葉っぱのミカタ4

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クッションモス(?)

2008-08-19 09:41:05 | 100均観葉図鑑「か」

クッションモス、こうなるともういけません。

手遅れです。どう頑張っても、立ち直ってくれません。経験談。

何度も記事に上げていますが、これが最後かしらクッションモス。

お店での愛称は「モス」。

でも最近はふわふわしたした子が多く入荷するので「アフロ」って呼ぶことも・・・。

 

 

■売り場での様子?■

 

お待たせしました!!じりじりとお盆明けを待ち、ようやく。

 

メーカーさんに、アドバイスをもらってきました!!

 

とは言っても、この植物のメーカーさんと直接取引しているわけではなくて

間に、仕入先のお取引先様があるので、そちらの方に

「メーカーさんにアドバイスもらうことってできますか?」

と、お願いし七咲の代わりに、モスの性質などを聞いてもらって、

また聞きでお返事が来た、という、ちょっと回りくどい展開ですが。

 

本音を言えば、

 

直でメーカーさんと話したかった!!

 

って感じですが

まあ七咲、ぺーぺーの雇われ者なので、このブログのノリ全開!で

変な話をして、本部に迷惑かけてもいけないですし・・・と自粛した次第です。

(ここのノリで話さなきゃいいじゃないか、って、それは言わないお約束ですぞ)

 

まず、七咲のお願い。

クッションモスの本名が「クラマゴケ」という事を知り、図鑑の教えに従って

湿潤の環境で世話をしていますが、どうしても生きながらえさせることができません。

アドバイスなど頂けないでしょうか。

 

これに対して、メーカーさんに聞いてくれたお取引先様の答え。

クラマゴケという名前ですが苔ではなくイワヒバの仲間です。

地面を這うようにして成長します。

湿潤を好むので土が乾く前に水をやってください。

なるべく明るい日蔭で管理しますが、

冬はレースのカーテン越しに光を当ててください。

風通しが悪いと蒸れて、すぐに枯れてきます。夏は特に注意してください。

湿潤を好むので、葉っぱにも霧吹きで水をやってください。

 

ここで七咲、大絶叫。

 

葉っぱに水かけていいんですかー?! 

 

電話の向こうで、ジェントルマンなお返事。

はい、霧吹きで水をあげてください。

管理も難しく、非常に、手のかかる植物で、ホッタラカシにはできません。

市場にもあまり出回る事のない、貴重な植物だと、言うことでした。

以上です。

 

あ、有難うございます!大変助かります!

 

そうですか。良かったですね。

 

ハイ、お手数をおかけしまして、スミマセンでした。それでですね。

 

はいはい、では失礼します。

 

あのですね!

 

プツ。

 

おおー電話切られたー!!

図鑑には、水かけるな、って書いてあるんですけどー?!

って叫ぼうかと思ったのですが、よく考えたら、メーカーさんのまた聞きなので

今、お取引先様に聞いても、「?」 って感じだろうしな・・・。

もう一回、聞いてきてください、っていう勇気はないしな・・・。

 

電話を切った直後に、図鑑とメーカーさんのどちらを信じるか、

苦悩すること、1時間。

・・・メーカーさん、かな・・・。実際世話をしての、返事だろうし・・・。

 

しかーし!

七咲、疑り深いのが信条ですので、(そんなものを信条というな)

過去、図鑑を信じずに、モスに水をかけたことがあります。(何のための図鑑だ)

元気にはならず、枯れちゃったんですよね・・・。

それ以降、霧吹きで水はやってないんですが、

イキイキしてる子はいつまでもいつまでもイキイキしてるんですけど・・・。

 

皆様、どっちを信じますか?!

 

と、自分のふがいなさを棚上げしている場合ではないので

モスに、これでもか!と霧吹きで水かけてきました。

以前は怖々かけたから余り効果がなかったのかも知れない!と思いまして。

明日、全滅してないことを祈ります。

 

もう、直で話したくてたまらなかったのですが、こんな状況でスミマセン。

まず、その霧吹き以外の新情報は増えなかったのですが

ツッコミどころ満載な、このお返事。

 

1、地面を這うようにして成長する

なら、上に育てるのではなく横だ、というわけで、

鉢は浅く広く、が適しているのかどうか。

このポットはもう溢れてて、上の方の子は地面に触れていないので根が伸びず

水を吸収できなくて枯れるのでは?すぐ植え替えが必要か?

 

2、なるべく明るい日陰で管理

の、「なるべく」、は

なるべく日蔭、なのか、なるべく明るい、なのか。どっちにかかるんだろう。

冬は日に当てろ、っていうくらいだから、なるべく日蔭、なのかな。

 

3、地面が乾く前に水をやる

常にじっとりじめじめで管理しているものの

お店には風というものがない。それでも、あくまでも、じめじめがいいのか。

・・・よくないだろうな。よくないから、蒸れて枯れてるんだろうな。

でも水やらないと、土が乾いて枯れるんだよな。

なんにしても枯れるんだけどな、枯れる子はな・・・。

 

4、管理も難しく、手がかかる。そんな子を、ホイホイ送ってくれるなんて!

 

5、市場に滅多に出回らない貴重な植物で。そんな子をホイホイ送って以下同文。

 

という、以上の点を、これから確かめなくてはなりません。

タイムリミットは1か月を切ってしまいました!

