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http://home.att.ne.jp/sea/tkn/Issues/FushojiResponses-BidRigging.htm#談合/カルテル事件
・1/11 大阪市発注の街路樹維持管理業務を巡り、大阪地検は、同市ゆとりとみどり振興局庶務課長、同課長代理他を偽計入札妨害容疑等で逮捕。
・2/13静岡県東伊豆町の公園整備事業の入札を巡り、静岡県警は同町長片野武被告を競売入札妨害(偽計)容疑で再逮捕。
・5/17 国土交通省の出先事務所発注の測量業務の入札を巡り、警視庁捜査2課は、国交省関東地方整備局北首都国道事務所の元副所長他を偽計入札妨害の疑いで逮捕。
・6/2 町発注工事を巡り、北海道警は、長万部町長加藤大明ら町幹部3人他を偽計入札妨害の疑いで逮捕した。
・7/5 5月に摘発された測量会社「協立測量」から別の談合事件が発覚。警視庁は首都国道事務所用地2課長を収賄容疑で逮捕。
・10/16 神奈川県秦野市発注の下水道工事を巡り、同県警は同市水道施設課長他を競売入札妨害の疑いで逮捕。
・10/23【福島談合】福島県が2000年8月に入札を実施した木戸ダム建設工事を巡り、東京地検特は10月23日、同県の佐藤栄佐久前知事を収賄容疑で逮捕。
・11/5 大阪府豊能町立中学校の改築工事を巡り、府警は同町助役大西健一、同町議藤野繁盛両容疑者ら他を偽計入札妨害容疑で逮捕。
・11/15【和歌山談合】和歌山県発注のトンネル工事を巡り、大阪地検特捜部、前和歌山県知事木村良樹を競売入札妨害容疑で逮捕。
・11/20宮城県警は、宮城県松島町長内田鉄夫他を競売入札妨害の疑いで逮捕。
・12/6北海道深川市発注の小学校改築工事を巡り、北海道警は河野順吉市長を競売入札妨害の疑いで逮捕。
・12/8【宮崎談合】県発注事業を巡り、宮崎県警捜査二課は12月8日、当時の知事安藤忠恕容疑者を競売入札妨害容疑で逮捕。
・12/10 山形県大蔵村が発注した下水道工事を巡り、県警は大蔵村地域整備課長他を競売入札妨害(談合など)容疑で逮捕。
と、こんだけありました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
今年は後半に自治体首長がからんだ談合事件が相次ぎ、マスコミも大いに注目することとなりましたが、正直こんだけあるってことは、やらずに済ませられない=必要なもの?という疑いさえ湧いてきます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
さて、談合って一体何が悪いの
ということですが、
官製談合:「公共事業などで、競争入札が義務づけられているにもかかわらず発注者が受注者を指名するなど、発注者側(行政などの「官」)がカルテルを主導する場合を官製談合という。通常は天下り先の提供や金品など、贈収賄や便宜供与を伴う。」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%87%E5%90%88
ということで、発注者が「○○にやらせたい」だけでなく、「見返りを期待して他の業者を排除する」=「公共工事の発注権を私物化している」点がよろしくないのだと言えます。
法的根拠は、独占禁止法(昭和22年制定)で、「私的独占、不当な取引制限及び不公正な取引方法を禁止し、事業支配力の過度の集中を防止して、結合、協定等の方法による生産、販売、価格、技術等の不当な制限その他一切の事業活動の不当な拘束を排除することを目的とする」(同法第1条)ことから談合を禁止=「競争」を妨害するな、です。また同法律に定められている公正取引委員会が違反事件の調査、審決を行っていますが、この公取委は内閣府の外局で、内閣総理大臣直属の機関ということになります。
ん?内閣総理大臣?競争?何か、きな臭くなってきましたが、もしやと思って調べてみたらやっぱりありました年次改革要望書の競争政策の中に。http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html#kyoso-g
確かに、発注権を私物化して私服を肥やすのはいけませんが、いちいちアメリカに言われてというのも頂けません。そもそも、仕事を只「安いから」で決めるのも、そのための競争を促すのも何か「片手落ち」の感が否めません。
発注者としても本当に信頼できて市民の為に良いと判断するならば特命でもよかろう、その為に市民の意見も聞いて見て正々堂々と判断したら良かろうと思います。そういう仕組みをつくることも、それこそみんなの知恵を結集すれば可能に思います。
又自治体首長がお金を必要とするのも、実は公共工事の発注とは全く関係ない私益のためですから、これをそうさせない仕組みや、そもそもそうでない人を首長とする仕組みなどを考えていけばいいのです。そう考えればアメリカの言う、「談合防止強化」とは又違った可能性を模索できるようになると思うのです。
[さいゆ]
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・1/11 大阪市発注の街路樹維持管理業務を巡り、大阪地検は、同市ゆとりとみどり振興局庶務課長、同課長代理他を偽計入札妨害容疑等で逮捕。
・2/13静岡県東伊豆町の公園整備事業の入札を巡り、静岡県警は同町長片野武被告を競売入札妨害(偽計)容疑で再逮捕。
・5/17 国土交通省の出先事務所発注の測量業務の入札を巡り、警視庁捜査2課は、国交省関東地方整備局北首都国道事務所の元副所長他を偽計入札妨害の疑いで逮捕。
