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七理GGニュースウォッチ2/11㊦:”自由、平等、博愛”がフランスで喪失?中間層崩壊の歴史的意味?

2016-02-12 01:44:32 | 日記


【信仰は衰え、国家は破壊された エマニュエル・トッド氏 論説主幹・大野博人日刊ゲンダイ2016年2月11日16時53分  
 悪い方へ悪い方へと回り続ける歯車をだれも止められない。そんな気分が世界に広がる。過激派といわれる勢力の暴力、難民や移民への排他的な反応、分断される社会。新著「シャルリとは誰か?」(邦訳、文春新書)で、その閉塞(へいそく)状況の読み解きに挑んだフランスの知識人、エマニュエル・トッド氏に聞いた。
 ――15年前、米同時多発テロが起きたとき、あなたは中東は近代への歴史的な移行期にある、と話してくれました。イスラム過激派と呼ばれる運動は、その流れへの激しい反動だと。今、起きていることもその表れでしょうか。
 「奇妙なことに、中東について新たな宗教戦争という見方がよく語られます。シーア派とスンニ派の戦争だという。だが、これは宗教戦争ではない。イスラム圏でも宗教的信仰は薄れつつあります。人々がその代わりになるものを探している中で起きているのです」
 「『イスラム国』(IS)もイスラムではありません。彼らはニヒリスト。あらゆる価値の否定、死の美化、破壊の意思……。宗教的な信仰が解体する中で起きているニヒリズムの現象です」
 ――欧米の対応はそこを見誤っているのでしょうか。
 「アラブ世界は国家を建設する力が強くない。人類学者としていうと、サウジアラビアやイラクなどの典型的な家族制度では、国家より縁戚関係の方が重みを持っています。イラクのフセイン政権はひどい独裁でしたが、同時に、そんな地域での国家建設の始まりでもあった。それを米ブッシュ政権は、国家秩序に敵対的な新自由主義的思想を掲げ、国家の解体は素晴らしいとばかりに戦争を始めて、破壊したのです」
 「中東でこれほどまずいやり方はありません。今、われわれがISを通して目撃している問題は、国家の登場ではなく、国家の解体なのです」
 ――信仰が薄れるにつれ、社会秩序を支えるにはますます国家が必要になるのに、逆に破壊するちぐはぐな対応というわけですね。
 「つまるところ、中東で起きているのは、アラブ圏で国家を築いていく難しさと、米国などの新自由主義経済に起因する国家への敵対的な考え方の相互作用の結果ではないかと思います」
■フランスは別の国になった
 ――あなたは新しい著書で、テロのあとの仏社会の側の動揺と迷走を分析しました。
 「フランスは夜に入ってしまったようです。私が愛した多様で寛容なフランスは別の国になったように感じています」
 「パリでテロを起こし、聖戦参加のために中東に旅立つ若者は、イスラム系だが生まれも育ちもフランスなど欧州。アルジェリア人の友人はいみじくもこう言いました。『なんでまた、欧米はこんな困った連中をわれわれのところに送り込んでくるのか』。あの若者たちは欧米人なのです」
 ログイン前の続き――そこを直視すべきだと主張したあなたの著書は、激しい反発を呼びましたね。
 「本が出て多くのテレビ番組に呼ばれたが、侮辱されるばかり。『君は本当のフランス人ではない』とさえ言われました。そこにあったのは反知性主義です」
 「今、テレビやラジオでは『イスラムが問題なのは自明』などという連中が幅をきかせています。彼らはイスラム嫌いを政教分離原則などと言い換える。右翼の価値観がフランスの価値観になってしまったみたいです」
 ――昨年1月のテロ直後に数百万のフランス人がデモに繰り出し、抵抗の決意表明として内外で称賛されました。しかし、あなたはそこにイスラム系市民への排他的な空気を感じ取り、仏社会の病理を読み解きました。
 「デモに繰り出した人の割合が高かったのは、パリ周辺よりもむしろかつてカトリックの影響が強く、今はその信仰が衰退している地方。また階層でいえばもっぱら中間層。それは第2次大戦中のビシー対独協力政権を支持した地域、階層でもある。そう指摘して非難の的になりました」
 「リベラルな価値の表明といいますが、実際はイスラムの預言者ムハンマドを『コケにすべし』と呼びかけるデモでもありました」
■経済的合理性という「信仰」
 ――欧州でも中東と同じように信仰の衰退と、それにともなう社会の分断という流れが背景にあるのでしょうか。
 「そうです。今後30年で地球に何が起きるか予測したければ、近代を切り開いてきた欧米や日本について考えなければ。本物の危機はそこにこそあります。歴史家、人類学者として、まず頭に浮かぶのは信仰システムの崩壊です」
 「宗教的信仰だけではない。もっと広い意味で、イデオロギー、あるいは未来への夢も含みます。人々がみんなで信じていて、各人の存在にも意味を与える。そんな展望が社会になくなったのです」
 「そのあげく先進国で支配的になったのは経済的合理性。利益率でものを考えるような世界です」
 ――それが信仰の代わりに?
 「信仰としては最後のものでしょう。それ自体すでに反共同体的な信仰ですが。経済は手段の合理性をもたらしても、何がよい生き方かを定義しません」
 ――そうやって、分断される社会で何が起きるのでしょうか。
 「たとえば中間層。フランスでは、経済的失敗に責任がある中間層の能力のなさの代償として、労働者階級が破壊され、移民系の若者を包摂する力をなくしてしまった。世界各地で中間層が苦しみ、解体されていますが、フランスは違う。中間層の代わりに社会の底辺がじわじわと崩れています」
 「そこを見ないで、悪魔は外にいることにする。『テロを起こした連中はフランス生まれだけれども、本当のフランス人ではない』『砂漠に野蛮人がいる。脅威だ。だから空爆する』。おそるべき発想。ただそうすれば、仏社会内の危機を考えなくてすみます」
 ――仏政府は、二つの国籍を持つ者がテロに関与したら仏国籍を剝奪(はくだつ)するという提案をしました。確かにこれはフランスが掲げる価値観とぶつかるように見えます。
 「二重国籍はフランスを寛容な国にしている制度。仏国民とは民族的な概念ではありません。フランス人であると同時にアルジェリア人や英国人であることはすてきだと考える」
 「提案は、教養のある人には、ユダヤ系市民から国籍を奪って迫害したビシー政権を連想させますが、85%の人は支持している。その意味するところがよくわからないのでしょう」
 「テロへの対策としてもばかげています。想像してください。自爆テロを考える若者が、国籍剝奪を恐れてテロをやめようと思うでしょうか。逆に、国籍剝奪の法律などをつくれば、反発からテロを促すでしょう」
 「私は『新共和国』という言葉を本で使った。中間層が支配する国という意味です。そこでは、イスラム系に限らず、若者をその経済や社会に包摂できなくなりつつあります」
■取り組むべきは虚偽からの脱却
 ――だとすれば日本も共通するところがあります。移民は少ないが、非正規労働者として他国での移民労働者のような扱いを受ける人はたくさんいます。いわば一部の国民が戻る祖国のない移民になりつつあるのかもしれません。
 「興味深い指摘です。先進国の社会で広がっているのは、不平等、分断という力学。移民がいなくても、教育などの不平等が同じような状況を生み出しうる」
 「それに日本の文化には平等について両義的な部分があります。戦後、民主的な時代を経験し、だれもが中流と感じてきた一方、人類学者として見ると、もともと日本の家族制度には不平等と階層化を受け入れる面がある。民主的に働く要素もあれば、大きな不平等を受け入れる可能性もあります」
 ――簡単に解けない多くの難題が立ちはだかっているようです。何が今できるのでしょうか。
 「この段階で取り組まなければならないのは、虚偽からの脱却です。お互いにうそをつく人々、自分が何をしようとしているかについてうそをつく社会。自分を依然として自由、平等、友愛の国という社会。知的な危機です」
 「それは本当に起きていることを直視するのを妨げます」
       ◇
 〈Emmanuel Todd〉 1951年生まれ。家族制度や識字率、出生率に基づき現代の政治や社会を人類学的に分析、ソ連崩壊などを予言してきた。】