この記事を最後にしている場合では、ありませんでした。

その後の報告をお待ちください。

 

あと1か月で真相を解明できるかどうか頑張ります。

 

 

■七咲のおすすめポイント?■

 

直で話したかった、第一の理由は。

なんで、クッションモス、って名前にしてるんですか?って事だったんですけど・・・。

 

モスが40鉢来て疲労困憊だったお盆休業期間中、

せめて何か情報はないか?と、ネットで夜な夜なサイトを徘徊して

物凄い発見をしてしまいました。

(今まで誰にも突っ込まれなかったので自分で突っ込んでおきます)

 

ネットで調べると、クッションモス=セラギネラ、

だけどこの写真の子は、クッションモスでも

 

セラギネラにあらず!!(ビシッ、と突っ込み)

 

えええー?!なにー!?って感じでした。

 

その昔、セラギネラ、という名前でこの子が入荷していた時に

ネットで、「セラギネラの流通名はクッションモス」 という情報を得ていて、

先の冬ごろから入荷してきたこの子の、「クッションモス」という名札を見て

「セラギネラ=クッションモス」説は、まゆつばではなかったんだな、と

一安心していた所なのに!(サイト様に対して、ものすご失礼な疑心暗鬼)

 

まあ確かに、最初のセラギネラ、の時点で、ネットの写真とずいぶん違うが?

という疑問がなかったわけではなかったのですが

そんなの、当店では日常茶飯事ですし・・・。

こいつとこいつは、こいつなのか?!と画面と実物に問うこと、数十分

まあ成長すればこうなるんだろう、という方向でお願いします。と自己完結。

していたのですが。

 

この度見つけたセラギネラ一族の写真の中で、

イワヒバ属のクラマゴケ、って植物に、激似だ!

という大発見をしました。(そしてメーカーさんにも太鼓判を押してもらいましたね)

まあセラギネラもクラマゴケも同じ一族なので、育て方に差はなかったのですが

それにしたって、名前がいくつもいくつもあってややこしい!!

 

なんでこうなっちゃってるのか、という内部事情を知るためには

もうこの「夢世界(英語)」の会社に就職するしかない!のですが

所在地、静岡県だしな・・・。

旦那様をおいて単身赴任か。

 

旦那様は七咲よりも、よほどしっかり生きている人なので

(七咲の必要性はあまりない)

旦那様を置いて単身赴任、には、まるで問題なさそうですが

葉っぱちゃんたちをおいて単身赴任、という事ができそうにありません。

全員、つれていくわけにもいかないしな・・・。

 

あ、うちとお取り引きをしているメーカーさんは「夢世界(英語)」で

正解でした。

先日、撤退処理をしていて気づいたのですが、

植物の発注カタログにちゃんと名前載ってました。

今まで全く!見ていませんでした。(退社しなければ永遠に気付かなかったかも)

慣れで仕事するって、こういうことか、と、自分が呪わしく思えてならなかった、

入社15年目の夏・・・。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名前の由来は (komy)
2008-08-20 06:47:34
クッションのようにフカフカしたコケのようだからですかね?
そのまんまでスイマセン(笑)

いろいろ調査ありがとうございます!
自分ももう一度チャレンジしてみようかな。

【水切れ⇔湿潤の環境⇔風通しが悪いと蒸れる】
このコンディショニングが非常に難しいですね^^;

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Re:名前の由来は (七咲)
2008-08-20 17:56:35

おお~確かにフカフカクッションです
セラギネラをクッションモスというのが正しいのか
クラマゴケをクッションモスというのが正しいのか、が
物凄く七咲を苦しめた(と言うほどでもないですけど)
名前問題だったのですが、komyサンの言うように
見た目、ふかふかクッションの方はクラマゴケですよね~。
(些細なことが気になるA型です。重箱の隅まで突きます)

しかし、あのふかふか葉っぱに葉水をすると、中で、
蒸れて蒸れて、もう大変!!って事になりそうな気が…。
仰られるように、コンディショニングが、超玄人級、って感じなので
この子を極められれば、怖いものなし!でしょうか
返信する
いまさらですが (ayano)
2009-03-31 01:08:24
頂き物のヒカリゴケって クラマゴケのことかしらと このブログにたどり着きました。

その後どうなりましたか?
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ayanoサンに♪ (七咲)
2009-03-31 14:18:48

はじめまして!ayanoサン♪ようこそおいでくださいました。
しかし折角辿りついてくださったのに、情報の薄いブログで面目ございません!

その後…、その後はですね。
あんなに入荷していたクッションモスは入荷ブームが去ったのか、それからの一か月間、全く入荷せず、
そのうち退職日になり、七咲が現場を去ってしまったので、
コレといった決め手の決着がありません。
(おまけにどこからも突っ込まれなかったのですっかり忘れてました。←正直ものでスミマセン)

退職までの数日で、生き残っていたクッションモスと過ごしましたが、弱った子を復活させることはできませんでした。
元気な子は、葉水を行っても弱りませんが、蒸れないように神経を尖らせる作業も増えるので、良い!とも、悪い!とも言えません。
両方試した結果、
 1.潅水のみで乾燥に気を使うか
 2.潅水と葉水で乾燥と蒸れに気を使うか
このどちらかは、好みで大丈夫!という感触をつかみました。
あとは光。強すぎない光を十分に確保する、この調整もまたムツカシイのですが
倉庫よりは店内の方が長持ちしました。
そして重要なのが風通し。乾燥させず蒸れさせず、良い塩梅を保たないといけません。
この、水・光・風、という3大環境に大変気難しい性質で、
つくづく、100均という性質の店(素人しかいない、しかも人手がない=世話が出来ない状態)で販売できるような「単純」な子ではないと痛感した次第です。

こんな「その後」で、何のお役にも立てないのが、大変、申し訳ないのですが、
ayanoサンのヒカリゴケ、丈夫に育ってくれる事を力いっぱいお祈りします。
(↑これしかできなくて、本当にもう、ごめんなさいづくしで…)
コメントいただきまして、ありがとうございました
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