小泉フィーバー華やかりし頃に、一度話題にもなったネットと政治の関係ですが、公職選挙法の解釈を巡っての議論の末、今夏のネット参院選では、ネット利用の選挙運動は解禁見送りとなってしまいました。
が、実は水面下では既にネットを利用した選挙活動は大々的に行われている、と見た方が正しいでしょう。
例えば、
MIYADAI.com Blog
「ネット選挙運動解禁直前ならではの「笑い話」があります」
チーム世耕が民主党の公式HPに対して公職選挙法違反の疑いがあるとして訴えた、という記事の裏で、
>いちばん笑えるのが、民主党に文句をつけてきた自民党参議院議員の世耕議員自身が「世耕日記」と題した、やはり選挙情報バリバリのブログを堂々と掲示しています。
http://blog.goo.ne.jp/newseko/
などなど、私的ブログであればなんでもOK!
なのかよ。といった実態や、
るいネット
「<ネット中傷>民主党“標的”10万件 都知事選と参院補選」
<統一地方選で今月実施された東京都知事選と参院沖縄選挙区補欠選挙を巡り、それぞれ8日と22日の投票日数日前から民主党や同党が支援した候補について誹謗(ひぼう)する書き込みがインターネットの掲示板に集中的に張り付けられたことが分かった。書き込みは現在、検索サイトで計延べ約10万件がヒットし、ネットを舞台とした“中傷”としては、過去に例がない規模。短期間に張り付けが繰り返されていることから、組織的に行われた可能性があるとみて、捜査当局も情報収集に乗り出した。
など等。
実は、民主党では1998年からWebサイトを使った選挙運動を解禁するための公職選挙法改正案が提出されており、続く2001年、2004年と続けてこの内容は提案・議論されてきております。
ところが実態は上記のごとく、表では先送りとされながら、2ちゃん等の闇サイトや私的ブログ(政治家に私的もクソもあるかい!と思うのだが)を通じて、政党批判や選挙活動が行われています。
先の小泉フィーバー時にも、竹部幹事長によるブロガーとの懇親会等も、話題に上りました。
しかし、ここまで来て未だネットを利用した選挙活動が先延ばしとされる理由とは?
実は、以外と簡単かもしれません。
自民党は今のところマスコミ(電通)と完全に蜜月状態。そして、日本の選挙で得票数を稼ぎ出すのは、未だ年輩者層優位である事は間違いありません。そこで、得票に結びつきやすい年輩者層を抱きこむ為には、まだまだTVの影響力の方が圧倒的に優位。
しかし、ネットを駆使する若者達の意識はどうかというと、自民がどうとか民主がどう、という事ではなく、着実に「事実はどーなんだ?」という事実探索の方向へとシフトしています。
表立って、みんなの意見がはっきりと全面に押し出されるネットは、一方的な情報操作を得意とする特権階級にとって、もっとも不利な場であることに間違いありません。
マスコミ・2ちゃん、といった匿名かつ批判・中傷の一方的な攻撃手法しか持たない連中は、逆に言えば『事実を武器に闘う力』を持っていない、とも言えるのではないでしょうか?
また、ネットを通じてみんなが政治に参加できるようになる、という事は、もう一つの重要な社会転換を示唆しています。
それは、マスコミ・政治家不要論です。
権力など持たずとも、
良い意見が出れば実現される。
おかしな意見は、淘汰される。
この、極々当り前の自然の摂理に則った社会が実現すれば、特定の権力など無くても、みんなの社会は動き始めます。
という事で、今年の選挙、表立ったネット上での選挙活動は中止のようですが、ネット上での政治活動、議論についてはみんなの意識しだいでいくらでも加熱させる事は可能、と見た方が良いでしょう。
政党やマスコミの主張に惑わされること無く、『事実を見る目』を養って、みんなの政治をこのネット上で実現させていきましょう!!!
ランキング応援、よろしくお願いします。選挙の一票よりもためになるよ
あ、最後に、ブログの影響度リサーチがあったので参考までに紹介しときます。
【第12回ホットリサーチ】ブログと世論形成に関する調査 今回の総選挙にブログは影響を与えると思う52.4%、将来、選挙や世論形成にブログやネット上のクチコミ情報が影響を及ぼすと思う72.8%
ブログは将来的に有効な情報手段になり得る、とかなりの割合で感じられているようですよ
以上、かわいでした。
が、実は水面下では既にネットを利用した選挙活動は大々的に行われている、と見た方が正しいでしょう。
例えば、
MIYADAI.com Blog
「ネット選挙運動解禁直前ならではの「笑い話」があります」
チーム世耕が民主党の公式HPに対して公職選挙法違反の疑いがあるとして訴えた、という記事の裏で、
>いちばん笑えるのが、民主党に文句をつけてきた自民党参議院議員の世耕議員自身が「世耕日記」と題した、やはり選挙情報バリバリのブログを堂々と掲示しています。
http://blog.goo.ne.jp/newseko/
などなど、私的ブログであればなんでもOK!
