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米国では、反オバマの動きが激しくなってきています。結局、ブッシュからオバマ大統領へと続いている巨額の財政出動は、予想通り一部の金融界を潤しただけでした。国民は次々と失業に追い込まれ、払うことも出来ない税金で健康保険改革を迫られています。武器の販売は過去最高となり、マスコミの信用は失墜し、反乱は激化する方向に動き始めています。そしてその裏で動いているのが、小さな政府論者達。
日本のマスコミでは全く報道しないこの状況を、田中宇さんがブログで紹介されています。
以下、田中宇の国際ニュース解説『目立たず起きていた「反乱の夏」』より抜粋引用です。
>9月12日、米国の首都ワシントンDCに、前代未聞の100万人規模の人々が集まり、オバマ政権による財政規模の急拡大や政府権限の肥大化、これから起こりそうな増税に反対してデモ行進し、国会議事堂やホワイトハウスの周辺を人々が埋め尽くした。<
>この集会(912DC)の規模について、ニューヨークタイムスは「数万人」と報じ、この日オバマ大統領が訪問したミネソタ州でオバマ支持のために集まった人々の数と同規模だと報じた。半面、主催者や参加者は、100万から200万人が参加したと述べており、参加者の規模に大きな開きがある。警察は、参加者の数を発表していない。<
>ニューヨークタイムスなどの米マスコミは、オバマ政権におもねり、集会の参加者数を実態よりはるかに少な目に報じていると、ウェブログなどで指摘されている。この912DC集会は、右派系の小さな政府論者の組織が呼びかけて開かれており、共和党の国会議員も参加している。そのため、共和党系のウォールストリート・ジャーナルも、NYタイムスの過小報道を批判した。 <
>▼小さな政府運動の拡大
912DC集会の呼びかけたのは、政府財政規模の拡大や増税に反対する「小さな政府」主義を掲げる右派・共和党系の諸団体であり「912dc.org」というウェブサイトを作っている。集会では、銃規制反対や、オバマが計画している健康保険改革(健康保険の政府化)への反対、「地球温暖化」対策としての産業規制(キャップ&トレード)への反対なども掲げられている。<
この集会を呼びかけたのは「小さな政府論者」。小さな政府・・・日本でもよく聞く言葉ですね。アメリカ追従の小泉・竹中時代です。「郵政民営化」のように、公共のものを民営化し、結局、最終的には国際金融資本に売り渡す政策です。売国政策ですね。
金融危機によって大きな痛手を負ったアメリカ。その原因を作った共和党を中心とするこの「小さな政府論者」が、今度は、国民の苦しい生活をネタにして、巻き返しを起こそうとしているのでしょうか。
>集会の主催は右派系だが、オバマ政権が金融救済のために巨額の財政出動を行い、金融界は救われて株価は上がっているものの、失業は上昇傾向が続き、住宅ローン破綻も増えて、実際の景気に回復感が全くないことに怒っているリベラル・左派系の人々、オバマのアフガニスタン増派やイラク占領の長期化に反対する反戦系の人々も参加し、超党派での反オバマ大集会となった。<
>(同時に、黒人のオバマを嫌悪する白人優勢論者や、反政府の武装闘争を標榜する極右勢力も勢いづいており、米国では武器の販売が過去最高になっている)<
周りを巻き込んでの反オバマ運動は、今後激化していく可能性が出てきました。
米国内での武器の販売も過去最高になっています。
「なんでや劇場」でも予測したとおり、そろそろアメリカは大暴動に入っていくのでしょうか。
今後のドル暴落、その時、米国内秩序が維持されるのか?
このまま反オバマ運動が激化すれば、暴落時の米国内コントロールは全く効かなくなる可能性もあります。今後の状況に注意が必要だと思います。
yooten
日本のマスコミでは全く報道しないこの状況を、田中宇さんがブログで紹介されています。
以下、田中宇の国際ニュース解説『目立たず起きていた「反乱の夏」』より抜粋引用です。
>9月12日、米国の首都ワシントンDCに、前代未聞の100万人規模の人々が集まり、オバマ政権による財政規模の急拡大や政府権限の肥大化、これから起こりそうな増税に反対してデモ行進し、国会議事堂やホワイトハウスの周辺を人々が埋め尽くした。<
>この集会(912DC)の規模について、ニューヨークタイムスは「数万人」と報じ、この日オバマ大統領が訪問したミネソタ州でオバマ支持のために集まった人々の数と同規模だと報じた。半面、主催者や参加者は、100万から200万人が参加したと述べており、参加者の規模に大きな開きがある。警察は、参加者の数を発表していない。<
>ニューヨークタイムスなどの米マスコミは、オバマ政権におもねり、集会の参加者数を実態よりはるかに少な目に報じていると、ウェブログなどで指摘されている。この912DC集会は、右派系の小さな政府論者の組織が呼びかけて開かれており、共和党の国会議員も参加している。そのため、共和党系のウォールストリート・ジャーナルも、NYタイムスの過小報道を批判した。 <
>▼小さな政府運動の拡大
912DC集会の呼びかけたのは、政府財政規模の拡大や増税に反対する「小さな政府」主義を掲げる右派・共和党系の諸団体であり「912dc.org」というウェブサイトを作っている。集会では、銃規制反対や、オバマが計画している健康保険改革(健康保険の政府化)への反対、「地球温暖化」対策としての産業規制(キャップ&トレード)への反対なども掲げられている。<
この集会を呼びかけたのは「小さな政府論者」。小さな政府・・・日本でもよく聞く言葉ですね。アメリカ追従の小泉・竹中時代です。「郵政民営化」のように、公共のものを民営化し、結局、最終的には国際金融資本に売り渡す政策です。売国政策ですね。
金融危機によって大きな痛手を負ったアメリカ。その原因を作った共和党を中心とするこの「小さな政府論者」が、今度は、国民の苦しい生活をネタにして、巻き返しを起こそうとしているのでしょうか。
>集会の主催は右派系だが、オバマ政権が金融救済のために巨額の財政出動を行い、金融界は救われて株価は上がっているものの、失業は上昇傾向が続き、住宅ローン破綻も増えて、実際の景気に回復感が全くないことに怒っているリベラル・左派系の人々、オバマのアフガニスタン増派やイラク占領の長期化に反対する反戦系の人々も参加し、超党派での反オバマ大集会となった。<
>(同時に、黒人のオバマを嫌悪する白人優勢論者や、反政府の武装闘争を標榜する極右勢力も勢いづいており、米国では武器の販売が過去最高になっている)<
周りを巻き込んでの反オバマ運動は、今後激化していく可能性が出てきました。
米国内での武器の販売も過去最高になっています。
「なんでや劇場」でも予測したとおり、そろそろアメリカは大暴動に入っていくのでしょうか。
今後のドル暴落、その時、米国内秩序が維持されるのか?
このまま反オバマ運動が激化すれば、暴落時の米国内コントロールは全く効かなくなる可能性もあります。今後の状況に注意が必要だと思います。
yooten