(GG:何が起こっているのかーー?どの程度の規模なのかーー?震源は根本的なのか皮層なのか? 起こっている現象は戦後民主主義を支えてきた中間層の崩壊に原因があるのではないか?誰もがある程度豊かになれた時代が、ITの普及に原因を求めることが出来るとGGは一因を考えるが、豊かになれない時代に入ってきたように思う。それにしてもこの問題意識は大事だ。日本では腰を据えたこのような問題意識を提起していないのでは?哲学の分野で考えるなら”ニヒリズムの台頭”だ。それと”国家の喪失”か?守ってくれる国家が喪失してしまい、国家が敵対している―ーようにも見える。これまでどんな潮流があったのかと問われれば、心もとない。ずいぶん前からこの潮流は伏線があったのかもしれない。山崎行太郎氏が言うようにポストモダンの頃かもしれない。ポストモダンのどこが問題なのか?どこを問題にすべきなのか?ニヒリズムの指摘は難しいことでは無い。どういうニヒリズムであるかということだ。支えてくれるべき共同体の喪失感のニヒリズムか?明日は食えないという失職と重なった。どうしても社会的に考えてしまうが、思想的には何か?”思想の放棄”か?それがポストモダンだった?日本の右派は伝統的ではない。アンチョコな結論だけのイージー極まりない集団だ。そこにもポストモダンが流れている?思想を流さない。思想は見かけだけ、思想を看板に偽装しているだけ?
始めに戻ろうーーいまの思潮は何が特徴か?本流になるのか?ーーだ)
(GG:フランス、欧州で起こっていることは”自由、平等、博愛”という近代の価値観の否定だとするなら深刻だ。脱出する方向が見いだせない。近代西洋文化の否定に進むかもしれない。アメリカも自由のを女神を撤去するかもしれない。では思考を止めて行動のみに走ることになるのか?また、”近代の超克”論争が始まるのか? 逆に今こそ肯定すべきではないのか?全存在を賭けて。基本に戻るべきではないのか? フランスの近代はそんなに底が浅かったわけではないだろう。間違えた部分があるとするなら、あまりに理想的だった、ヒューマンでありすぎたことか?経済の下支えを見なかったことか?労働を見ているようで見ていなかったことか?GGは考える。 唐突に聞こえるが、ITの破壊力はこれからもっと明らかになる。雇用と人の移動がロボットと通信の発達にとって代わる恐怖。震源はここにある。産業革命時代のラッダイト運動ではないが…。すると”賃労働と資本”が問題なのか?)


