ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

みんな共認形成の場を求めている!

2009-03-24 21:42:55 | テレビの共認支配を暴く!
今日は、るいネットへの投稿で、すごくいいなぁと想うものがあったので、その投稿の紹介です。いろんな人に読んでほしいと想います。

まずは、その投稿を紹介します。
お肉屋さんも美容師さんも共認形成の場を求めている! (かりんさん)

先日、自宅近くの商店街のお肉屋さんで買い物をしたら、店主さん(60代位の方)から品物と一緒に手紙を頂きました。
(その手紙はコピーしてあり「ちょっと読んどいてよ」と手早く袋に入れていたので、ほとんどのお客さんに渡していたのだと思います。)
B4の紙いっぱいに、今の世の中に対する不安や期待、店主さん自身の心境が詩になって書かれていました。

(一部紹介します)
「ー国民が下にいて雇われた役人や政治家が上で威張っている国は、民主主義を逆さまに吊るしたもの。もう一度正常に戻さなければならぬ。命にお金を掛けない政治は最悪である。
ーすべてはお年寄りが長生きしてよかったねと思える社会と、すべてはこれから生まれてくる子供たちが生まれて良かったねと思える社会はつながっていると僕はおもうがー」


そのお肉屋さんはいつも活気があり、店主さんは道行く人に元気な挨拶を欠かしません。自分のお店だけでなく、商店街とそこに住んでいる人達みんなをを元気にしたいという心意気を感じさせます。
毎日の仕事の合間に、自分の思いをこんな形で発信していて驚きました。

また、美容院でのこと。
おなじみの美容師さんとの会話で、景気どうよの話から始まり、若いスタッフの金銭感覚の話までしました。

美容師さん曰く「ー1ヶ月に1度来店してくれるお客さんが3ヶ月に1度になってしまった。正直あせります。“ヘアサロン”ってとこは必ずしも必要なとこじゃないですしねぇ。真っ先に削られちゃいます。。でもそこをなんとか、リニューアルしたりサービスの見直しとかで…
ー若いスタッフで貯蓄が趣味みたいなコが結構いて、毎日マメに弁当作ってきて“店長、ついに3ケタ貯まりました!”なんてゲーム感覚で報告してくるんですよ。最近のコはしっかりしてるのか、マジメなのか…?」

と、趣味やヘアカット後の予定etc個人的な話ではなく、美容師さんの周りでの出来事・周りの人の意識の話で、私の広告業界の話と織り交ぜ、真面目に語りあってしまいました。

業種も年齢も関係なく誰とでもいいから、今の状況を真剣に語りたい、どう思うか聞きたい、なぜか知りたい…
無意識に共認形成の場を求めていて、模索している感じがしました。



なんで屋をやっていると、こういう考えを持っている人にはすごくよく会うんですが、普段はこんな話しないんですけどね…っていう人が多いです。
でも、かりんさんが紹介してくれた人たちは、日常に発信⇔反応の場をつくっている!特にお肉屋さんの方なんかは当事者意識が強い方なんでしょうね
こんな人がもっと増えていけば、社会はもっと変わっていくと想います。

あらためて、なんで屋でももっとたくさんの人たちと真剣に社会のことを考えていきたい!と感じた投稿でした

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
物的生産⇒意識生産 (ニシヒデ)
2009-03-26 13:40:48
そのお店のチラシが買ったモノに添えられてくることはありますが、社会に対する思いを綴った手紙は珍しいですね。

でも、こういう発信が増えていけば、自分も社会を創っていく一員でありたいって心の奥で思っていた人たちの当事者スイッチをONにするように思います。

物的生産・供給にとどまらず、意識生産・供給に取り組んで行く人たちが活力を生み出していくのでしょうね。
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