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七理GGニュースウオッチ5/16㊦:五輪招致疑惑 電通が描いた世界規模スポーツイベント戦略の一端が綻んだ

2016-05-16 20:41:31 | 日記

【五輪招致疑惑「金銭授受ない」 中心人物が否定 共同通信2016年5月15日 21時19分  
 【ダカール共同】2020年東京五輪招致の不正疑惑で、招致委員会が多額の資金を振り込んだシンガポールのコンサルタント会社に近いとされるセネガル人パパマッサタ・ディアク氏が14日、共同通信の単独会見に応じ、同社を通じた日本からの金銭受け取りを否定した。同社経営者だった男性について北京五輪以来の「友人」と認める一方、同社と招致委の業務契約は知らなかったと主張した。
 セネガルの首都ダカール市内で述べた。疑惑の中心人物とされる同氏が、日本メディアと会見したのは初めて。同氏はアフリカの国際オリンピック委員会委員に影響力を持つラミン・ディアク国際陸連前会長の息子。】

【コンサル側から売り込み…国会でJOC会長答弁  読売2016年05月16日 13時54分
 2020年東京五輪・パラリンピック招致活動を巡り、招致委員会の理事長を務めた竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長が16日、衆院予算委員会に参考人として出席し、招致委が2億円超のコンサルタント料を送金した会社について、招致活動の最終段階で同社から売り込みがあったことを明らかにした。
    この会社はシンガポールの「ブラック・タイディングス社」で、国際陸上競技連盟のラミン・ディアク前会長の息子が関与しているとされる。竹田会長によると、招致委は当時、大手広告会社「電通」を通じてブラック社の実態を確認し、「国際大会の招致などで実績のある会社」(竹田会長)と判断した。13年7月、ロビー活動を効果的に行うため、9500万円を支出。同年9月に東京での開催が決まると、翌10月には勝因分析の名目で1億3500万円を支払った。竹田会長は「実際、効果的なロビー活動に役立った」と述べ、支払いの正当性を強調した。
 一方、安倍首相は予算委で、「政府としてもスポーツ庁を中心に事実関係の確認に努める」と述べた。読売2016年05月16日 13時54分 】

【東京五輪の裏金疑惑、JOC会長「親族の関係と知らず」  朝日2016年5月16日13時47分
 2020年東京五輪・パラリンピック招致で裏金が支払われた疑惑がある問題について、招致委の理事長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長は16日、参考人として呼ばれた衆議院予算委員会で、2億2300万円を振り込んだ「ブラック・タイディングズ」社について、「(国際陸上連盟前会長の)ラミン・ディアク氏やその親族と関係するとは知らなかった」と述べた。ディアク氏は、開催地を決める投票権を持つとともに、他の票を取りまとめる影響力もあったとされる。その上で、「(経営者が)国際オリンピック委員会委員やその親族でなく、知人であれば問題ない」と述べた。
 竹田会長は契約の経緯について、売り込みがあったコンサルティング業者の中から、大手広告会社の電通の推薦で決めたと説明した。2013年9月の招致決定を挟み、同年7月に国際ロビー活動や情報収集業務として、同年10月に勝因分析業務などとして支払ったという。】

 

●大手紙が報道する「電通は招致委の依頼に応えた」旨の報道は順番が逆?依頼に応えた絵は電通の下絵あり?招致委は臭い話は山のように聴いている筈
(GG:大きな食い違いが表面化した。「アフリカの国際オリンピック委員会委員に影響力を持つ国際陸連前会長の息子であるラミン・ディアクが北京五輪以来の友人であるシンガポールのコンサルタント会社から日本からの金銭受け取りを否定した」と言う記事。電通はこの段階でまだ名前だけ出ている程度だが、気になる一節がある。「同社経営者だった男性について北京五輪以来の「友人」と認める」と言うくだりだ。電通は北京五輪にも深くかかわっていて、北京五輪競技施設の一部は電通が日本で開催されたスポーツイベントで使った競技施設を解体して北京で組み立てる仲介をした実績がある。その『友人』が誰かは分からないが、電通はここで北京に貸しをつくった。
朝日や読売を読んで「電通」を通じてブラック社の実態を確認した」とあるが、曖昧なのは、コンサル会社として売り込んできた「ブラック・タイディングス社」を電通が「招致の実績あり」とハンコを捺したのか、電通がリードして「ブラック・タイディングス社」を推薦して招致コンサル業務がスタートしたのかだ。読売は「コンサルからの売り込み」が先のように書いているが、順番が逆だ。GGはすべての絵は電通が北京五輪の頃から仕掛けて描いたものではないかーーと見る。ロシアでの開催も疑わしいというか、電通が関与している陰も見えなくはない。調べればわかるがシンガポールのコンサルタント会社と電通は2008年ころからの関わりがあるのではないか?セネガル人パパマッサタ・ディアク氏が電通と共同出資会社を設立している可能性もある。もちろん電通がカネを出してだ。こんな例は電通の常套手段だ。すべてが国際オリンピック委員会を篭絡する布石だ。もう一度独り言を言おう。すべては国際オリンピック委員会を篭絡してオリンピック開催利権を支配しようと電通が何年もかけて描いたグローバルプランの一部が露見した?日本のメディアにそれを暴く、電通を暴く気骨は日刊紙はもちろん週刊誌にもどこにもない。招致委員会もこんな利権話は腐るほど耳にしているはずだ。すべて電通にお任せとは信じ難い”オウンゴール”だ。こんな国会答弁で済んでしまうほど子供騙しなのか! 

 GGもアブナイからこの辺で…)


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