GGウォッチ2/11㊤:①医療費削減で団塊世代に真冬の冷水②本土の沖縄化 脅威は北だけでなく米・安倍

2016-02-12 01:28:21 | 日記


【入院・外来でも医療費削減/診療報酬改定 患者追い出し  2016年2月11日 9時8分 しんぶん赤旗
  中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)は10日、医療サービスや薬の公定価格である診療報酬の2016年度改定内容をまとめ、塩崎恭久厚労相に答申しました。実質1・03%削減とする政府方針に基づき、入院でも外来でも在宅でも徹底的な医療費削減を推進する内容です。
 入院では、“患者追い出し”を狙って重症者への絞り込みを進め、看護体制が最も手厚い「7対1」病棟(患者7人に看護師1人)は、重症患者の割合を15%以上から25%以上に引き上げます。
 自宅に退院させる割合も75%以上から80%以上に引き上げ、「退院支援」加算なども新設します。
 外来患者には、紹介状なしで500床以上の大病院を受診した際に初診時5千円、再診時2500円を最低額とする特別料金を徴収し、強引に受診を抑え込みます。
 薬局には薬剤費を減らす役割を担わせるため、患者の服薬指導などを行う「かかりつけ薬局」への報酬を新設。特定病院の処方せんを扱うだけの大型「門前薬局」についても報酬を削減し、再編を進めます。
 在宅診療でも、難病やがんなど重症者への対応を行わせるため重点評価を行います。同じ日に同じ建物内で複数患者を診療した際の減算制度については「診療の効率性が低下している」と認め、削減要件を緩和します。
 「残薬削減」の名で湿布の処方枚数を1回70枚までに制限。保険給付の範囲を縮小し、患者の自己負担増を進めていく狙いです。】

