ボツになった花言葉ストーリーです。
* * * * *
<劉輝の執務室にて。いつものように楸瑛が絳攸をからかっています>
楸瑛「・・・そんなに怒らなくってもいいだろう?人生には、余裕が大切だよ?」
絳攸「新年早々、夜な夜な妓楼へ繰り出しているのはどこのどいつだ!」
楸瑛「そういう楽しみを知らないなんて、人生の半分を損していると思わないか?そうだ、今度一緒に行くかい?」
絳攸「断る!お前に必要なのは、この花!サツキツツジだ!その常春頭に咲かせておけっ!」
劉輝「(コソコソ)静蘭、な、なぜサツキツツジなのだ?」
静蘭「(コソコソ)サツキツツジの花言葉は“節制”ですから」
劉輝「(コソコソ)そ・そうなのか~ふむふむ」
楸瑛「私に似合う花は・・・そう、このストレリチアかな。花言葉は、恋の伊達モノ・・・」
静蘭「そういう藍将軍にはこちらのほうが似合うと思いますよ?」←黒。
劉輝「楸瑛にスイセン・・・?そうか、うぬぼれか~」
楸瑛「せ、静蘭。君にこそ、スイセンがふさわしいと思うけど?」
静蘭「私がうぬぼれていて、自己愛の塊だとでも?・・・ああ、スイセンには気高さ、という花言葉もありますね」
楸瑛「(ため息)君のそういうところだよ、スイセンがふさわしいのは。静蘭・・・」
劉輝「余は!余は何がいいかな。ツバキか?」
絳攸「さあな。」←ツン。
劉輝「なんだ、絳攸、ノリが悪いぞ~。んふふふふ。今年、秀麗に贈るのは~・・・」
絳攸「・・・っ!いい加減にしろ!」
楸瑛「まあまあ、絳攸。君にもこのストレリチアがいいよ。この花を見て寛容という言葉を・・・」
秀麗「み~な~さ~ん、な~に~していらっしゃるんですか~?」←怒。
劉輝「秀麗!ちょうどいいところに・・・ん?どうしたのだ?」
静蘭「お、お嬢様・・・背後になにか影のようなものが・・・」
秀麗「男4人で集まって、楽しそうに本をまわし読みなんて・・・
ついさっき冗官部屋で、また散らかりだした桃色草紙を片付けたばかりなのに・・・」←怒。
楸瑛「しゅ、秀麗殿?これはそういった本ではなくて・・・」
劉輝「そうだ、秀麗、これはそういうモノではないぞ!」
秀麗「ふ~ん・・・劉輝も桃色草紙がどんな本か知ってるのね・・・」
劉輝「あ!いや、そういうわけでは・・・」
絳攸「ふっ、墓穴だな・・・」
秀麗「絳攸さまもです!ちゃんと叱って、仕事をさせてくださらないとダメじゃないですかっ」
一同「すみません・・・」
静蘭「怒ったまま行ってしまいましたね・・・」
楸瑛「なんとかして、桃色草紙の誤解を解かなくてはね」
劉輝「何か、そういう意味の花は載っていないか!? 花言葉事典なんだろう?」
秀麗「・・・ま~だ見てるの?」
劉輝・絳攸「秀麗!」
静蘭 「お嬢様!」
楸瑛 「秀麗殿!」
秀麗「ちゃんと働きなさ~いっ!」