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七里GGニュースウオッチ7/29⑴石原の日銀・黒田応援に窺える黒田の孤立化=アベノ失敗を財投融資で隠蔽

2016-07-29 21:17:49 | 日記


【日銀に最大限の努力期待 石原再生相   ロイター - 2016年7月29日
 [東京 29日 ロイター] - 石原伸晃経済再生担当相は29日の閣議後会見で、金融政策は日銀に委ねられているとする一方、「物価安定目標の実現に向けて最大限努力を続けられるのを期待している」と述べた。日銀は同日、金融政策決定会合の結果を発表する。
また、総務省が同日発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)は、食料およびエネルギーを除く指数が前年比0.4%上昇したことを踏まえ、「デフレ脱却に向けた足取りは続いている」と指摘した。】
【日銀、追加の金融緩和を決定…東京市場は大荒れ
読売2016年07月29日 13時41分
 日本銀行は29日、金融政策決定会合を開き、追加の金融緩和を賛成多数で決めた。
 上場投資信託(ETF)の買い入れ枠を年3兆3000億円から年6兆円に増やす。大規模な経済対策を打ち出す政府と歩調を合わせ、日本経済のデフレ脱却を強く後押しする狙いがある。日銀の決定を受け、東京金融市場は、円相場が一時、2円近く急騰するなど大荒れの展開となった。
 国債買い入れの増額とマイナス金利政策の拡大は見送った。
 日銀は、会合後に発表した声明で、英国の欧州連合(EU)離脱問題などを背景に「海外経済の不透明性が高まっている」と指摘。追加緩和に踏み込んだ理由を「こうした不確実性が企業や家計のコンフィデンス(信頼)悪化につながることを防止する」と説明した。2016年07月29日 13時41分 Copyright © The Yomiuri Shimbun 】

 ●「世界経済の不透明感が増している」などとトボケタ理由付けをしている内は原因が全く見えていない恐怖 財投は国債で賄い、世界は日本国債に不信の目
(GG:石原が日銀応援団を買って出ている。よほど日銀は孤立している。石原には現今の金融や経済を独自で分析する能力は無い。安倍の応援をしているだけ。前門にはハイパーインフレと国債暴落の虎、後門にはデフレの狼。日銀黒田の金融緩和とマイナス金利は出口が見いだせず、立ち往生。市場はもっと金融緩和の大合唱、FRB前理事長ベン・バーナンキも安倍に大胆さを求めているが、良心的な日銀政策委員や米エール大名誉教授の浜田宏一内閣官房参与はやんわりと安倍・黒田に距離を置き始めた。日本国債に対する信認が疑問視され始めていることは前の投稿で書いた通り。日銀のバランスシート改善が見えないのだ。すべてが「景気が良くなれば…」頼みで、易々と国債毀損に走っている。マイナス金利もメガバンクの決算を損傷しており、水面下では日銀・黒田に対する不信、怒りは渦巻いていることだろう。
 しかし繰り返すが黒田は金融緩和しか能が無い。カネをジャブジャブにすれば投資に回るだろうーーという誰しも分かる、しかし危険極まりない路線だ。ジャブジャブのカネ余りを投資できないから投機に回る。投機はいづれ弾ける。今はまだ証券と為替だけだが、いずれ土地に回るだろう。すでに全国で地価は上昇している。この勢いが増すことになる。未だかつてない金融緩和で上手くいかないから今度は財政投融資でおカネを使うと言う。財投と言っても根本は国債発行だ。国債発行を財投に迂回させてゼネコンにばら撒くということだ。すなわち国債の毀損だ。これは即、国民負担に変わりはない。世界はこれを凝視している。
 おりから原油の下げ止まりが観測されだした。不況下の物価高=スタグフレーションからインフレそれもハイパーインフレに転ずる土壌を、日銀は醸成している。「世界経済の不透明感が増している」などと恍けた理由付けをしている内はまったく見えていないことが歴然だ)


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