●NHK報道は「財政に圧迫」で一色。シロアリのシの字も無し
  (GG:いよいよ安倍が団塊世代の医療費削減に本腰を入れ始めた。大事な観点は総額を減らすのかどうかだ。NHKの報道は医療費が日本の財政の巨額な重荷になっているとの報道一色だ。医療に巣食うシロアリにはシの字も触れない。シロアリは悪徳医師や製薬会社など厚生官僚も含めてゾロゾロ隠れて甘い汁にありついている。
 団塊の世代が高齢化し、働きに比べ医療費の出費が増えるのは自然のことなのにその自然のことが認められないと言う。団塊世代が働き日本の高度成長は達成された。歴代自民党が誇る日本の経済成長は団塊世代の賜物だ。その世代が働けなったから国が面倒見ずに自分で始末しろと。こんな理屈が通ったら、子供も親の面倒は見ない世の中になる。それでなくとの惨憺たる様の、日本の伝統である親を敬う気風はズタズタに引き千切られる。
●日本の美風をズタズタにする安倍内患とTPPの外患
 TPPが日本の医療を破壊するとGGは訴訟団に加わるべく手続きを取っているが、安倍が身を乗り出して一般民衆の医療に薄汚い手を差し込んできた。医師会の対応はどうなのか?医師会も儲かればいいとする医者が劇的に増えた今日、一般民衆の立場に立てるのかーーをウォッチしなければならない。GGは湘南鎌倉病院、現在、額田記念病院へ人工透析で通院しているがいろいろ取材したいももの一昨年の脳幹梗塞以来、喋るのが不自由で思うに任せない。鎌倉医師会も取材したいと思っている。近隣の医療情報をお届けしたいと思っている。いずれにしてもGG一人では専門知識も、カバーする領域も広すぎる。同じ立場の老人に集まっていただきたいと切に願う次第だ)  

●なぜ日本は多くの若者が政治に距離?(見出しはGG)
【孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  · 21時間21時間前 
ニューハンプシャー州でサンダース圧勝(60%)、若者層18-29歳の支持が83 %。収入格差重視(全体の32%)の70 %支持。無料1時間http://ch.nicovideo.jp/article/ar967857?key=f522cf2a6e7ce461e485ed61d2486c0f110ded5830bdaa5ac83b084e999ae32b …世界を見渡しても大きな変革を起こすのは若者層。しかし日本では多くの若者が政治と距離。何故なのだ?】

●深刻な日本の政治的自由の無さ。論壇は何を論じてきたのか!
(GG:孫崎氏へ、なぜか? ①あなたはどうだったのか?②なぜ政治に距離を置くのかでは無くて、どのように距離を置いているのかーーではないのか? 若者はバカではないから政治的行動の危険さを知っている―ーと考えているのではないか。日本には政治的自由な発言は控えるような空気が支配している。みんなリクルートファッションで就職の準備をするだろう。政治に距離を置くのもリクルートファッションなのではないか?政治的発言を許されるようになってから発言し始めることが許されるーーのが日本の土壌だ。中国の⒮る共産党指導者が日本をうらやましがったのを耳にしたことがある。日本人は書いてあることを信じ、従順だからだ。「家族が大事」だから戦争に反対するのではなく、反対しないーーという論理なのだ。誰しも感じていることだろうが、政治的発言は自身の職を追放される覚悟がいる。一皮剥げば、基本的人権さえあやしいのが日本の風土だ。逃げられないのだから。それに輪をかけようとするのがマイナンバーではないのか。マイナンバーに正面から人権を侵害する者とは誰も告発しない。にも拘らずマイナンバーは普及しない。誰も心の底では政府を信じていないからだ。協力しない、ストライキはしないが、サボタージュで抵抗するのだ。それは日本の”民度”が向上していることの証だ。しかし、追い詰められれば従うだろう。戦前もそうだった)