・6/2 町発注工事を巡り、北海道警は、長万部町長加藤大明ら町幹部3人他を偽計入札妨害の疑いで逮捕した。
・7/5 5月に摘発された測量会社「協立測量」から別の談合事件が発覚。警視庁は首都国道事務所用地2課長を収賄容疑で逮捕。
・10/16 神奈川県秦野市発注の下水道工事を巡り、同県警は同市水道施設課長他を競売入札妨害の疑いで逮捕。
・10/23【福島談合】福島県が2000年8月に入札を実施した木戸ダム建設工事を巡り、東京地検特は10月23日、同県の佐藤栄佐久前知事を収賄容疑で逮捕。
・11/5 大阪府豊能町立中学校の改築工事を巡り、府警は同町助役大西健一、同町議藤野繁盛両容疑者ら他を偽計入札妨害容疑で逮捕。
・11/15【和歌山談合】和歌山県発注のトンネル工事を巡り、大阪地検特捜部、前和歌山県知事木村良樹を競売入札妨害容疑で逮捕。
・11/20宮城県警は、宮城県松島町長内田鉄夫他を競売入札妨害の疑いで逮捕。
・12/6北海道深川市発注の小学校改築工事を巡り、北海道警は河野順吉市長を競売入札妨害の疑いで逮捕。
・12/8【宮崎談合】県発注事業を巡り、宮崎県警捜査二課は12月8日、当時の知事安藤忠恕容疑者を競売入札妨害容疑で逮捕。
・12/10 山形県大蔵村が発注した下水道工事を巡り、県警は大蔵村地域整備課長他を競売入札妨害(談合など)容疑で逮捕。
と、こんだけありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
今年は後半に自治体首長がからんだ談合事件が相次ぎ、マスコミも大いに注目することとなりましたが、正直こんだけあるってことは、やらずに済ませられない=必要なもの?という疑いさえ湧いてきます。
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さて、談合って一体何が悪いの
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官製談合:「公共事業などで、競争入札が義務づけられているにもかかわらず発注者が受注者を指名するなど、発注者側(行政などの「官」)がカルテルを主導する場合を官製談合という。通常は天下り先の提供や金品など、贈収賄や便宜供与を伴う。」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%87%E5%90%88
ということで、発注者が「○○にやらせたい」だけでなく、「見返りを期待して他の業者を排除する」=「公共工事の発注権を私物化している」点がよろしくないのだと言えます。
法的根拠は、独占禁止法(昭和22年制定)で、「私的独占、不当な取引制限及び不公正な取引方法を禁止し、事業支配力の過度の集中を防止して、結合、協定等の方法による生産、販売、価格、技術等の不当な制限その他一切の事業活動の不当な拘束を排除することを目的とする」(同法第1条)ことから談合を禁止=「競争」を妨害するな、です。また同法律に定められている公正取引委員会が違反事件の調査、審決を行っていますが、この公取委は内閣府の外局で、内閣総理大臣直属の機関ということになります。
ん?内閣総理大臣?競争?何か、きな臭くなってきましたが、もしやと思って調べてみたらやっぱりありました年次改革要望書の競争政策の中に。http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html#kyoso-g
確かに、発注権を私物化して私服を肥やすのはいけませんが、いちいちアメリカに言われてというのも頂けません。そもそも、仕事を只「安いから」で決めるのも、そのための競争を促すのも何か「片手落ち」の感が否めません。
発注者としても本当に信頼できて市民の為に良いと判断するならば特命でもよかろう、その為に市民の意見も聞いて見て正々堂々と判断したら良かろうと思います。そういう仕組みをつくることも、それこそみんなの知恵を結集すれば可能に思います。
又自治体首長がお金を必要とするのも、実は公共工事の発注とは全く関係ない私益のためですから、これをそうさせない仕組みや、そもそもそうでない人を首長とする仕組みなどを考えていけばいいのです。そう考えればアメリカの言う、「談合防止強化」とは又違った可能性を模索できるようになると思うのです。
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発注数が減少している為、待っていてもなかなか順番が回ってこなかったり、大手に無理矢理持ってかれるケースが増えていたり、中小企業にとっては談合というシステムに乗っかっていても生残れないという現状があるそうです。
なんだか切実な様子が観ていて痛ましかったのですが、既存のシステムにぶら下がっているだけではいけないのだという現実を垣間見た気がしました。
本当に社会から必要とされる、事業・活動・仕事でなければ、淘汰されていく。そんな時期がやってきたんじゃないでしょうか?
2.日本のマスコミも企業の談合、官製談合を叩いているが、マスコミ業界ほど談合体質の強いところはないのではないか?
ほんとうの意味でいきのこるにはどうしていったらいいのか考える必要が求められる時代になったのだと思います。
これ、僕も気になっています。
るいネットで話題になった「べクテル社」などでしょ?
年間4兆円とかすごい売上があるらしいのに、株式も情報も非公開の裏企業。あきらかに怪しい。
この辺の裏事情、入手したら報告します。