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GGニュースウオッチ5/4㊦:ロンドン市長選は「保守VS労働」の枠破る王室・金融寡頭勢力への人権反乱?

2016-05-05 00:22:01 | 日記


【労働党、ロンドン市長奪還か=スコットランドでは不振―英地方選   時事通信 - 2016年5月4日
  【ロンドン時事】英国で5日、ロンドン市長選やスコットランド議会選など地方選挙が各地で実施される。ロンドン市長選では、国政での最大野党・労働党のサディク・カーン下院議員(45)が与党・保守党のザック・ゴールドスミス下院議員(41)に対し優位に立っており、労働党による8年ぶりの市長奪還が濃厚だ。
 ロンドン市長選は、下院議員に転身した保守党のボリス・ジョンソン市長の後任を選ぶ。元人権派弁護士のカーン氏はパキスタン系で、バス運転手の息子。当選すればイスラム教徒初のロンドン市長となる。ゴールドスミス氏は大富豪の息子で、対照的な2人の事実上の一騎打ち。世論調査ではカーン氏が一貫してリードしている。
 保守党側は「カーン氏は過激派組織『イスラム国』(IS)支持者と何度も同席した」(キャメロン首相)などと、過激派との関係をにおわせる露骨なネガティブキャンペーンを展開。党内からも批判が出た。
 一方、スコットランド議会選(定数129)は、昨年の下院選で躍進したスコットランド民族党(SNP)が、前回(2011年)の69議席からさらに勢力を伸ばす勢い。SNPの勝利はスコットランド独立派の動きを活発化させる可能性がある。
 昨年の党首選で左派のコービン氏を選出し、支持率が伸び悩む労働党はロンドン以外では不振。かつての金城湯池スコットランドでも保守党に抜かれ第3党に転落する恐れがある。イングランド各地での地方議会選でも議席を減らすと予想され、敗北が大きければ党内の反コービン派が一層批判を強めそうだ。
 労働党では最近、リビングストン前ロンドン市長の発言が「反ユダヤ主義」としてスキャンダル化し、これも逆風となっている。 】

●「保守VS労働」の枠破り、「一党支持層」が崩壊して「政策支持」に悩みつつも流れ強まる ”冷戦時代の残滓”を一掃する「人権反乱」?
(GG: 英国・ロンドンでも胎動が起こっている。保守に安住していたこれまでの選挙地盤に異変が起こっている。新貧困層の富裕層に対するこれまでの政治対決枠組である「保守VS労働」を崩す”人権宣言”となるか?
「元人権派弁護士のカーン氏はパキスタン系で、バス運転手の息子。当選すればイスラム教徒初のロンドン市長となる。ゴールドスミス氏は大富豪の息子で、対照的な2人の事実上の一騎打ち。世論調査ではカーン氏が一貫してリードしている。」と伝えている。しかし、スコットランドでは議会選でSNP(スコットランド民族党)の優勢を報じ、「スコットランド民族党(SNP)の勝利はスコットランド独立派の動きを活発化させる可能性がある。」とする。労働党だから支持されているわけではない。「一党支持層」が崩壊して「政策支持」にの流れか?ーー選挙民は悩みつつ賢くなっている。イギリスではEU残留か離脱かを巡って大きい課題の選択が6月に待っている。”冷戦”を創出し、西ドイツと東ドイツの分割策で欧州を支配下に置いた英国王室と金融寡頭勢力が、政治的にはアメリカのEUとNATO創出戦略に押され、また新貧困層に押されつつあるのかもしれない。”冷戦時代の残滓”を一掃する動きか?)


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