【消費増税、先送りの兆候?…首相の発言に変化
読売2016年02月27日 09時11分
安倍首相が、2017年4月の消費税率10%への引き上げを先送りする場合の状況について、「世界経済の収縮」を条件に掲げ始めた。
これまでは「リーマン・ショックや大震災のような重大な事態」が起きない限り、予定通り実施する考えを強調してきた。与党内では「首相は軌道修正を図っている。再増税を見送る可能性が高まっているのではないか」(自民党中堅)との見方も出ている。
首相は最近の国会審議で、予定通り税率を引き上げる方針を明言する一方、「世界経済の大幅な収縮が実際に起きているかなど、専門的見地からの分析を踏まえ、その時の政治判断で決める」(24日の衆院財務金融委員会)などと強調している。26日の衆院総務委員会でも、「株価、市場変動のみでなく、実体経済にどういう影響が出ているかも含め考えないといけない」と語った。年初から急激な円高、株安が進み、世界経済が不安定になる中、再増税を既定路線にしたくないとの思いが強まっているようだ。周辺には「消費税を8%に引き上げたら景気が冷え込んだ。上げなければ、税収は今頃もっと増えていただろう」と、半ば悔やむように語っている。】
●安倍が自ら火をつけて消すマッチポンプ策で、戦時体制化を急いでいることはミエミエ
(GG:安倍が経済の沈没と選挙での敗北に怯えて既定路線だった消費税増税まで再々延期しそれを錦の御旗に国政選挙での自公2/3を狙い始めた。国政選挙の方を消費税増税より優先させた。もちろん戦時体制化を急いでいるからだ。このほうが勝負を賭けやすい―ーと言う判断がある。アベノミクスの賞味期限が来たことは本人も知っている。次の騙しの策は何か。消費税を先送りして国民の支持を得たいのだ。自分が火をつけておいて、火を消したと自賛する。マッチポンプとはこのことだ。そうして独裁を強める。善良な国民を次から次へと騙す悪だくみは何と達者なことか。大手メディアは追随する言葉を与えられたのだが、安保法制反対勢力はこんな子供だましでは騙されはしまい)