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七里GGニュースウオッチ7/30⑴:清廉・高潔さ失った都知事選 鳥越氏に窺える日本”ジャーナリズム”の低俗

2016-07-30 21:08:22 | 日記

【宇都宮健児氏に聞く 「なぜ鳥越氏の応援しないのですか」   日刊ゲンダイ2016年7月29日
  野党が共闘して都知事選を戦うために、土壇場で出馬を取りやめた宇都宮健児氏(69)。しかし、選挙戦に入っても、宇都宮氏は一度も鳥越俊太郎の応援演説に立ってない。どうして、街頭に立たないのか、28日夜、本人に電話で真意を聞いた。
――鳥越事務所には「宇都宮さんは鳥越さんの応援をしないのか」という問い合わせが殺到しているそうです。先日、宇都宮さんの支援者の集会が開かれたそうですが、鳥越さんを応援するかどうか、結論は出たのでしょうか。
  女性人権問題(週刊誌報道)について、こちらが要求したことと鳥越氏側からの回答が一致しなかったので、宇都宮選対としては「判断できない」ということです。
――宇都宮さんの個人的な判断で、例えば「鳥越さんが(週刊誌報道に関する)裁判で負けたら都知事を辞めてもらう」という前提で、街宣車で「(鳥越氏と)政策は一致している」と応援演説をなさる可能性はないのですか。
 あの~、それも詳しくは話せないのだけれど、応援演説に入る条件として要請したものと違うものが返ってきたので、きのうの段階では「入れない」ということでした。
――かなり鳥越さんが厳しい情勢なので、宇都宮さんが街宣車に乗って「政策は鳥越さんが最も近い」という話をするだけで、全然違うと思うのですが。
  女性人権問題(週刊誌報道)がなければ、街宣車に立って応援演説をしていたでしょう。
――あの記事は10年以上前の話で、本当に人権侵害ならば、もっと前に法的手段に訴えたのではないですか。
  その議論をするつもりはありません。(取材=ジャーナリスト・横田一)】
【週刊文春や新潮の意図は何処にあるか
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  7月30日19時半10時間前 
東京都知事選、鳥越野党統一候補の意義を問う。「憲法改正が射程。日本の時代の流れが変わる。東京都の問題でもある。元に戻す力になれば。東京から発信」か「女性の人権上許せない」か.週刊文春、週刊新潮の意図はどこにあるか無料1時間http://ch.nicovideo.jp/article/ar1076804?key=6f5fc844701fbf3c57067dc540879fc09581d4d10ed38e831b9f305e4263e924 …】
●鳥越氏のスケベを知ってもなお、平和擁護のために一票入れるか?これではハニートラップにいちコロ?
(GG:都民ならずとも最も関心のあるところに切り込んでいるいい記事だ。宇都宮氏の答えは気遣いがアリアリでありながら、重要な点は押さえたものだと、感心する。鳥越氏は女性人権問題とどのように関わったのか?「事実無根」では納得できない都民も多かろう。ハッキリ言って、「キスを迫ったのか」が問題ではない。自分の別荘に連れて行き、一泊することが何を意味しているのか?これが分からないスケベでは都民の怒りも分からないだろう。「平和~」と連呼すれば許されるのもではない。教え子の20歳の女性を二人きりで別荘に泊めるーー厳にあってはならないことだ。キスしたか、迫ったか―ーの前の問題だ。本人の倫理性の問題だ。キスしない、迫らない、と潔白を証明しても、別荘に二人で行って泊ったかどうかが問われており、否定できないのでは話にならない。宇都宮氏の記者の質問に対し返事に窮している様子はアリアリと窺える。
GGが鳥越を野党が共同で擁立した際、投稿した、鳥越は振り返って身ぎれいなのか?女性問題、カネの問題で警察・検察からの醜聞がリークされ鳥越叩きが週刊誌を賑わす恐れはないか?自身がよく知っている筈だーーとしたのが不幸にも的中した。
 鳥越氏は良く解釈するなら甘すぎた。権力を甘く見過ぎた。醜聞が発覚してから「どこからかの政治的意図が働いている」などと知れたことを言うのは、うつけものだ。
 おそらく鳥越氏は善戦しても小池に勝てないだろう。負けるだろう。負け方が酷すぎる。こんな負け方は尾を引く。清新な候補の名に恥じるべきなのだ。恥じて露見した時に立候補を辞退して宇都宮氏に譲るべきだった。例え選挙中盤になっても、清新さを貫くべきだった。
 仮に鳥越氏と宇都宮氏が並立していたら、どうなっていたか?宇都宮氏が勢いを駆って先陣に加わっていただろう。民進党・枝野幹事長と共産党・小池書記局長の鳥越氏の”身体検査”の甘さが大きい。鳥越氏が宇都宮氏を降ろせと立候補条件を付けたのなら鳥越氏の野望は論難されるべきだ。その過程も鳥越氏は「こちらからではなく、相手から」と民進・共産から提案が有ったようだが、今ひとつ明らかではない。ともかく隠しているところがある。
 ともかく、あまりに苦い敗北の仕方だ。鳥越氏の教え子と二人きりで別荘への宿泊旅行は鳥越氏がなぜ隠していたのか?”ジャーナリスト”などは信用していないGGはこんな結末は全く思いもよらないことでは無いだけに、すべてを知っている鳥越氏がなぜ辞退しなかったのか、以前の都知事選では辞退したと自分の口で喋っている。憤りを抑え得ない。もっとも、ジャーナリズム志向の学生たちは①給与が高い、入社1年で編集は年収500万円以上②知的でカッコいい③女性にもてそうだーーからマスコミの門を叩くのだ。
 GGは1999~2000年にかけて中国・北京で大学生にメディア論を教えていたことが有ったが、女学生が部屋に来るときはドアを開けたまま閉めないで談話していたことを思い出す。ドアを閉めたまま話している時、警官が踏み込んで来て、連行されたら言い逃れが効かないからだ。鳥越氏の釈明には腹が立つ。だから橋下に「自分の口で話せないなら公人として失格」などと付けこまれるのだ。権力と裸一貫で戦ったことが無い”ジャーナリスト”だ。
 繰り返す、ひょっとしたら鳥越氏が都知事になるかもしれないが、戦い方がヨロシクない。清廉さを欠いた戦いになってしまった。
 おそらく前評判通り小池が制するだろう。宇都宮氏の清廉さ、高潔さ、スタンスの確かさは次回の都知事戦で浮かばれるのだろうか。しかし、都民は民進・共産党を易々とは信じないだろう。宇都宮氏も普通なら腹を曲げて押されても出ないだろう)


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