なのかよ。といった実態や、
るいネット
「<ネット中傷>民主党“標的”10万件 都知事選と参院補選」
<統一地方選で今月実施された東京都知事選と参院沖縄選挙区補欠選挙を巡り、それぞれ8日と22日の投票日数日前から民主党や同党が支援した候補について誹謗(ひぼう)する書き込みがインターネットの掲示板に集中的に張り付けられたことが分かった。書き込みは現在、検索サイトで計延べ約10万件がヒットし、ネットを舞台とした“中傷”としては、過去に例がない規模。短期間に張り付けが繰り返されていることから、組織的に行われた可能性があるとみて、捜査当局も情報収集に乗り出した。
など等。
実は、民主党では1998年からWebサイトを使った選挙運動を解禁するための公職選挙法改正案が提出されており、続く2001年、2004年と続けてこの内容は提案・議論されてきております。
ところが実態は上記のごとく、表では先送りとされながら、2ちゃん等の闇サイトや私的ブログ(政治家に私的もクソもあるかい!と思うのだが)を通じて、政党批判や選挙活動が行われています。
先の小泉フィーバー時にも、竹部幹事長によるブロガーとの懇親会等も、話題に上りました。
しかし、ここまで来て未だネットを利用した選挙活動が先延ばしとされる理由とは?
実は、以外と簡単かもしれません。
自民党は今のところマスコミ(電通)と完全に蜜月状態。そして、日本の選挙で得票数を稼ぎ出すのは、未だ年輩者層優位である事は間違いありません。そこで、得票に結びつきやすい年輩者層を抱きこむ為には、まだまだTVの影響力の方が圧倒的に優位。
しかし、ネットを駆使する若者達の意識はどうかというと、自民がどうとか民主がどう、という事ではなく、着実に「事実はどーなんだ?」という事実探索の方向へとシフトしています。
表立って、みんなの意見がはっきりと全面に押し出されるネットは、一方的な情報操作を得意とする特権階級にとって、もっとも不利な場であることに間違いありません。
マスコミ・2ちゃん、といった匿名かつ批判・中傷の一方的な攻撃手法しか持たない連中は、逆に言えば『事実を武器に闘う力』を持っていない、とも言えるのではないでしょうか?
また、ネットを通じてみんなが政治に参加できるようになる、という事は、もう一つの重要な社会転換を示唆しています。
それは、マスコミ・政治家不要論です。
権力など持たずとも、
良い意見が出れば実現される。
おかしな意見は、淘汰される。
この、極々当り前の自然の摂理に則った社会が実現すれば、特定の権力など無くても、みんなの社会は動き始めます。
という事で、今年の選挙、表立ったネット上での選挙活動は中止のようですが、ネット上での政治活動、議論についてはみんなの意識しだいでいくらでも加熱させる事は可能、と見た方が良いでしょう。
政党やマスコミの主張に惑わされること無く、『事実を見る目』を養って、みんなの政治をこのネット上で実現させていきましょう!!!
ランキング応援、よろしくお願いします。選挙の一票よりもためになるよ
あ、最後に、ブログの影響度リサーチがあったので参考までに紹介しときます。
【第12回ホットリサーチ】ブログと世論形成に関する調査 今回の総選挙にブログは影響を与えると思う52.4%、将来、選挙や世論形成にブログやネット上のクチコミ情報が影響を及ぼすと思う72.8%
ブログは将来的に有効な情報手段になり得る、とかなりの割合で感じられているようですよ
以上、かわいでした。
真実を持ってして全うに闘う事が出来ないからだなんて、なんか卑怯な話…戦略なんてそんなものなのかもしれないけど、きっとこれからは通用しない世の中になっていくんでしょうね
問うべきは、日々(日常)の活動ではないでしょうか。
卑怯な戦略はみんなの目(手)によって見抜かれ、淘汰される。そんな仕組みが必要ですね。
>にっしんさん
日々の活動を評価しあえる空間があると良いですよね。
その為には、共通課題を持って取り組むこと。
普通の人達にこそ、期待できる課題が沢山あります。
自民と民主の裏の結託、という線は某米国の2大政党制と酷似、どっちに転んでも旨い話は一部の特権階級に転がり込んでいく、という危険な構造のように思います。事実を伝えないマスコミも、今や完全に政府の手先、権力同士の結び付きは絶対に許せませんね!
>きっこのブログの情報を集めたサイト 様
きっこのブログも暴走し始めた事によって、やっぱり普通のブログではない様相を呈してきましたね。
明らかに背後には普通の人では持ち得ないような情報のネットワークがありましたから。慎重に事実を見極める姿勢、大切だと感じました。
今後ともブログ界での監視・評価圧力を高めあえることを期待しています!!
>政党やマスコミの主張に惑わされること無く、『事実を見る目』を養って、みんなの政治をこのネット上で実現させていきましょう!!!
アメリカの選挙なんて見てると、選挙の勝ち負けの鍵を握るのは政策ではなく、テレビを使った壮大な足の引っ張り合い、ネガティブ・キャンペーンです。
そのマスコミに変わる場として、たしかにネットの可能性を感じます。そのためにも普通の人が参加できるネットの場を構築する必要を感じます。