●佐世保と辺野古が狙われている!首都から遠いから分からないだろう?
【 最新揚陸艦 佐世保に/19年に米海軍 辺野古と連動狙う 2016年2月11日 9時6分 しんぶん赤旗
  米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)に最新鋭のアメリカ級強襲揚陸艦アメリカ(LHA6)を2019年に配備する計画が判明しました。
 沖縄県名護市辺野古に建設が狙われている海兵隊新基地は強襲揚陸艦が接岸できる軍港機能があり、全長257メートルの同艦も接岸可能です。
 米海軍は加えて、開発中の最新鋭ステルス駆逐艦の佐世保配備も計画。沖縄と本土が一体になった基地強化です。いずれも、米海軍省が9日(日本時間10日未明)に公表した17米会計年度予算案に明記されています。
 それによれば、アメリカなどの配備を想定し、「ジュリエット・ベイスン」と呼ばれる同基地の岸壁の電力供給システムの更新を計画。工期は17年5月~18年10月です。
 現在、佐世保に配備されているワスプ級強襲揚陸艦ボノム・リシャール(LHD6)とLHAの最大の違いは、F35ステルス戦闘機の運用能力です。LHDの艦内にあるエアクッション型揚陸艇(LCAC)の格納庫を取り除き、航空機用の格納庫を拡大。飛行甲板も広げています。
 在沖縄海兵隊は強襲揚陸艦に乗り込んで海外展開するため、同艦や艦載機は沖縄で頻繁に訓練を実施。辺野古周辺で、MV22オスプレイに加え、F35の訓練拡大も懸念されます。アメリカは14年11年に就役したばかりで、沖縄への海兵隊の長期居座りにもつながります。】

●行政協定で日本の主権はボロボロ。日本の平和と安全を脅かすのは北とアメリカと安倍晋三
(GG:北の弾道弾ミサイル実験でもちきりだったが、日本の脅威はもう二つある。本土の沖縄化だ。これまでアメリカ戦争勢力の強権的な日本の国権を無視した行政協定は、本土では目立たないが沖縄において剥きだしだった。日本なのに日本の法律が適用できない。戦前の中国大陸のように「中国人と犬、入るべからず」同様、米基地や事故が起こった場合、事故現場に米軍が優先権があり、日本の警察は立ち入ることが許されないと言う植民地そのものが現出していた。本土の人間には隠されていたことであり信じがたい屈辱に沖縄は直面していた。それへの戦いが辺野古への基地移転反対運動だ。民族派は何故理解しないのか?!民族派が聞いて呆れる!
●安倍のナルシズムに辟易。脳梗塞で止まらない涎でも引っ掛けてやりたい
 そして残る三番目の脅威が安倍晋三内閣だ。どうやら安倍本人はスタイリストの自己顕示欲が強い、まあそれは政治家として皆そうだが、イヤラシイのは安倍のナルシストぶりだ。「国の最高責任者ですから」と言う時の安倍には辟易する)  

●日本の平和と安全の脅威とはーー北と米と安倍政権
昨日北の弾道弾ミサイルへのGGの意見を述べさせてもらったが、寝た後、振り返ってどうしても書いておかねばならないことがあることに気が付いた。タイトルで示したようにアメリカの脅威だ。
北の脅威は喧伝されて誰しもが感じているだろうが一対になっているのがアメリカの脅威だ。

●特定秘密保護法の姿を見たり安倍答弁 会計検査院へも届けず

【特定秘密文書 会計検査院への提供拒否/首相 可能性否定せず   2016年2月11日 9時5分 しんぶん赤旗  
 安倍晋三首相は10日の衆院予算委員会で、特定秘密保護法に基づく秘密指定をめぐって、国の収支に関する文書が秘密指定されれば会計検査院に提供されない可能性を否定しませんでした。
 民主・階猛氏への答弁。
 秘密保護法の第10条1項は、特定秘密を持つ行政機関が「我(わ)が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれ」があると判断すれば、国会の要求であっても情報提供を拒否できるというもの。「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査」すると定めた憲法90条に違反するとの疑念があります。
 安倍首相は、会計検査院に関して「(秘密保護法10条1項が)かからないということではない」と答弁しました。階氏が「情報提供がなされなくなるおそれは、法律上はあるということだ」と指摘しました。】

●醜悪な姿がゾロゾロ 臭いものには蓋で会計検査院にも詳らかにせず
(GG:ゾロゾロお化けが出てきた。醜悪な隠していたものが隠しきれずオンパレードの観がある。まだフルキャストではないが。こうして国民にかくして甘い汁も啜るのだ。仲間を集めて銀座や新橋、六本木でやれすき焼きだとかやれ寿司だとか、有名料理店をどれだけ知っているか、伝統あるゴルフ場でプレーしたかが肩で風を切る風潮が蔓延する。先頭はもちろん安倍殿様だ。国民には何一つ反論する尻尾を掴ませないため国家秘密で蓋をする。二重三重に蓋をする)